渋谷スクランブルスクエアに選ばれなかった僕ら、大塚愛が表紙のサンレコを探して
お昼休みの出来事。ふと、「1年に1回くらいサンレコ買うか」と思い立ち、大塚愛さんが表紙なサンレコ1月号を探しに渋谷駅前にふらりと。
渋谷の本屋は意外と難しい。大型開発のあおりを受け、数年来にわたり本屋の所在がいたって流動的だ。今回のお目当ては専門書ではなくただの月刊雑誌なのでどこの本屋でも良いだろうと思ったのが甘かった。
これも思いつきだったのだけど、真新しい渋谷スクランブルスクエアにもしかしたら本屋さんが入ってるのかもと思いインフォで尋ねてみると、「11階にTSUTAYA BOOKSTOREがございます」とのこと。後になってわかるのですが、これは罠でした。
頑張って11階にたどり着くとそこにあったのは主にお洒落な本を取り揃えたカフェスペース。お茶を楽しんでいる方々の横を通らせてもらい、敷地端の雑誌コーナーでサンレコを探すも見つからない。レジ的な場所に戻り店員さんに尋ねると、とてもぎこちない操作で在庫を検索してくれた。そして、結構待たされたうえ戻ってきた答えは「当店では入荷なしです」。
そっか。確かにサウンド&レコーディング・マガジンは若い女性はあまり興味なさそげなジャンルだし、ちょっとニッチな情報雑誌かもしれないけど、それでも毎月人気アーティストが表紙を飾っている音楽誌でもあるんだぜ(※先月号の表紙は髭男)、と思いつつも、渋谷スクランブルスクエア店に1冊も取ってもらえなかったということは、サンレコ属性の僕たちが渋谷スクランブルスクエアに選ばれなかったということにほかならないだろう。
そういう僕もサンレコがA4変サイズからB5変サイズへと小さくなってからは売上にほとんど貢献できていないけど。大好きなthe pillowsのハイブリッドレインボウの歌詞にある「選ばれなかった僕らでも」のところが頭にこだまする。
ちなみに10階には東急ハンズが入っているのだけど、ここはおしゃれハンズで、1/4インチネジが買えたり木材加工をお願いできるハンズではなかったけど、それがしょうがないことくらい私だってわかります。20分ロスしました。
結局、地上に降りてスクランブル交差点を渡り、渋谷センター街入り口にある大盛堂書店に入った。ここは我々のイメージする普通の書店だ。以前、映像系雑誌のビデオSALONは入荷していなかったけど、サンレコは2冊入荷してました。最初からここを目指すべきでした。
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