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日⇔英通訳・翻訳者、研修講師。言葉のお手伝いも好きですが、情報発信や人と人とをつなぐ仕…

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日⇔英通訳・翻訳者、研修講師。言葉のお手伝いも好きですが、情報発信や人と人とをつなぐ仕事も大好きです。「英語×発酵」で、日本と海外の橋渡し役を目指し活動中。関西出身。東京暮らしが長くても頭の中は関西弁。講座お問合せはhttps://www.tea-of-heaven.com/まで

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「英語×発酵」で日本と海外の食と人の橋渡し。夢は大きく果てしなく。

中学生で英語の勉強を始めて数十年、ありがたいことにこの20年ほど日⇔英の通訳・翻訳・講師として仕事を続けてくることもできました。 英語を通じてコミュニケーションのお手伝いをすること、いろんな分野の通訳をすること、それ自体とても楽しいことだと思う気持ちは変わらず。 ただ、通訳や翻訳のような言葉の面だけではなく、もう少しじっくり一つの分野にかかわりたい、自分でも発信したい、そして日本国内、そして日本と海外の人や情報をつなぐお手伝いができればと思うようにもなりました。 そんなと

    • もっと知りたくなった獺祭

      日本酒って飲みにくい。そんな私のイメージをひっくり返したお酒「獺祭」 その獺祭の蔵見学をしました。 錦帯橋から車で30分ほど走った山の中に突然現れた近代的な建物が獺祭の本社。 機械化が進んでいて、蔵というよりは工場のようだと聞いていたけれど、これまで小さな蔵しか見学したことがないので、あまりの違いに驚きました。 全て純米大吟醸で大量に生産し、一年を通じて生産できて、と聞くと無機質に思えますが、省力化できるところはして、でもあえてアナログなところは大事に残しているという印

      • なぜその蔵のお醤油が買いたくなるのか

        奈良の醤油蔵 先日、奈良の京終(きょうばて)にある醤油蔵の井上本店さんの見学をさせてもらいました。井上本店さんへの訪問は今回で2回目です。前回も丁寧にご説明いただきましたが、2回目だともっと頭に入ってきた気がします。 京終はJR奈良駅から一つ目の駅。距離で考えると奈良の中心地から歩いて来られるほど近いのに(平城京の端にあることから「京終」という地名だそうです)、京終駅も井上本店さんのあたりものんびりとした雰囲気が漂っています。 井上本店さん の魅力3つ 見学の案内をし

        • 秋田は広く、温かく、熱かった

          発酵仲間と5月に秋田発酵の旅に行くはずが、強風で飛行機が秋田空港に着陸できず東京に戻され(それも同じ日に二回!)泣く泣く断念。そして今回は仕切り直しの旅。秋田空港に着陸できたときは思わず拍手したくなりました。 初めて行った秋田の印象は… 広く、温かく、熱い。 今回は発酵のみに特化した旅だったので、名所旧跡はまったく訪ねていませんが、その代わりに訪問したのは、種麹、日本酒、しょっつる(魚醤)、いぶりがっこ、味噌、醤油をつくる人たち。 大仙市、秋田市、横手市、湯沢市を

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        「英語×発酵」で日本と海外の食と人の橋渡し。夢は大きく果てしなく。

          人生初の経験、それも2回

          いぶりがっこ、種麹、しょっつる、醤油、味噌、米麹、日本酒などなど、秋田は発酵の宝庫のようです。 秋田の発酵に出会う2泊3日の旅 発酵仲間3人で予定を練りに練って訪問先も厳選し、蔵元さんや生産者さん、市役所の人にもアテンドしてもらえるようお願いし、ウキウキと楽しみにしていた旅。 羽田空港から秋田へ ピカピカと青空の羽田空港を朝の7時過ぎに出発し、秋田空港上空まで来たところ、 妙に揺れる。 窓の外には緑の森が広がり、これは秋田杉?と呑気なことを考えていたら、ガタガタし

          人生初の経験、それも2回

          漬物問題⁉︎ 気になるので秋田に行ってきます

          きっかけは、「Law change puts traditional Japanese daikon farmers in a pickle (法律改正で伝統的な日本の大根農家が苦境に)」という題名の共同通信の英語記事でした。 「in a pickleってなに?」と気になって調べたところ、in a pickleとは「困っている、苦境に立たされている」という意味だとのこと。 ちなみに、in a pickleは、酢漬けのピクルスが瓶の中にビッシリ入って動けなくて困っているイメ

          漬物問題⁉︎ 気になるので秋田に行ってきます

          コロナでつながったご縁

          今日はイギリスから日本訪問中のヘレンとJRA競馬博物館へ。 ヘレンとはコロナ禍で仕事が激減したステイホーム中に共通の知人から紹介を受けて、日本語⇆英語の通訳の勉強をオンラインで週に一度、一緒にしてきた仲。 とは言え、知的好奇心が旺盛で、英語は当然のことながら、日本語、フランス語、韓国語、マレー語も話せるヘレンには教えてもらうことばかり。 彼女の好きな分野で通訳の練習をしてもらおうと、興味のある分野を聞いてみると「競馬(ただし、彼女は一度も競馬で賭けたことはないらしい)と宇

