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【人物解体新書】「ないない尽くし」で言い訳したくなる自分と闘い続けて3ヶ月。うまくいかなかったからこそ、営業は天職だと気がついた。

【人物解体新書】とは、話を引き出すプロのキャリアコンサルタントがHR領域での活躍者にインタビューをして、様々な心理学やキャリア理論を用いながら、読者の皆さまが再現できるように活躍者を解明していくコンテンツです。


㈱ログシー(ROGC Inc.)キャリアコンサルタント&広報担当の鈴木さくらです。

新たなチャレンジにおいて、これまでのやり方がまったく通用しない状況に追い込まれたとき、あなたなら何を拠り所にどんな行動を取りますか?

2019年にROGCに入社し、1年も経たずに大阪支社長に就任した、弱冠24歳 の菱沼亮汰。コロナ禍において事例もない、お客様もいない、知り合いもいないというなか、会社の命運を背負ってひとり大阪に降り立ちました。すべてが手探りの状態でうまくいかず、何度も諦めそうになっては自分を立て直し、結果を出すまでの4ヶ月間における成長の軌跡と秘訣を探っていきます。


■即答だった大阪行き

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(大阪支社のオフィス内見が終わり、一杯やるか!と。
右が代表の山田、左が大阪支社長の菱沼)

大阪支社の立上げは、大阪出身の代表山田の悲願でもあった。2017年にROGCを創立した当初からずっと、地元に貢献したいという想いを温めてきた。

「大阪支社を立ち上げたのは今年4月ですが、昨年12月ぐらいに社長から話を聞きました。社長に営業同行をしてもらったときに、会社の規模を拡大する中でそういう話をいただいて即答で、行きます!と答えました。その後、またよく考えて正式に行く旨伝えました」。

即答で快諾とは、なかなか肝が据わっている。

「そもそもROGCに入社を決めた理由は、自己成長をしたかったから。転職活動をしていた当時、実は人材系の大手企業からも内定をもらっていたけど、成長したいという想いが強くあって人材ベンチャーのROGCに決めました。大阪で知り合いもいない、事例もないというなかで、純粋にやってみたかった。スキル以上に人間性を磨きたくて、自己成長という意味でチャレンジしたかったんです」。


■暗雲立ち込める大阪支社立上げから3ヶ月続いた予算未達


「立上げ前の3月2週目あたりから、大阪支社の本格的な準備を進めていて、アポ取りをしていました。その時に取ったアポが、4月の初日に半分以上なくなったんです。リスケとかアポ自体がなくなって。めちゃめちゃきつかった。こっちは売上サクッと決めて目標掲げていたのに、現実はそんなことになってしまって…」。

苦労をすることは初めからわかっていたものの、出鼻をくじかれる厳しい現実を目の当たりにした。それをどう挽回しようと思ったのだろうか。

「ここは初心に戻って、新卒で営業やるのと同じように、本当にひたすら行動するしかないと思いました。ひたすらテレアポしたし、週末も飛び込み営業をしていました。とにかくアポを取る。いや、アポを取らせてくださいって」。

行動でカバーしたくても前代未聞のコロナ禍の状況のなか、思うようにいかないことの連続だった。そのなかで心が折れそうなときはなかったのだろうか。

「ありましたよ…5月に育成支援の統括細野さん泣きながら電話で相談したことがありました。売上が全然上がらなくて、どうしたらいいのかと。周りから名ばかり支社長と思われたくなくて、支社長ならば支社長らしく売上も含めてやっていきたいと思っていたから」。

その他にも苦労はたくさん出てくる。

「一番苦労したのは、大阪と東京で営業スタイルが違うってことですね。東京では毎月新規獲得賞を受賞していたし、大阪でも新規を取れると思って高をくくっていたところがありました。ところが、新規がなかなか取れない。東京よりもビジネスライクの人が少ないように感じます。人柄重視とか付き合いや人情を大事にしている人が多い。そこを新規で、しかも短期間で入り込むっていうのは難しい」。

東西で営業スタイルがまるで違うなか、4-6月では予算の未達が続き、支社長として、そして営業としての職務を全うできないしんどさを心底味わった。

「初めてこんなしんどさを経験しました。東京本社では毎月予算を達成して快勝してたので。営業は与えられた数字を達成するというのが一番のミッションなのに、未達は職務を全うできていないということになりますよね。やってもやっても結果が出ない。本当に苦しかった。支社長という立場と、プライベートなところでいうと彼女が一緒についてきてくれて、諸々守らなければいけない状況のなかで極端な話、大阪支社がなくなるなんてことになったらそれこそ皆に迷惑かけちゃうので、毎日不安な気持ちで過ごしていました」。

と同時に、言い訳をしたくなる自分自身とも菱沼は毎日闘っていた。

正直、言い訳しかしたくなかった。でもそこで言い訳したら営業として終わりだと思っていました。それこそコロナとかお客様が一社もないとか、そういうなかでの仕事だったから言い訳しようと思ったらいくらでもできる。でも、それを承知の上で大阪に来たわけだから。自分の不甲斐なさとか営業力のなさを言ったことはあったけど、言い訳はしなかった」。


■4ヶ月目にして、滑り込みセーフ!での予算達成

ひっしー画像③

(昨年忘年会のときにディズニーランドペアチケットが当たって嬉泣きした菱沼。しかし予算達成の男泣きはこの比ではない)

3ヶ月間の予算の未達が続き、これ以上はもう何が何でも達成しなければならず、菱沼は背水の陣だった。そして、4ヶ月目。7月が終わる1営業日前、ギリギリのところで予算達成をする。

