椿 綾羅

” A Question of Unlimited Answer. “ エブリスタと小説家になろうで書いてる人。ついでに、答えなき創作求めたり、好きなことにたまに走りすぎる人です。こちらは、エッセイと裏話メインになります。よろしくお願いします。

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自己紹介ブログ的な何か

皆さん初めまして。椿綾羅と申します。 ただの飲んべな堕落学生です。嘘です、ごめんなさい。 えっと、元は、占いツクール、カクヨム、小説家になろうなどを転々としながら活動していました。分け合って転々としていたんですけどね(笑) あ、ちなみに、今はこことエブリスタにアカウントを構えています(まだ活動前ですが)。 基本的にプロフィールに書いてある通り、ショートショートをメインにして書いていました。長編を書く集中力が皆無なので←おい 話が広がる前に、ここでの私の活動、まあ、やりたいこ

    • 白夜~ 一章 日常 ~ 3

       午前の授業と給食の時間を終え、昼休みになった。  本音はものすごく行きたくはないが、約束してしまったので、給食当番の仕事を終えた後、相談室へ向かった。  廊下に出ると、給食係の当番の人たちが慌ただしく片付けをしていた。  私のクラスは教室が一階だから、いくらか楽なわけだが。給食を片付ける所が一階にあるので、上の教室に比べれば、の話だが。  一階の教室である意味良かったと、のんきなことを考えながら中央棟と呼ばれる、職員室などがある棟につながる外の渡り廊下に出た。  ものすごく

      • 白夜 ~ 一章 日常 ~ 2

         集合場所に遅刻したものの顧問はいなかった。顧問に怒られずに済み、放課後の鬼メニューは無くなった。  部員の中に鬼メニューに巻き込まれるのを分かっていて、わざわざ遅刻者を報告する裏切り者などいない。だから、絶対にばれない。  鬼メニューがなくなっただけでも喜ぶべきなのだ。  が、しかしだ。人間贅沢なもので、不満なんていくらでも出てくる。  ちなみに、今の私の文句は、寒い、眠いだ。強烈に眠い。朝練を終え、寒々しい自分の教室に行く。自席につくなり眠くなった。  嗚呼、本当に嫌だ。

        • 白夜 ~ 一章 日常 ~ 1

           がくん、と自分が落っこちるような感覚で目を覚ます。  嗚呼またか。自分が死ぬ夢を見た。気がする。  六時に鳴る、うるさい時計のアラームを止め、布団の中にもぐりこんだ。  まだまだ、布団が恋しい一月の朝。  暖かい布団の中と、凍り付くような、は言い過ぎかもしれないが寒い外。どちらの環境が良いかと言われたら、布団の中の方が圧倒的に快適なのだ。  布団から出たくない。正直、このまま寝てしまいたい。  しかし、今日は憎いことに平日なのだ。  中学生である私のお楽しみ、冬休みはすでに

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        • 白夜
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          白夜~プロローグ~

           白夜というのは夜でも、昼間のように明るいことを言うのだと、教えてもらったのはいつだっただろうか。  なんて、アスファルトの上に仰向けで寝転がりながらふと思った。  残念ながら、私の視界に移るのは空の闇、ぎらつくネオンの明かりだけだが。  白夜とは全く違う、欲望にまみれた景色だ。  白夜の意味を教えてもらったとき、人の心みたいだな、と思ったことがある。多分、説明しても何を言っているかわからないとは思う。私ですらどう表現していいのかわからないからだ。  ただ、強いて言えば本来は

          白夜~プロローグ~

          白夜 前書き~必ずお読みください~

          前書き  本作「白夜」のページに来ていただき、誠にありがとうございます。  僭越ながら、本作についていくつか注意事項がありますので、先にそちらを書かせていただきます。  本作は、すべてフィクションであり、現実とは全く関係がありません。  しかし、読んでいくうちに現実とリンクしてしまったり、若干鬱っぽくなることもあるかもしれません。そのくらい、胸糞悪い小説を書いたつもりですし、書いているつもりです。  ですので、何が起こっても、私は責任を取れません。ご了承ください。  それで

          白夜 前書き~必ずお読みください~

          魔女へのプレゼント

           魔女、これすなわち人智を超えた自然の力を行使する、人であって人ならざる者。それゆえに、絶滅した。そういうことになっている。  しかし、細々とつつましく生きている魔女は現代でもいる。 かつてのように、力で人を苦しませるのではなく、人々の安寧と願いをかなえる存在として。  どんな願いでもかなえる、ある種のシステムとして生きていく。  そう、教えられた。  そして、都市伝説の様な話に縋りつく人間の願いをかなえて生きていくということも。  でも、もしそうなら、魔女の願いは誰が叶える

          魔女へのプレゼント

          冷たくなった君(改)裏話

           はいどうも、最近読書ばかりしているダメ人間こと椿です。  本当にね、読みたい本ばっかあって引きこもっちゃってるんですよ。よくないね、本当に。  まあ自分の事情は横に置いておいて。 「冷たくなった君」の裏話ですね。  まあ、裏話と銘打ってますがこの話を書いた経緯とか、もろもろの説明がメインになるのかなあ。  お察しの方もいるとは思いますが、冷たくなった君の元ネタは診断メーカーというランダム診断のです。何年か前にこの診断結果を使って小説を書くみたいなのがちょっとだけはやってい

