インデアンのレトルトを食べてみた
北海道・帯広市のソウルフードと言えば?
豚丼?いやいや。
スイーツ?ノンノン。
インデアンでしょ。
先日、帯広市に住む友人・バツ丸との通話中、彼からタレコミがあった。
「インデアンのルーがレトルトで販売されたらしいぞ」
なんですと?こいつぁ、黙っていられん。
なぜならば、僕は空前絶後の超絶怒涛の元インデアン店員、インデアンを愛しインデアンに愛された男であるからして。これを試さないわけにはいかないのだ。
というわけで、買ってきたよ!
おひとつ500円。レトルトカレーとしては決して安くないのだろうが、遠方でインデアンが食べられると思えば安い安い。
ちなみに、買ってきたのは今月の頭なのだが、食べるタイミングを逃し続けて今日に至る。
そういう意味でも、レトルトはありがたい。
今日は母が出かけていたので、昼食は自分で用意しなければならない。絶好のインデアン日和である。
はたして、いつものインデアンルーと遜色ないクオリティーなのかどうなのか。
インデアン側の万全なコンディションで臨むため、裏面の召し上がり方に忠実に従うことにする。
1.調理
工程1:袋のままたっぷりめの熱湯で8分温めてください。
本品は、湯せんと電子レンジの両方に対応している。
しかし、「湯せんがオススメ!」とあのカレールーを入れるなんか魔法のランプみたいなやつも言っていることだし、今回は湯せんで。
まず、お湯を用意。
一人暮らし時代からお世話になっているアイリスオーヤマの鍋に、どぼどぼと水を入れ、火にかける。「たっぷりめ」ってなんだか抽象的な表現だな。どれくらい?これくらい?おっけおっけ。
沸騰するまで、カビゴンにきのみでも食べさせながら待つとしよう。
待つこと数分。
この熱湯風呂の中に、カチンコチンのインデアンを投入する。
8分待ちやがれということなので、正確に8分を測る。
待っている間、めちゃくちゃ暇だった。
適当にインデアンの位置を調節しながら、万遍なく熱が伝わるようにする。
あまりにも暇だったので、折り返しの4分が経過した瞬間にパシャリ。
さらに待つこと4分。
キッチンタイマーボーイがPiPiPiと鳴った。湯せんが完了した。さて、インデアンをすくい出すとするか。
お湯から顔を出している袋の端っこをつまんで
あっつ!!!!!
貴様、これまで愛情を注いでやった恩を仇で返すつもりか。ならば、こちらも相応の態度をさせてもらおう。
ん?もう一度試せと言うのか?
・・・うむ、これなら持つことができる。そうかそうか、わかってくれたか。信じていたよ。
工程2:湯せん後、取り出した袋を軽く振り、全体をなじませてください。
ふりふり。
ふりふり。
ふりふり。
よし完了。
工程3:ご飯の盛り付け
ここからは、ルーの袋には書いていない工程。
まず、皿の用意。
本来であれば、あの銀色に輝くカレー皿で食べたいところではあるが、如何せんここは帯広市外の下級庶民の家。
代替案として、我が家に代々伝わる由緒正しいカレー皿を召喚することにした。
そこに、母が外出前に炊いてくれたご飯を盛り付ける。
これを・・・
こうじゃ。
工程4:ルーの盛り付け
いよいよ、インデアンとご飯とが感動のご対面。
ついに完成した・・・!
あれ、なんかご飯の量多くない?ま、いっか。
2.実食
感動のご対面が済んだところで、さっそくいただこう。
いざ、参る!
う、
う、
うまい!(テーレッテレー)
インデアンだ!完全にお店の味そのものだ!
レトルト食品は得てして味が劣るものだが、これは違う。ちゃんとインデアンがインデアンたらしめる味になっている。ちょっとなに言ってるか自分でもわかんない。
確かに、お店で食べたりお店でテイクアウトしたものを食べたりした方が、美味しいに決まっている。しかし、レトルトでここまでの再現性を持ったものが今まであっただろうか。いや、ない。
さらに、冷凍というのが高評価。夏場のテイクアウトが厳しいので、このように冷凍で持って帰られるのは、遠方の民にとって非常に嬉しい。
これは素晴らしい商品だ。心の中のマチャアキが「星3つです!」と叫んでいる。
3.評価
4.結論
ちゃんとインデアンだった。
本当にお土産にオススメしたいほど美味しいので、カレーが苦手な人以外はぜひご賞味あれ。
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