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じぶんの人生を生きるということ


こんにちは。

36の質問パート3が残ってはいるんですが、

#THECOACH  Academyのプロコースまで終了し、よい区切りだと思いこれまでの人生とコーチングと出会ってからの人生を綴りたいと思います。

コーチングってどうなの?受けてどう変わった?という興味がある方、何となく今息苦しいなと感じている方の考える種になればと思います。


わたしとは

ひととの対話とお酒、おつまみをこよなく愛するアラサー。将来の夢は何でも話せるみんなの拠り所であれる、小料理屋の女将。歳を重ねるほどにパワフルでありたい。

大事にしていることばは『connecting the dots』。フットワーク軽くあらゆることにトライし、常に変化・成長を求めていつか大伏線回収する人生を歩んでいく。

出没地は、愛知で生まれ、奈良で大学生活を謳歌し、東京でバリバリのサラリーマン道を歩み、シンガポールで人生を変え挫折し、現在はこころ安らぐ関東某所で夫と互いに個人事業主へ転換し、ゆるりと暮らしている。



コーチングと初めまして。

コーチングというものがあるようだぞ・・・?と知ったのは昨年2020年の11月頃。私はそのころ、人生で味わったことのない虚無感の中にいた。

海外の、しかも未経験の職種に、いけいけどんどんでキャリアチェンジをした後、違和感を感じながらも必死にもがき、私はやれる、と言い聞かせ続け。ある日プツンと糸が切れた。

もう何もしたくない、何も出来ない自分に虚しさしかない、何が好きで、どんな人生を歩みたいのかすら、『じぶんのこと』なのに『分からない』。

軽い鬱だったのでは?と今になっては思うけど、支えてくれた周りのひとに恵まれて、コーチングと出会って、抜け出すことが出来た。

今思い出しても、苦しくて、涙が出る。でももう一度選択するチャンスがあっても、きっと同じ選択をするだろう。


ショートカットOK。過去のわたしの話。

さくっと遡ると、幼少期~高校生まではいわゆる誰から見ても「優等生」であったと自覚している。いい点数を取るとご褒美がもらえる、褒められる。一番を取ると周囲が喜んでくれる。

いい子でいることが、自分が安心していられる条件だといつからか脳に染み付いて行動として表れていたのかもしれない。

事あるごとにリーダーポジションに就いて、常に成績トップを目指し、特にやりたくなかった習い事も大会に出たり、資格取得の試験を受けたり。

何においても上位に入るように時間とエネルギーを使ってきた。唯一、技術(超不器用)と水泳(わにさん歩きしか最初出来ず泳いだふりしてたら普通にバレて補習くらった)は出来ないけど将来に関係ないと割り切っていた。おそらく同じような方も多くいるんじゃないかな・・・

大学生になり家を出てから、順位や成績というものから解放されたものの次はキャリアの王道レールを歩み始める。

皆同じ格好をして一斉就活スタートし、いくつもの説明会を受け、何通もエントリーシートを送り、沢山面接を受け。就職氷河期だったので、周りが先に決まると焦るし不安になる。

とにかく何社か内定欲しい。やりたいことの輪郭がないまま、いわゆる「バリキャリ女子」を歩むべく、まあ、好きな分野(超広義)で女性がまだ活躍していなくてパイオニアになれそうかつ、誰に言っても知っているいわゆる大企業と呼ばれる安定な未来を選択した。

入社して6年半、幻想でしかなかった「バリキャリ」の道ではなく、気が付いたらサラリーマンとしてバリバリに働いていた。

目標は女性初の役員になること。そのために、女性なのに、と言われるような仕事をしたり、誰よりも前向きに、私が会社を変えるから辞めなくても大丈夫と、背中を見せるつもりで日々仕事と向き合ってきた。

それなりにやりがいもあったし、人間関係がとても良かったので、このままいけば目標までいけそうだなという感覚すらあった。

ただ、年々増す周囲からの期待。失敗出来ない、常に他のひととは一線違う出来るひとであるという結果を残さなければならないという自分がかけた?周囲からの?呪いが強くなっていった。

次第に周りの声や評価に敏感になっていく。周りの期待を裏切らないように選択し、行動していった。

ふと、これは永遠に続くんだろうな、ゴールは何なのか?役員になることが、私の人生にとって幸せなことなのか?自分で決めたことって、そういえば、これまであったか?と考えるようになった。

そんな頃、夫と結婚。しかし結婚して一か月でシンガポールに行ってしまった。(まあ、いろいろあったんです笑)