          冷たくなった君(改)裏話

          第五類に移行してからコロナに感染した話

          はじめに 皆様お久しぶりです。暑い中いかがお過ごしでしょうか。  最近百鬼夜行シリーズの履修で忙しい椿綾羅です。    今回投稿させていただくのは新型コロナウイルス感染レポということで、感染時(いやまあ、私はほぼ無症状だったので同居人の症状にはなりますが)と後遺症について書いていこうと思います。  最初は、正直書くか悩んだのですが、色々ありこのくらいしてもいいよねということになったので今回書くことになりました。  まあ、前置きはこのくらいにしておいて。  第五類に移行した新型

          第五類に移行してからコロナに感染した話

          やばい者たち

          Side 人間  とある格安アパートの近くの交差点に、大きな事故で無残な死に方をした幽霊が出るらしい。  どこにでもありそうな怪談話だが、たまに真実だったりする。そう、先ほどの幽霊の話は本当であり、そのとある安アパートの住人たる俺は毎日見かけている。  茶金系の髪の毛にいわゆる若者がしている格好で、冬に死んだのか厚着をした幽霊だ。  別に、こいつに何かされたわけではない。されたわけではないし、ただ交差点を見ているだけなのだが。  正直、見えない方が絶対的にいいし、見えていよ

          やばい者たち

          JDがどら焼き(?)を食べて感動する話

           学生というのは非常に忙しいものである。  否、正確には大学三年生で、ゼミを取っていたり、実験のレポートに追われていたりする大学生と言う生き物は非常に忙しいものである。加えて就活などもしなければならない。故に、ネコの手を借りたいくらい忙しい。  ちなみに、本が山積みになっている教授の部屋を片つけるのはゼミ生の仕事ではないし、下手にやって崩したくもないのでそこは論外である。  兎にも角にも大学生というのは忙しい。  しかし、人間というのは忙しくても、欲求と言うのは生じるものであ

          JDがどら焼き(?)を食べて感動する話

          水と剃刀のおまじない

           ねえねえ、運命の相手を見つけるお呪いって知ってる?  ああ、キューピットさんとかそういうんじゃなくてさ。  え、そういうのは全般的に嘘くさい? 所詮都市伝説でしょって? 私もそう思う。  でもね、本当にただの都市伝説だと思う?  私はね、あるお呪いをしたら本当に運命の人と出会えたの。  いつもマスクをしていて、外してくれないけどかっこいいし、優しくて紳士的な人。まあ、マスクはコロナもあるし、仕方ないけどさあ。二人っきりのときは外してほしいけどね。  ってそうじゃなくて。 出

          水と剃刀のおまじない

          飲み歩きレポその弐

          ※あてんしょん!  著者は成人済みです。お酒がちょっとだけ飲めます。  飲酒は二十歳を超えてから! 飲酒運転ダメ絶対。  予告なく、作品を消す場合がございますが、ご了承ください。  また、案件ではなく個人の日記のようなものなので悪しからず。 ※こういった作品の都合上、酒蔵のお名前をお出ししていますが、不都合がある場合はお手数おかけいたしますが、Twitter、あるいはコメント欄にてお申し付けください。作品を削除、または、ご指摘いただいた場所のみ加筆修正といった対応をさせていた

          飲み歩きレポその弐

          飲み歩きレポその壱

          ※あてんしょん! 著者は成人済みです。お酒がちょっとだけ飲めます。  飲酒は二十歳を超えてから! 飲酒運転ダメ絶対。  予告なく、作品を消す場合がございますが、ご了承ください。  また、案件ではなく個人の日記のようなものなので悪しからず。 ※こういった作品の都合上、酒蔵のお名前をお出ししていますが、不都合がある場合はお手数おかけいたしますが、Twitter、あるいは本投稿のコメント欄にてお申し付けください。作品を削除、または、ご指摘いただいた場所のみ加筆修正といった対応をさせ

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          無くなったアイス

           もう食べられないのだが、好きなアイスがある。  上諏訪の国道二十号線沿いにあり、かの高名な文豪の作品と同じ名前をもつ酒造メーカーだ。  そこで作られている銘柄の一つ「雄町」という純米大吟醸の日本酒がある。その酒粕を使用したアルコールゼロのアイスがあった。そのアイスが語りつくせないくらい美味しかったのだ。復活しないかなと思うくらい今でも食べたいアイスの一つだ。  雄町のアイス(一々酒粕を使ったとかを書くのが面倒なのでここでは「雄町のアイス」として表記する)と出会ったのはもう覚

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          ある動画を見ていた時の怖い話

           あなたはこんな話を聴いたことがあるだろうか? 「怪談話とかの配信をしているときに、霊は画面の前にいる」  これは、とある番組にてユーチューバー業界の怪談話がテーマの時、スタジオにいた配信者が語った言葉である。  昔から、百物語など怪談をしているとやってきてしまうという話は存在する。彼らも生者が何を話しているのか気になるのかもしれない。  え? そんなの嘘臭い、幽霊とか実話怪談を話しているときの怪異は嘘っぱちだって?  そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。  今から

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