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【飲食業界ニュース(12/18-12/22)】今週公開された気になるフードビジネス記事を[PICK UP!!]


こんにちは。hibana編集長の本橋です。
毎週土曜日は今週1週間の間に公表された『フードビジネス』に関する最新ニュースをまとめてご紹介していきたいと思います。


飲食業界の今週のトピックス(12/18-12/22)

トースターでほったらかし土鍋炊飯ができる “陶器のおひつ” クラファン目標額43倍達成 タイパを叶える令和版炊き立てご飯 炊飯器よりも節電 超軽量キッチンアイテム ~農水省プロジェクト賛同企業のアイテムで作る様々な季節のレシピ紹介~

利便性が向上した令和版「おひつ」。昔の懐かしい食体験を感じつつ、新しい機能を持たせ、商品をアップデートした良い事例ですね。今後も、昭和、平成時代のヒット商品のアップデート版が続々登場しそうです。


絶品牛タン料理をお手頃価格で楽しめる!「牛タン大衆酒場 べこたん糀谷」が2023年12月22日(金)グランドオープン

コロナ禍でも、若者向けの大衆酒場が人気業態の1つでした。昨今は、海鮮や串のような定番の大衆酒場ではなく、より特徴的なキラーコンテンツを持った大衆酒場が登場しています。今回は、「牛タン」その他にも、大手企業を中心に、「おでん」「豚足」「寿司」など。コロナ収束し、宴会需要が回復していますので、今後も新しい酒場業態が登場してきそうです。2024年も注目のジャンルではないでしょうか。


【新サービス】クラフトビールが好きな人のためのレストラン検索サイト「ピンタップ」を公開しました!

クラフトビールを中心に、クラフトドリンクが年々注目されています。このような、ニッチな検索サイトも新しい発見があり、面白いかもしれません。クラフトビール好きのファンに支持されるようなサービス展開が重要になりそうですね。


AI店舗支援SaaS・口コミコム運営のmov、LINEヤフーの各種サービスに情報掲載できる「Yahoo!プレイス」の教科書を「口コミアカデミー」で公開

口コミコムに連携できるポータルサイトの活用ポイントが学べるサービスです。
登録することで、無料で学べるので、店舗系ビジネスのマーケティングを担当されている方は押さえておくと良いと思います。


今年度の忘年会・新年会(2023年12月~2024年1月)の動向を調査

ホットペッパーグルメから忘年会・新年会に関するアンケート調査が公開されていました。予算は4,685円と過去最高です。飲み会の頻度が減少しことにより、忘年会予算が上昇したように思います。いずれにせよ、コロナ収束し、飲み会は確実に回復しています。2024年はさらに活発化していきそうです。


びっくりドンキーに密着!Vol.15 びっくりドンキー2023年最新販売数(出食数)ランキングTOP10を発表!

ハンバーグチェーンの人気メニューランキングが発表されていました。プレーンのハンバーグを除くと、「チーズ」「和風おろし」「目玉焼き」などが人気です。このトッピングについては、ハンバーグ専門店であれば、鉄板の人気メニューではないでしょうか。また、サイドメニューといえば、「フライドポテト」ですね。


【星野リゾート リゾナーレ那須】春に旬を迎えるキャベツにちなんだおかず系シュークリームやアイテムがセットになった「キャベツピクニックバスケット」販売|期間:2024年3月16日~4月26日

この記事では、おかず系シュークリームに注目しました。「チーズ&生ハム」「ホットドック風」の2種類を用意されているそうです。シュークリームといえば、スイーツを想像しますが、シュー生地を使用した惣菜系メニューも面白いと思いました。ファストフード系の店舗やメニューを開発している方にとってはヒントになるのではないでしょうか。


トップインタビュー/サンマルクカフェ・鎌田滋之社長に聞くベーカリーカフェへの回帰

コロナにより、業績が低迷したサンマルクの改革について、社長がインタビューに答えていましたので、紹介させて頂きます。業績低迷の時こそ、『原点回帰』が大切ですね。ベーカリーカフェとしてのあり方を見直し、看板商品のチョコクロをブラッシュアップされたそうです。店舗経営に携わる方におすすめの記事です。


ラーメン・カレー・定食/11月既存店売上丸亀製麺6.9%増、王将フード9.9%増

麺系業態の売上は好調に推移しています。アルコール業態の回復は遅れていますが、食事メインの業態は出店も再開され、少しずつ拡大フェーズになります。


無印良品/ふるさと納税の返礼品にカレーセット提供開始

2023年はふるさと納税のルールも見直され、話題になりました。ふるさと納税に関する市場は拡大しており、地方の事業者にとっては、強い武器になります。昨今のEC販売を見ていると、

・日常品→安い、手頃、安心感→アマゾン、楽天など
・新しい商品の発掘や応援→クラウドファンディングでの購入
・社会貢献をしながら地方の商品を発掘する→ふるさと納税
・ブランドのファン→公式ECサイトでの定期購入(サブスクなど)

このようなパターンに区別できそうです。

個人、中小企業のEC事業進出については、クラウドファンディングやふるさと納税から実施、反響があれば公式ECサイトを立ち上げ、ファン獲得&定期的な購入に向けてフォローするパターンがよいかと思います。

無印良品もふるさと納税に関わると考えると、やはりまだまだふるさと納税の伸び代があるのではないかと考えてしまいます。


「冷凍食品トレンド大賞2023」大賞は『冷凍食品値上げ』。業界関係者が選ぶ今年の冷食トレンドランキングを発表!

