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New Normal時代のマーケティング戦略②「向き合う顧客」に対しての、独自の立場を決める〜WAN University #6

今回は、前回学んだ、
「S=セグメンテーション」
「T=ターゲティング」に続き、
「P=ポジショニング」について学びました。

▶今回学ぶマーケティング用語:「3C分析」

前回は、STPのSとTで、
「向き合う生活者=向き合うニーズ」を
決めました。

次いてのP(プランニング)では、
「どのような価値を提供するか。」
を考えていきます。

つまり、就職活動で置き換えれば、
「企業にどのような価値提供をするか。」
ということになります。

しかし、上から目線の価値提供では、
決してリーチすることはできません。

厳しい競争環境の中で、
競合にはないユニークな提供価値を決めること
こそが「ポジショニング」。

言い換えると、
SとTで決めた「向き合う顧客」に対して、
独自の立場
を決めるのです。

▶上から目線の3C分析になっていませんか?

戦略立案を支援する有名なフレームワークに、
「3C分析」というものがあります。

3つのCとは、
①Customer(顧客)
②Company(自社)
③Competitor(競合)

3C分析では、
①の「顧客」と
③の「競合」という外部要因から、
②「自社」の独自性を考える、
という手法をとります。

気をつけなくてはならないのは、
上述したように、上から目線のポジショニング
にならないようにすること。

顧客の下に回って価値提供する
という意識があれば、もっと配慮ある
ポジショニングができるからです。

売るというよりは、
確かなニーズに応えた価値提供。

つまり、Selling<Marketingということ。
改めて、
マーケティングの重要性が見えてきますね。


▶「下から目線のポジショニング」をするには?

では、「下から目線のポジショニング」は、
どのように進めれば良いのでしょうか?

これが実は、
私たち学生にはぴったりの方法なのです。

なぜなら、
これまでの「上からのポジショニング」は、
莫大な費用のかかる広告などが主な手段でした。

しかし、 
「下から目線のポジショニング」を行うことで、
低コストなPRが可能になる
のです。

そうなったとき、
注目すべきはなんと、4つ目のC!!

「Critical Question(批判的な問い)」
をプラスして考えていきます。

イメージとしては、こんなかんじ。

競合各社は、××のような未来を見立てている。
しかし、本当にそれでいいのか?
私たちはもっと○○な未来を見立てる。
だから、こんな価値を提供するんだ。

差し障りのないような、
通り一遍の未来予測ではなく、
時間軸を加味した動的なポジショニング
を行うのです。

「時間軸」という言葉に、
見覚えがありませんか?

そう、
第4回のWAN University、
時間軸を意識した環境分析を学びましたね。

ということで、今までに学んできた手順をまとめてみます。

手順①時間軸を意識した環境分析
手順②自分の「向き合う相手」を決める(ST)
手順③「向き合う顧客」に対しての、独自の立場を決める(P)

だんだんと、
自分の立ち位置が見えてきましたね!!

手順①②については以下のレポートにて、
ご覧いただけます▼

次回の講義は、ブランド論について。
ポジショニングを考える助けになりそうです。

▶私 、髙田理世(たかたりよ)のポジショニング

私が自分の強みとしていきたいのは、
話す力、ファシリテーションする力、
言葉で魅力をつける力。

そのために、
インタビューや、ラジオパーソナリティで、
相手の話したいことや、
相手の魅力を引き出すという力

を身につけています。

これまでの環境分析で、
これからの時代に
「オンラインでファシリテーションできる人材」
はニーズがあると考えています。

そうなったとき、
私の「向き合う相手」は、
オンラインで、
より質の高いコンテンツを作りたい人や企業。

そんな相手に対して、
どんなポジショニングができればいいのか?

最近少しずつ、
「場数を踏む」だけでなく
「露出する」機会を自分から
作るように心がけています。

これが、次回学ぶ「ブランディング」
に通じているのでしょうか・・・?

引き続き、
しっかり思考して、行動して、
次回に臨みます!

▶WAN Universityに興味のある学生募集!

今後もWAN Universityの勉強会は、
定期的に開催予定です。

Zoomでのレクチャーやイベントに参加したいという方は、
以下からお問い合わせください!

今回の講義も、
「新しいマーケティング」を就活に置き換えて考えるには?
というテーマでした。
「新しいマーケティング」については、以下からご覧ください!

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