「達成したことが決まった瞬間、受注の連絡をもらった瞬間、全身の力が抜けました。めちゃめちゃうれしかった。10秒後ぐらいに社長に『達成しましたよ!』って泣きながら電話しました」。

ひとり苦しんだからこそ、予算達成のうれしさは何にも代えがたく、よろこびもひとしおだった。そして一緒によろこんでくれる人がいるということも、格別にうれしかった。

「4-6月に、未達の苦しさを感じながらある意味種まきをしていたんですよね。きっとここは受注できるだろうなと思ってやってた。そこから7月に一気に花が咲いたってかんじですね」。

苦しさから抜け出せたターニングポイントはどこにあったのだろうか。

初めてお客様ができた時が今でも忘れないターニングポイントです。ちょうど1ヶ月してからくらいかな。当時は攻略法が全くわからなくて、がむしゃらにやってたんですよね。だから、結局自分のやり方のどこが響いたのかよくわからなかったけど、とにかくうれしかった。初めてお客様がついて、営業の楽しさを思い出しました」。

前職は製造職だったためROGCで初めて営業職をするようになった菱沼は、営業が好きだと言う。そんな菱沼にとって営業職とは?

営業職とは…RPG!僕は仕事に楽しさを見出したい派なので、こういう風に見積もりを書けば、納得してくれるんじゃないか、こういう資料を出せば、受注に繋がるんじゃないかって攻略法を考えているときがめっちゃ楽しいですね。月を重ねるごとに営業目標は高くなっていくから毎月しんどくなりますけど、でもその分やりがいは大きい」。


■大阪支社長の右腕求む。新メンバー募集!

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(大阪支社のオフィスにて出来立てほやほやの会社のプレートと共に)

今も毎日一人で奮闘している菱沼。大阪支社はただいま絶賛メンバー募集中で、二人目となる支社長の右腕として、どんな人と一緒に働きたいのだろうか?

「将来起業したいと思っているような、週5日インターンやるくらいガッツのある人がいいですね。どちらかというと、手取り足取り教えると言うより自分一人でガンガン動いていける感じ。『打倒!支社長!』みたいなことを入社後すぐに言っちゃうような、僕を上司ではなくライバルとして見てくれて切磋琢磨できる人。制度面とか社風を含めて、一緒に会社を創っていきたいと思っているような新卒の人が合うかもしれませんね。ROGCという組織としてのやりがいは、とくに大阪支社は本当にここからなので裁量権があるっていうこと。むしろ裁量権しかないっていうこと。一緒に色々と創っていけるし、創りたいと思っている支社長がここにいます」。

大阪支社長として、改めてROGCの仕事のやりがいは?

無形商材を扱う人材営業は自分次第でいかようにも創意工夫ができること。ヒト・モノ・カネ(&情報)の経営資源のなかでヒトの重要性は高い。だから覚えることは山ほどあるけど、専門性が身につく。そしてROGCは採用支援から人材育成まで一気通貫できる面白さがある。あと弊社では『好きな人と好きなことを好きなだけ』という、メンバーみんなが大切にしている価値観があって、僕はそれが好きで。自分のお客様は自分で選ぶ、というのが会社としての方針です。『あ、この会社や担当者の方、お客様になってほしいな』みたいな。ただ、選んだからにはお客様に圧倒的な成果や価値を提供することに全力を尽くします」。

最後に、今後大阪で東京本社を超すほどの圧倒的な存在感を出していきたいと語る菱沼の目指す人物像やゴールを聞いてみたい。

「三人います。一人目は、小さい頃から憧れている徳川家康。自分の夢や目標を仲間に共有して、仲間もそれを理解した上で共に戦をした。自分の師のために死んでいけるくらい人望がある。二人目は、社長の山田。組織全体を見ながら経営をしているのは本当にすごいと思う。営業もそうですが、たくさん面倒を見てくれて、リーダーとして経営者として、人としての生き方も含めて、社長の背中は継続しながらずっと追っていきたい」。

そして三人目は?

父親です。父は中学の数学教師で、人望があるんです。父を見て僕も一時期、先生になろうかと思ったときがありました。どんなにしんどいことがあっても、周りの人がめげずに父についていく。学年主任もやっていて、リーダー的存在で、周りの人がついていっていました。それはすごいなと思った。けっこう強豪校のバスケ部の顧問もやっていて、生徒さんを惹きつける魅力がある。尊敬する三人を胸に留めておきながら大阪支社長としてそういう人になって、ROGCをもっともっと発展させていきたいと思っています」

(おしまい)


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(東京本社のメンバーと)



■編集後記

▼インタビュイー菱沼:
こんなに正直に話したことは初めてだったので楽しかったです。普段営業でも取材をするんですけど、取材されてる相手の気持ちが何となくわかる気がしました。さくらさんと営業メンバーのなかで一番繋がりがあるのは僕ですよね。元ログカレPJリーダーとして、今日のインタビューは昔に戻れたみたいでうれしかった。アルファベットのログカレ時代に。

▼インタビュアー鈴木:
チャレンジの数だけ苦労もよろこびも人一倍多い。それが菱沼さん。一人で毎日奮闘する菱沼さんに想いを馳せつつ、波乱万丈ストーリーをドキドキワクワクしながら聴かせてもらいました。予算達成して7月末日に東京本社で再会できた時はうれしかったなあ。毎月帰ってきてね、待ってるから!


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