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リーダーズ美ジネス⑩娘とのお風呂タイムはおしゃべりタイム。

働く母として、子供との時間をどう作るか。
いつも、それは大きな課題でした。
特に小学校に入る頃になると、
子供は子供なりに悩みが生まれ、
それを悩みとは理解できず、
悶々とするということがあります。
その様子に気づいてあげるのは母親の仕事なのですが、
忙しさが先に来るとどうしてもないがしろになります。
子供にとっては、大人になるための待ったなしの大事なステップです。
そこで、私は毎日できる限り、娘と一緒にお風呂に入り、
その時間をおしゃべりタイムにすることにしました。
もう30年以上前の話です。
「学校でなにがあったの」と聞いても答えてくれなかった娘が、
あらあら、不思議。
お風呂タイムには、「あのね、今日、〇〇ちゃんがね」と話出します。
裸の付き合いのリラックスタイムがいいんですね。
それからは湯船につかって、
ゆっくりその日の出来事を語りあう、
母娘チャットを楽しむようになりました。。

そんな経験談を「ボンボヤージュ」という
働くお母さんたちがいっぱい参加しているコミュニティの
オンラインイベントでお話しさせてもらいました。
私にとっては過ぎ去りし日の何気ない一コマをお話したのですが、
参加なさった方から、とても嬉しいお便りをいただきました。

それが、以下の文章です。

<先日は素敵なイベントありがとうございました。
働く母として家庭での母としてとても勉強になりました。
貴重なお話しありがとうございます。

中でも毎日お風呂に一緒に入ることを欠かせなかったと聞いて、
我が家もトライしてみました。
忙しい中でも共有出来る時間と空間があり
親子ともに落ち着くことがわかりました。
娘については日中外で頑張ってる分、家では甘えたい気持ちが多く、
でも朝出て夜に仕事から帰りバタバタ忙しくしている私に甘えられず、
すねていたこともありますが、お風呂タイムで補えたようです。
お風呂はリラックスするせいか
自分からその日あったことを嬉しそうに話してくれます。
働きながらですが、家族の今を大切にしたいと思いました。>

すごいなあ、聞いてすぐ実行なさったんですね。。
小さな気づきから、大きな幸せがうまれる。
どんなに忙しくても、気持ちひとつで
子供に向き合うゆったりとした時間を持つことができる。
そして、それが、子供が成長し、大人も成長させてもらうきっかけになる。
限りある時間でも、使い方によっては、
心の時間、心の空間になるんですね。

大切な人との時間を大切に。
今、しかない時間に愛を注いて、
今、できることを精一杯やってみる。
そこが、幸せの原点かもしれません。

誰もがきた道、誰もが来る道、
同じ道なら、ゆっくり楽しみましょう。

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