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私が甘酒をスキなわけ

私、甘酒スキです。

甘酒の魅力

お腹が空いたとき、あるいは口が甘いものを欲しているときに私の欲求を満たしてくれるドッシリとした存在感

「あまっ!」と言いたくなるぐらい甘いのに砂糖がまったく入っていないお得感(何がお得やねん!と自分でつっこみたくなりますが)

そしてキャッチフレーズとしてよく使われている「飲む点滴」とも言われる栄養タップリ感

どれもこれもすばらしいのですが、

何と言っても甘酒が私のお気に入りなのは、「いい加減な私でもとっても簡単につくれる」というところ。

甘酒、2種類あります

発酵の勉強を始める前は、「甘酒? ああ、お正月とかに神社の境内でたまに気が向いたら飲むやつね」としか思っていなかったのですが・・・

甘酒には二種類ありまして、

甘酒1号:神社の境内で飲む甘酒=酒粕の甘酒
甘酒2号:麹と水(と米)を混ぜて発酵させた甘酒

甘酒1号も美味しいのは確かです。
特に、お正月など、寒風吹きすさぶ神社の境内で飲むと身体がホッコリ温まります。
ただ、これはアルコール度数が約8%。うっかりすると酔っぱらいます。
私のようにお酒に弱い人間は、飲んだ後に自動車はもちろんですが、自転車に乗ってもいけません(誰であってもダメですね)。

それに対して甘酒2号は、原料が麹と水なので(好みでお米をおかゆ状に炊いて入れてもよいです)、アルコールはゼロ、子どもでも飲めます。

つくり方は炊飯器(またはヨーグルトメーカー)があれば本当に簡単!

食べる&お料理用 甘酒レシピ⬇️

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材料は2つだけ。
★米麹200グラム(乾燥麹ならスーパーで販売されています。お豆腐のエリアあたりに置かれている確率高し)
★水200-300ml(私はドッシリ系の「食べる」甘酒が好きなので水分少なめです)

①米麹と水をジップロックに入れてよく混ざるようにし、空気を抜いて袋を閉じます。

②炊飯器に水を入れ、ジップロックを水の中に入れます。

③炊飯器のふたを少し開けた状態にして、ガムテープなどでふたがそれ以上開かないように貼っておき、保温モードにします。

年季の入った我が家の炊飯器
こんな感じでテープを貼って、フタの開き度合いを調節します

④保温温度55-65度ぐらいで5時間以上置く(炊飯器の蓋を少し開けておくことで、温度が上がり過ぎないように調節できます)。

⑤様子を見て、ドロッとした状態になっていて、甘い匂いがしていたら、出来上がり

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私はだいたい7-8時間保温して、様子を見ています。
保管は冷蔵庫で1週間か10日程度。

食べても、飲んでも、お料理にも

そのまま食べても、飲んでよし、ですが、私はお味噌汁の仕上げに使っていることが多いです。

お味噌汁を味見して、塩味がとんがった感じになっていたり、あるいは今日のお味噌汁は淡泊だな~と思ったときに甘酒を少し入れると、深みが出てまろやかになります。

また、大根や人参などの野菜を、甘酒、酢、醤油(5:1:1)を合わせたものに漬けて数日置くと、少し甘いお漬け物のような風味になり、生野菜がサラダ代わりにドンドン食べられます。

甘酒には必須アミノ酸、そしてビタミン類もたくさん含まれているので、疲労回復と体調管理に、食べているときっといいことありそう。

甘酒がスキなわけは

麹と水を合わせるのに5分、あとは炊飯器におまかせするだけで簡単に手づくりできて、まるで自分が「丁寧に暮らしている人」のように思えてしまう。

もしかすると、甘酒が好きな一番の理由はそういうところなのかもしれません。

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