6歳児と初級英語|好きと嫌いとオエッ〜。
ヨーロッパのフランス語圏に引っ越してきて3年と8ヶ月。日本に住んでいた頃は、当時8歳のお兄ちゃんと、6歳のお姉ちゃんと、近所の子供たちを集めて、英語教室をしながら英語に触れさせていましたが、末っ子は全くの英語初心者。到着から3年が経ち彼が6歳になった頃から、手が空いていて、お手軽・お気軽にできそうなことがある時に、少しずつ 英語に触れさせています。
さて、日本のおじいちゃんおばあちゃんから、大好物の日本のお菓子が届いたある日。お菓子に目がない彼は、おじいちゃんおばあちゃんの愛情とともに、小包にぎっしりと詰まったお菓子をずらりと並べて、さてどれを食べようかと物色中。三人兄弟で山分けなので、取りっぱぐれのないように、しっかりと数も把握しなければならないようです。
まずは大好きな「チョコあ〜んぱん」をおやつにいただきながら、6歳児はその美味しさに舌鼓。ちょうど私もお茶を入れて、彼の隣に座り、「おっ、これは格好な話題ではないか」と、彼にとって2ヶ月ぶりの英語タイムに。
どうやら、「チョコあ〜んぱん」は英語風でも「Choco-Anpan」で解るらしい。しめしめ、ならば、彼の好きなお菓子シリーズで続けてみよう。
同じように、「チョコボール」や「ポッキー」も通じる。最初のうちは、目の前にあるお菓子を指差しながらが分かりやすいようだ。
次は、目の前にはないけれど、英語でも音でわかりそうで、好物だったり定番なお菓子で試してみました。例えば、、、
彼が好きなお菓子の範囲であれば、目の前になくても、英語にしても分かりやすいものであれば通じる模様。音の流れや声の調子も、少しずつ真似上手になっていきます。
どれどれ、お次は、目の前にもなく、お菓子でもないけれど、音で分かりそうな食べ物をいろいろと試してみました。例えば、、、
日常でよく目にするものだったり、好きなものであると、勘を使えば理解できるようです。「勘」を使うことは、外国語を学ぶ時に非常に大事。最初はわからなくても、ジェスチャーをつけながら、色や形を簡単に説明したりして、何度か繰り返せば、きっとわかるはず。すぐに日本語に置き換えて説明しないように気をつけます。どうしてもわからない場合は、実物や写真を見せればOK。大事なのは、子供が英語を話している気分になっていること。
終盤は、変な言葉を入れてみました、、、
こんな感じで、飽きる前に、5分ほどで終了。私の目標は、子供が英語を使ってみることなので、単語を覚えたり、スラスラ言えるようになることは全く期待していません。時折おやつの時間に、同じような質問を投げかけてみて、今回のように好きなもの嫌いなものについて英語で小さな会話ができれば嬉しい。できなくても、また気軽に楽しく同じようにやってみればグッド。言語習得は、繰り返し繰り返しですね。
おしまいに、こちらの本を読み聞かせました。3歳くらいの小さな子供向けの絵本ですが、「おいしい」と「ウエッ〜」が一目瞭然なこの絵本を読めば、このふたつの言葉がぐっと身近になります。
まずは、目の前に見えるもの、好きと嫌いがはっきりとわかるもの、名詞を学ばなくても音と勘でわかるもの、そういうものから始めれば、わかりやすい。わかりやすいと、使いやすい。実際に話して使ってみると、今度は聞き取りやすくなる。
子供が、これならわかる、これならできる、と思える範囲で、気軽にやっていきたいと思いま〜す。
順番で全て読めま〜す↓
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