第8回　ココ・シャネルの名言①〜時代の最先端を自ら切り拓いた戦う女性【名言と本の紹介エッセイ】

「失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。」

ファッションデザイナー・企業家
ココ・シャネル


成功の裏には必ず数々の失敗あり。
挑戦をしなければ失敗はないだろう。
かといって挑戦をしなければ成功はもっとありえない。
何か到達したい目標があるのなら、何回か失敗するのを織り込み済みで努力する。

「優しさに包まれてする仕事なんて、本当の仕事じゃない。
怒りがあって、初めて仕事ができるのよ。」

ファッションデザイナー・起業家
ココ・シャネル


時代に変革をもたらす起業家は怒りを原動力にしている人も多いと聞く。
不便、不条理、不合理などの解決すべき社会課題に対する怒りなのだとか。

「みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。
でも、それが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。」

ファッションデザイナー　ココ・シャネル


ブランド=他者と差別化された独自性ある価値。
人と同じことをやっている限りは、ブランド価値にはならない。

独自性を追求して固定ファンを増やそう。

「宝石をつけることで女が豊かになるわけではない。」

ファッションデザイナー
ココ・シャネル


女性に限らず、男性にも言えることだろう。
外見を飾り立てるだけでは豊かとは言えないのではないか。

改めて豊かさとは何かを考えたい。

自分が心の平安を得られるものこそが豊かさではないだろうか。

「私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。」

ファッションデザイナー・実業家
ココ・シャネル


男性の私から見ても、シャネルの生き様はかっこいい。
生き様がかっこいいので、その言葉も力強い。
時代を切り開いたウーマンリブの先駆けだろう。
並々ならぬ情熱とパワーの持ち主。
見習いたい。

「女性は大勢集まった時に、はじめて一人ひとりの個性や美しさが際立つの。
お花畑を見たらすぐわかることよ。」

ココ・シャネル


比較対象があった方が個性は際立ちやすい。

類似商品で溢れている現在の市場でも、他社の類似製品とは違う勝負の軸を持てば、個性は埋もれない。

際立つ一輪の花に。

「欠点は魅力の一つになるのに、みんな隠すことばかり考える。
欠点は上手く使いこなせばいい。」

ココ・シャネル


欠点やコンプレックスを克服しようとする努力も大事。

でも、それを笑いのネタにしたり、
同じ思いをしている人の共感のネタにするのも魅力的。

欠点もリブランディングの対象に。

「あえて一人でいることを大切にする時もあっていい。
自分の価値観を他人にあれこれ言われたりするのは嫌だし、ましてや整理整頓することなどやめてほしい。」

ファッションデザイナー
ココ・シャネル


自分の内面世界にまで土足で踏み込まれるのは、余計なお世話というもの。
1人の日記時間も大切。

「翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすためにどんな障害も乗り越えなさい。」

ココ・シャネル


無名だから、資金がないから、人手がないからといって、
嘆くばかりでは前には進めない。

優れたリーダーは、
今あるものを工夫して使いこなすことで、少しずつでも目標に向かって進んでいく。

「型にはまった退屈な生活をする暇はないのよ。
仕事のための時間と人を愛するための時間があるだけ。
ほかに費やす時間はないわ。」

ファッションデザイナー
ココ・シャネル


実現したい目標がある人にとっては、退屈している暇などないのだろう。

個人的には、シャネルは戦う女性というイメージ。

「私は好きなことしかしない。
私は自分の人生を、自分が好きなことだけで切り開いてきたの。」

ファッションデザイナー　ココ・シャネル


最初はつまらないと思うものでも、必要であれば、好きになる努力をしてみよう。

それを前提に、仕事の仕分けをしていき、次第に好きなものだけに全振りしよう。

最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

今回の名言と本の紹介エッセイは、ココ・シャネルを取り上げてみました。

とにかく彼女はかっこいいですね。
生き様のかっこ良さがそのまま一つ一つの言葉のかっこ良さにつながっていると思います。

現代よりもまだまだ女性が社会で活躍するのが困難だった時代に、彼女は最先端を走り、自ら道を切り拓いていきました。

そんなココ・シャネルの人生を見ますと、個人的には「戦う女性」というイメージを持っています。

それは、彼女の言葉の端々から感じる戦闘力の高さが物語っているのではないでしょうか。

これからも、人生を生きる上で役に立つ名言と本の紹介をコツコツと続けて参りたいと思います。

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名言や本が人生を生きる上で悩んでいる人のお役に立てたら嬉しいなと日々思っております。

この試みに共感して下さる方は、応援して頂けますととてもありがたいです。

それでは、次回作もぜひ楽しみに待っていて下さい。

戦略マスター頼朝