無理ゲーをプラスに。地方移住リモートワーカーの4年目
今では当たり前になりつつある、リモートワーク。我が家は東京⇒広島へ移住、感染症が流行る前から夫婦ともリモートワークをしています。今回はここに至る経緯と現状を書いてみます。
ざっくり年表、こんな感じです。
2012年4月→娘、誕生
…
2016年頃から地方住まいを考え出す
2018年4月→東京の自宅で在宅勤務スタート
2019年1月→WEEKLY OCHIAI観覧。HUCと出会う
同年3月→娘、卒園。広島県へ引っ越し
同年4月→娘、小学校入学。慣れない日常
2020年→HUCや地域活動へ少しずつ参加
…
2021年今に至る
きっかけは子育て、保活
知らないところへ移住ではなく、広島は私の地元なのでUターン移住。
しかし、20年ほど離れていたので感覚としては未開の地に近い(笑)
ちなみに、夫は岡山県で地元が近く、なんとなくいつかは帰りたいねと話してはいました。
きっかけは子どもが産まれてから。
さらに思いが強くなったのは保活に疲弊していた事、自然の多いところで子育てをしたいと思った事です。
あと私が、無償に土に触りたくなったというか、人工的な自然じゃない、荒々しい自然を求めるようになったり。。
よくわからないけど、頭の中に漠然としたイメージが膨らんでいきました。
そして、娘が小学校入学を機に!という目標を設定しました。
・無理ゲーをプラスに転じてみた
私は引っ越す前に1年間、すでに東京の自宅で在宅勤務をしていました。
技術職なので、在宅はできそうかなと思っていたんですが、当時はリモートワークなんて皆無。。
会社の方もよほどの理由が無ければNGでした。
――なぜ可能になったのか。
私の住んでいる自治体が『年長クラスになっても短縮勤務を取得している場合、選考時点での指数と異なる状況となるため、入園取消(退園)となる場合があります。』という謎のルールがありました。
私は、時短を使っていたので愕然としましたが、待てよ、これはチャンスなのでは?と考えたのです。
会社に自治体のルールを伝えて、時短無しだと夕食を作る時間もない、我が家は完全に無理ゲーですと訴えました。実際に無理ゲーという言葉は使っていませんがw
そして在宅勤務の承諾を得たのでした。
え、そんなあっさり?!
もちろん、その先には地方移住リモートのプランがありました。。
・移動しても続けられる環境がありがたい
結果1年やってみて、周りの人達の支えもあり、在宅可能だという信頼と同時に私の自信にも繋がりました。
そして東京を離れる際、会社に引き続き在籍したい事を伝えると、むしろ喜ばれたのも意外でした。
建築業界もエンジニア不足だということも後押ししているとは思いますが、素直に伝えてみてよかったと思います。
今では、会社の方もリモートワーク推奨の流れがあり、様々な方針が決まり、多くの人が利用しつつあります。
選択肢が広がるっていいですね!
ちなみに夫は私とは全く違う業界(広告メディア)です。
出張は多いですが、なんとか変わりなく4年目を迎えているようです。
仕事部屋は別々に!
よく聞かれるのは、夫婦で家にいてどうなの⁉︎という事。
仕事部屋は夫とはもちろん別。これは必須!
平日の生活はお互い干渉していません。ランチもたまに一緒に食べるくらい。
時々娘が横に来るので、練り消しがくっついていたり、消しカスを丸めたものが転がっていたり。デスクは常に娘の侵食があります(笑)
コミュニティや地域との繋がり
地方移住+リモートワークにしても、単に移住だったとしてもコミュニティに所属していると、孤独感が軽減されると思います。
↓↓引っ越してすぐ、尾道で。
この頃めちゃくちゃ寂しかったのを覚えています。
少しずつ、母親アップデートコミュニティ(HUC)のメンバーに声をかけて頂き、支えてもらいました。
環境を変えてみて、最近はコミュニティ✖︎地域にも可能性を感じるようになりました。
それに関しては私のnote最初の記事に書いているので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
自分の好きと想像力を
ちょっと小ネタっぽい私の経緯ですが、面白い!と言われる事が多かったので、今回書いてみました。
リモートがいいとか、地方だからいいとか「絶対」というのはもちろんありません。
あくまでほんの一例として読んで頂ければと思います。
仕事は好きだけど、環境も変えてみたい。試行錯誤した結果でした。
どんな働き方も『母親』になっても、自分の好きを大事に。
もっとワガママになってみて、色々想像してみるといいと思います。
一見理不尽に見える制度や考え方も、見方を変えると好転するかもしれない。
もちろんそんな制度やルールは、これから変わっていくと思います。声をあげる事も大事ですね。
ちなみに、私は数年後はどこでどんな事をしているのかな…
まだまだ想像しています(笑)
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