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柔軟性を効率よく高める運動とは

前々回の記事 柔軟性を高めるにはで身体を柔らかくするポイントを3つの項目にわけてお伝えしましたが
今回は2つ目の柔軟性に効果的な運動についてお伝え致します。

運動というと何を思い浮かべるでしょうか?
野球?サッカー?バレーボール?ランニング?
それらは正しく運動であり、スポーツと言い換えることもできます。

それらができる人は是非やって頂くと良いですが、普段運動習慣がない人にとっては非常にハードルが高いでしょう。

では今度は頭に"筋肉”をつけて筋肉運動と考えるとどうでしょう?
筋肉運動は生まれてから常にし続けています。
歩いているときはもちろん、座っている時も。
寝たきりになろうとも生命維持のために筋肉運動はし続けています。

という事で生きている限り何らかの運動をし続けているわけなんですが
その仕方によっても、身体が固くなるか柔らかくなるかが変わってきます。

筋肉は力を入れると収縮します(正確に言うと収縮することで力を出します)。
なので思いっきり力を入れたときは思いっきり収縮します。
その後きちんと伸ばしてあげれば良いのですが、そのままにしておくと筋肉は硬くなります。
これは筋トレなどに代表される、いわゆる無酸素運動ですね。

それに対して有酸素運動は、軽めの負荷を断続的にかけて筋肉の緊張(収縮)と弛緩を繰り返すものです。
その状態ですと血液のポンプ作用が促進されて血流が良くなります。
有酸素運動の代表例としてはランニングでしょう。

ただここで注意して頂きたいのは、ランニングも無酸素運動になり得るという事です。

ランニングが有酸素運動となるか無酸素運動となるかの分かれ目は・・・
ズバリ 強度!
ランニングも強度が高まると無酸素運動になるのです。

運動強度がある一定のラインを超えると無酸素運動になってしまいます。
体力というのは個人差が大きいので「どのぐらいの速さ」というのは一概には言えませんが、見分ける目安としては息が上がるかどうか  です。
ランニングをしていて呼吸が苦しく感じたらそれは無酸素領域に突入しています。

身体を柔らかくするためにランニングをするのであれば、人とおしゃべりをしても大丈夫なぐらいのひゃさで走ると良いでしょう。
最近ではスマートウォッチで心拍数を計測できるものも増えているので、そういうものがある方は心拍数を120bpm台にとどめるように走ると良いでしょう。

有酸素運動という事でウォーキングも良いのですが、ランニングとウォーキングを比べると一歩の歩幅がウォーキングのほうが大きいため、意外かも知れませんが印肉への負荷はウォーキングのほうが大きくなりがちです。

身体を柔らかくするおすすめの運動としては、ゆっくりのジョギングです。
その時に負担を少なくするために綺麗な姿勢を保って、上下に跳ねないようにするとベター✨
スピードは歩くよりもゆっくりなぐらいでも構わないので、できるだけ力まずにやりましょう!

今回のまとめ
・無酸素運動は身体が固くなりやすい
・柔軟性を上げるには有酸素運動
・ゆっくりと走るのが効果的
・心拍数でいうと120bpm台にとどめる
・姿勢を意識できるとなお良し

さて、今回は柔軟性を上げるのに効果的な運動についてお伝えしました。
ゆっくりと走ると全身の血流が良くなるので、そのあとにストレッチをやるとストレッチの効果も高まります💡
何事も無理のない範囲内でやるのが吉!ですので気張らず楽しみながら取り入れていって頂ければと思います!


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