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いとさん、メキシコへいく3

こんにちは、いとさんです。

観光プランをほとんど何も決めずにやって来て、ひたすらホテルのプライベートビーチから海を眺めていたところ、通りかかったスタッフがIsla mujeres(イスラ ムへーレス)という島へのクルージングツアーに参加しませんか?と話しかけてきました。mujeresとは女性達の意味ですから、日本語にしてみるなら“女たちの島”と言ったところですかね。色んな想像ができる名前ですけれど、写真を見せてもらって、島の美しさに惹きつけられて行ってみる気になったのです。

カンクンの港から出発して島に数時間滞在し、夕方に港に戻ってくる1dayツアーです。当日、朝早くにホテル前までツアー専属の運転手さんが迎えにきてくれました。他のホテルでも順番にツアー客を積み込み、全員を港に送り届けてくれました。港で確か入島のための手続きをした覚えがありますけど、詳細はすっかり忘れました。

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吸い込まれそうな海の色に惚れ惚れしながら船に揺られ暫く行くと、シュノーケルをしましょうということになりました。この辺りは潮の流れが早いので、泳ぎに自信のある方だけ参加してくださいねと言うので、私は遠慮して船に残りました。ダイビングの資格を持っていますが、生身で海へ飛び込むシュノーケルは心許なく、尤も自分の泳ぎにはこれっぽちも自信がなかったので船に残る決断は早かったです。アメリカンダディが勇みよく海へ入っていきましたけれど、思っていた以上に波が強かったのか、アカーンと引き返してきました。

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油絵のような鮮明な青にただただ目を奪われます。大昔に高知県の足摺岬から見た太平洋は長い間私の心に留まり続けましたけれど、カリブ海もそれに匹敵する強烈な印象を私に残しました。そういえば、途中でガイドさんが豪華な建物を指差して「ここはリッキーマーティンの別荘だよ」と教えてくれました。何やら豪華なパーティーが開かれていたそうで、まるで自分のことのように自慢げに色々話していました。

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Isla mujeresにもホテルがあり、浜辺は大勢の人で賑わっていました。島内の移動にはゴルフカートをレンタルできますが、今回は滞在時間が短いのでビーチへは徒歩にしました。温水プールのように暖かく、どこまでも遠浅な浜でゆったりとした時間を過ごしました。

カリブ海へバカンスにやってくる人は大勢います。そのためにサンゴ礁が破壊されているという現実もあるそうです。メキシコの人たちは残された自然を残そうと努め、クルージングツアーの客に日焼け止めクリーム等の使用をしないようにと言いました。日焼けにめっぽう弱い私の肌は、火傷と見間違えるほど真っ赤に焼けてしまいましたけれど、その代償に美しい地球の姿を1日堪能できたので良しとします。

いとさん

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