拳銃暗殺

#テレ東ドラマシナリオ テーマ:訪問者 タイトル【暗殺屋の留守番は気が重い 】

テーマとして選んだのは、サトー兄弟さんの作品「訪問者」です。


◆主要キャスト

・白崎恭平(25歳)…主人公。暗殺屋さんの留守番 兼 店長代役

・アサシン野沢(年齢不詳)…暗殺屋さんの店長。凄腕の殺し屋

・大富豪の若妻…(27歳)…第一話 メインゲスト

・大富豪(57歳)…第一話 ゲスト


◆あらすじ(第一話)


俺の名前は白崎恭平、25歳。酒と女とギャンブルで出来た借金返済のために留守番 兼 店長代役をやらされている。どんな店か?口にするのも禍々しい。暗殺を請け負う店。本当の店長は凄腕の殺し屋。アサシン野沢と言えば裏社会で知らない奴は居ない。野沢はその腕を買われて海外に出張中だ。俺は、野沢の代わりにの代わりに一週間、暗殺の依頼を受けなければならない。今のところ幸い、「お客様」は一人もいない、というか、来るな。暗殺なんて、したくもない。

留守番 兼 店長代役、3日目。残念なことに最初の「お客様」、大富豪の若妻がやって来た。浮気が酷いダンナを暗殺してほしい、それが若妻の依頼だった。一通り話を聞いたのち、暗殺するより浮気現場を秘かに押さえて裁判沙汰にして財産をブン取り、そのあとSNSで拡散すればスターに成れると若妻を説得した。


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◆あらすじ(第二話以降)

二人目は学校で虐められている高校2年女子が担任を、(第二話)三人目は不倫をしている夫が酒とホストに溺れる妻を(第三話)それぞれ暗殺してほしいという依頼だったが、俺は暗殺するよりもメリットのある提案をして説得し暗殺を回避した。

だた、四人目の政治家からの依頼は断れなかった。1回目は断った。ただ、2回目の話の途中、恋人が拉致され俺も銃で脅されてしまったからだ。

暗殺なんて、したくない。恋人も、助けたい。

説得に失敗した俺は、秘密を知ってしまったために消されることになった。

こめかみにひんやりと拳銃の感触がする。恋人も助けられないなんて、俺は無力すぎだ。何もできない、もう終わりだ!

絶望に打ちのめされた俺を助けてくれたのは、予定よりも1日早く帰ってきたアサシン野沢だった。

結局、アサシン野沢が仕事をしている間は留守番 兼 店長代役を続ける事になった。因果な仕事だが殺さなくていいなら、暗殺依頼をしてくる奴らを説得していいなら、割と良い仕事だ。




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