新たにこれまで考えなかった海外で暮らすという選択肢を与えられた。給与の都合で妻だがビザがおりず、英語勉強して海外転職し自分でワークビザを取るしか一緒に暮らすことが出来ない環境で、働きながら英会話に通い転職活動を開始。

でも、本音は何よりも呪いだらけの環境から逃げてゼロスタートしたかったんだと思う。英語は何とも苦手でTOEIC450くらいだったので中々厳しい道だった。が、なんやかんやこぎつけてシンガポールで働くことに。

しかし異国、異文化、言語も異なり、仕事内容も全部初めて、友達もいない、頼れるのは夫だけ。全部変えたのは想像以上に辛く、何より人間関係もとい組織が壊滅的な会社だった。

そこに追い打ちをかけるように、呪いの声は消えておらず、過去の「さすがだね」「期待してるよ」という声を「何でそんなことも出来ないの」「はあ。期待外れ」に勝手に自己変換するようになった。

伝え方が直接的なので、失望された顔や、ため息、誰でも出来るような作業ばかり回される、そんなことが続くと自分が価値のない人間にしか思えなくなってきた。本当はそんなこと無かったかもしれないが、完全に自分で自分を追い込んでいたと思う。

奮い立たせるエネルギーが切れたときに、出会ったのがコーチングだった。


トライアルでコーチングを受けて

藁にも縋る思いで、見失った自分を取り戻したくmentoを通じて数回セッションを受けた。

多分全部の回で、涙していたと思う。わたしって、こういうことが好きだったんだ、と見つけてあげられたとき、自分の声を聴いてあげられたとき、やっと自分で自分のことをすこし、救えた気がする。

夫に夜泣きながら、辛い、苦しいと訳も分からず感情だけ只管出していたけど、こころの中の自分を無視し続けていたから辛かったんだなと。

わたしが思うに、ひとって思っている以上に自分の感情や思いを後回しにし置き去りにして、未来を思って忙しい今を生きている。

否定するわけではないけれど、置き去りにした過去の自分が、少しづつ自分自身を苦しめていく。


コーチングを受けて一番感じたことは、「自分のことなのに、全然自分のこと分かってない」。


もっと私は私と向き合う必要がいまこのときあるんだと思い、自分自身でコーチングを学ぼうと思い#THECOACH Academyでの受講を決意した。


THE COACHで自己の器を磨き続けた日々

受講はプロまで一気に申し込んだ。決めたらとことんやりたいタイプ。THE COACHAcademyでは基礎~応用AB~プロの4部構成になっているが、各コースを受講してどう変化していったか、何をしていたかはまた別で書こうと思う。

タイトルは綺麗に磨き続けた、と書いているが現実はもっと泥臭い感じで、「しつこく自分と向き合い続けた」という方が合っていると思う。

自分の人生と、本気で向き合って、自分のこころの声を聴き続け、これまで、『他人の人生を必死に生きてきた』ということに気が付いた。

そして、自分のための小さな決断と行動を繰り返していった。この経験が、『自分の可能性を自分自身で信じることが出来る』というかけがえのない、わたしの人生のお守りとなった。

私たちの人生は決断することが多すぎる。ちょっとした決断から大きな決断まで、日常で沢山実は選択して生きている。その選択により人生がつくられていく。

それであれば、どうか、周りの目、常識といった他者の声を聞いた選択でなく、自分の思い、声を聴いてあげてみて欲しい。

大きな決断や選択である必要はなくて。日々のちょっとした積み重ねが、未来の自分をつくっているから。


そんな私は、必死に掴んだシンガポールでの生活という切符を手放し、これまで築いてきた安定的なキャリアを手放し、個人事業主としてコーチングを活かした対話を提供したり、中小企業のコンサルをしたり、食品の営業をやったりしている。

まだ収益はほぼ見込めないけれど、自分のこころで決めた道だということが支えてくれる。

そして、何度だってやり直せるし、立ち直れる。わたしはそれが出来る。そんな自信をコーチングを学び、提供する中で育んできた。


ま、それでもやっぱり不安だけどね!

とはいえ、人間弱いもので、変化に身体は素直でアレルギー酷いわ、ほぼ毎日生活費が頭を過ぎるわ、初めてのことばかりで怖さも不安もある。

それでも、お守りである『自分の可能性を信じる』ことを胸に日々選択と行動を続けている。


最後に

ここまで一方的な自己開示のお話にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

コーチング提供しているものの、わたしとコーチングの付き合いについて伝えたことがなかったので、残しておきたいと思いました。


コーチング学んでも、受けても、無敵にはなれない。葛藤ばかり。でも、前の自分より今のわたしの方がスキ。

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