昨今、冷凍食品のイメージがよくなりました。今では、冷凍パンのが美味しいと言う場合もあり、冷凍パンのECなども人気ですね。これから、冷凍技術はさらに向上、冷凍販売が主流になる日も近いかもしれません。
自社ブランドを持ち、キラーコンテンツがあるようであば、ぜひ冷凍食品化を検討し、飲食店の多角化を検討してみるのもありかと思います。


世界の海を豊かにする「うに再生養殖」技術から生まれた『はぐくむうに®』2023年分を販売開始

今年は生牡蠣の養殖に話題もありましあが、こちらは人気の雲丹の養殖についてです。飲食店にとって「雲丹」はキラーコンテンツになりますので、安心、安全、美味しくて、価格も手頃になっていくと、フードビジネスとしても、根付いていきそうな気がしております。


シブスクの“ご褒美バレンタイン”特集2024年注⽬キーワードは「厳選素材・王道・焼き菓⼦」

SDGs、サスティナブルと言う考え方が主流となった昨今。商品や購入に至るまでに、原料、食材、製造方法、製造企業のビジョンやミッションなど味以外の情報の重要性が高まっています。今後は、細かい部分にもこだわった「本物」であること、「王道」のジャンルのアップデートされた商品が、消費者の心を掴めるのではないでしょうか。


ダイエット中のご褒美に!大豆粉のパンケーキが R Baker(アールベイカー)の2店舗で発売開始

大豆粉と米粉のパンケーキ。原料を時代のトレンドに合わせたものに変え、王道の「パンケーキ」で商品化した事例ですね。まさに、パンケーキのアップデート。今後はこのような商品を多数登場してくると思います。いかに、お客様に支持される商品としてブランディングができるかどうかが大切だと思います。


日本初上陸のピザレストラン「Pizza 4P’s」で、シーベジタブルの海藻を使ったオリジナルメニューや店内装飾が登場

「海藻」を使用したピザと言うのがポイント。しかも、その海藻も、海洋環境の保全や環境負荷の少ない方法で育成された海藻を使用した商品のようです。まさに、サスティナブルを意識した食材を、「ピザ」と言う王道ジャンルのメニューと組み合わせた、アップデート商品かと思います。海藻ピザを食べることで、地球環境保全につながっているというストーリーが今後の広報戦略の参考になります。


【日本初上陸!】韓国で大流行のピザブランドALLDAY PIZZA SERVICE™︎が不動前にOPEN

韓国の人気ピザブランドが日本に上陸しました。「韓国ピザ=ディップ式ピザ」のようです。日本ではほとんどありませんので、この新しい食体験が日本で受け入れられるのか注目です。


A5和牛と鰻の二刀流!川越に贅沢な「うな牛」専門店を2023年12月22日にオープン

コロナ禍から話題の「うなぎ」。和牛とうなぎのコンビメニューをキラーコンテンツに据えて、新しい店舗がオープンするようです。贅沢感のある和牛とうなぎが同時に味わえてしまうのは、さらに贅沢ですね。いいとこどりメニューで、肉好きユーザーとうなぎ好きユーザーを獲得していけるのか、今後の展開が注目です。


PPIH、博報堂/リテールメディアの新会社設立

近年話題になっている「リテールメディア」。小売業の実店舗を活用した広告モデルでは今後もマーケティングのトレンドになっていきそうです。


くら寿司/アプリ注文のオンライン事前決済を拡充

飲食店のネット予約機能として、クレジット情報の登録や、予約時の事前決済機能が増えています。忘年会時期は特に慎重になる無断キャンセルですが、事前決済を導入した予約により、そのような不安がなくなり、店舗業務に集中することが可能になります。事前のネット予約が当たり前になり、現在は事前決済(スマート決済)の流れが来ています。


(※こちらで紹介するニュースは、主観にもとづいて、記事を取り上げております。また、個人的な感想も添える場合もございます。)
目に付いたニュースがありましたら、気軽に読んで頂ければ幸いでございます。


今週 1週間のニュースまとめ

今週も食に関わる様々なトピックスを取り上げました。

今回は、新店舗のオープン情報や、SDGsやサスティナブルを意識した食材を使用した店舗など情報が印象的でした。新しい商品や店舗の情報も目立つものの、ベースはこれまで存在していたモノを現代風にアップデートした形が多いです。個人的にはこの「今あるものをアップデートする」開発プロセスが重要ではないかと思います。商品そのものであったり、売り方だったり、情報の伝え方だったりと考え方は色々あります。私自身、マーケティングに携わる人間として、常に新しいビジネス情報を収集しながら、アイデアを考えていきたいと思います!

引き続き、フードビジネス事業者様に役立つ情報を取り上げていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。


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