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44歳お母ちゃん🇧🇪ベルギーでゼロからフランス語|ようやくB1修了 【3年10ヶ月】

ヨーロッパのフランス語圏に引っ越してきてからもうすぐ4年で、ようやくCEFR B1を修了しました。ホッ。のんびりペースで恐縮ではありますが、ゼロから少しずつB1を通過することができ、ささやかな成長に、思わず心の中でピースサインです。

こちらの語学学校の教え方が効率がいいようで、毎日台所にいる時間に自分のレベルに合ったフランス語を聴くことと、italkiで「話す練習」をすること以外は、たいして勉強することなく続けることができました。お母ちゃんの場合は、書店やネットで目にする「○○ヶ月でペラペラに〜」なんて美味しい話はなく、継続と、生活の中でフランス語を耳から感じとる時間を作ることが効いたようです。

お母ちゃんには、家で熱心にフランス語学習をするガッツも勤勉さもないので、労力に対する効果を見極めながら教えてくれる語学学校ペースメーカーがいたからこそ、続けられたと思います。どの指導者も「語学は修行じゃない」「文法学習だけではコミュニケートできるようにならない」という考えをもっていて、それがとてもよかった。加えて、この学校は政府から補助金を受けており、授業料は、週2回1回3時間の授業に教材と検定料も含めて、年間4.5万円。このお値段であれば、経済力に左右されずに、誰でも学ぶことができ素晴らしい。

B1の学習はというと、終盤になると、どんどんスピードが早くなるわ、接続詞を使ってどんどん文が長くなるわで、とうとうギリギリついていけている感じでした。先生からは「あたなは話すのが遅い。けれど時間をかければ説明できているから、まだ大丈夫。」と常日頃アドバイスをいただき、やはり「すらすら話すこと」が課題です。これはもう、文法や教室で身につく力ではないので、仕事に出て使うとか、フランス語で恋に落ちるとかして(笑)、策を練らねばです。

私が暮らす国のCEFR B1試験は王道のDELFではないのですが、COVIDやロックダウンを経て、リスミング・ライティング・スピーキングの全てがオンラインで行われました。特に大きく切り替えられたのが筆記試験の方法です。2時間で3つの作文を書く筆記試験の新しいルールはこちら↓

【2021年の筆記試験ルール】
・オンライン辞書OK
・ネットで情報収集OK
・スペルチェッカー使用OK
・翻訳アプリと人間意外は何でも使ってOK

結局これらのツールを使っても、話の筋道と、豊かな表現力を持つことと、文章を正しく整える力は自分次第である、ということがよくわかりました。今は、翻訳アプリや自動翻訳を活用しながらボーダーレスに情報収集できる時代になり、またスペルチェックの使用も当たり前。コロナをきっかけに、試験方法を大胆に変えて挑んだ学校の勇気に関心です。

9月からはB2コースです。こちらでは子供を現地校に通わせるとなると親もB2までは学習した方がいいと耳にしますので、宿題が多くないことを祈りつつ、できる範囲で続けていきたいと思います。お母ちゃんが目指すのは「昨日よりもマシなフランス語」。語学は継続と繰り返しの中で力がつく、合格・不合格などは副産物と捉えて、気楽にいきたいと思います✌︎('ω')✌︎

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このZ会の図によると、日本の英語教育も新学習指導要領が始まり、高校でB1修了を目指すとのこと。高校生のみなさん、44歳のおばちゃんでもできたということは、君たちは絶対にできる。応援しています!文科省さま、文法学習や英検ばかりが評価される英語教育にならぬよう、今度こそは、実用性やコミュニケーションを重視した、効果的で効率のいい英語指導を、日本の子供達のためにお願い致します。

おまけの一枚:日本のスーパーで売っているコロッケが恋しい子供達。COOKPADのおかげで、とんかつソースさえあれば、簡単美味しい日本のコロッケのできあがり✌︎('ω')✌︎ 巨大すぎたけどドンマイ。

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お母ちゃんゼロからのフランス語奮闘記↓



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