          コロナでつながったご縁

          英語の発音コンプレックス

          英語を「なりわい」にしてからすでに二十年以上。でも、心の片隅でずっと気にかかってきたことがありました。 それは、自分の発音に自信がないこと。 何を今さらですが、英語の発音がきれい、きれいじゃないって、肌がきれい、きれいじゃないっていうのと同じように生々しく自分のコンプレックスが刺激されるように感じます。 「英語の発音がヘン」って言われたとしたら、心の柔らかいところにグサっと突き刺さるような痛みが走りそう。なぜでしょうね。 私が以前教えていた生徒さんにTOEIC900点

          英語の発音コンプレックス

          お醤油の匂いで気がつきました

          先日、コロナ後遺症らしき「匂いがゼロ」の悩みについて書きましたが、その後どうなったかというと。 耳鼻科に通院を始めてから一週間後、奈良にあるお醤油蔵を見学しました。 お邪魔したのは、JR奈良駅から一駅離れた京終(きょうばて)という駅近くのお醤油やさん、 「イゲタ醤油 井上本店」さんです。 住宅街の真ん中にあるレンガ造りの建物に一歩入ると、お醤油の香りがフワッと漂ってきました。 一緒に行った友人が「うわー、お醤油の匂いがする!」と言ったのと同時に私にもわかったのです。

          お醤油の匂いで気がつきました

          匂いのない世界

          匂いが消えた コロナ陽性がわかって数日たったころ、私の世界から匂いが消えていることに気づきました。 コロナに感染したことがある友人が「私もそうだったよ。二日ぐらいで治ったけど」と言っていたので、そんなものかと思いながら過ごしていましたが、すでにそれから二週間。 お気に入りのボディクリームのムスクの香りも、カレーも、そして納豆の匂いさえ、どこまで鼻を近づけてもわかりません。匂いゼロ。 いわゆるコロナの後遺症のようです。 初めて経験した匂いゼロの世界はモノトーン。一切の色が

          匂いのない世界

          Craft Sake Week@六本木

          先日、食事に行ったお店で隣に座った日本酒好きのご夫婦から、こんなイベントがあると教えてもらったのが「CRAFT SAKE WEEK」。 六本木ヒルズで4/21ー30に開催。 日本酒好きの人にはたまらないイベントのようです。 4月21日–30日の期間中、日本酒の蔵元さんたちが毎日10蔵ずつ入れ替わりで大集合。 どうやってお酒を楽しむかと言うと、 まずはスターターセットを購入。 そうすれば、グラスが一つとコインが11枚もらえます。 お酒ごとに必要なコインの枚数が決まってい

          Craft Sake Week@六本木

          長野で日本酒づくり体験②

          二泊三日で長野で日本酒づくりのプログラムに参加してきました。 初日の様子はこちらに書いています。 酒蔵の朝は早い。そうです、前夜どれだけお酒を飲んでいようと、蔵人仕事の開始は8時。7時には全員で朝ご飯をいただきます。 酒蔵に入る前に 東京ではもうすぐ桜が咲くという時期にもかかわらず、この日の佐久のお天気は雪。 そんな雪のなか、神社から神主さんが来られて、酒蔵に入る前の神事が行われます。 お正月ぐらいしか神社に行かない私ですが、神主さんのお祓いを受けて、お酒をいただい

          長野で日本酒づくり体験②

          長野で日本酒づくり体験①

          お酒を飲めない私がハマった日本酒。 今回は長野で2泊3日の日本酒の蔵人体験プログラムに参加してきました。 KURABITO STAY私が日本酒にハマったのは、日本酒をグイグイ飲むうちにハマったというわけではありません。何と言ってもお猪口3杯もあれば酔っぱらうぐらいですから。 私が日本酒に魅かれたのは、発酵の世界を知ったことで、日本酒づくりというお米や麹菌、酵母、乳酸菌、水が作り出す複雑で不思議な過程に興味を持ったからでした。 講座で勉強したり、本を読んだりして知識を得た

          長野で日本酒づくり体験①

          日常の中の特別感

          日本茶専門店が醸しだす特別感 先日、銀座歌舞伎座屋上にある日本茶のお店「寿月堂」で小学校時代からの旧友とお昼ご飯をいただきました。 隈研吾さんの設計と聞いて、行きたかったお店です。お店の運営は「丸山海苔店」という海苔屋さん。嬉しいことにお茶だけでも予約ができます。 銀座の真ん中の歌舞伎座の屋上に、こんなにゆったりとお茶や軽食を楽しめるステキな空間があるとは知りませんでした。 日本庭園を見ながら「和」を楽しめる特別感が満載です。 着物が醸しだす特別感 この日約束して

          日常の中の特別感

          自由が丘で南フランスの家庭料理が楽しめるお店

          ここはフランス?と思わず言いたくなるような自由が丘のステキなお店、Cocotte Cuisine (ココットキュイジーヌ)にランチに行ってきました。 自由が丘という街 自由が丘は面白い街。おしゃれでありながらも、恵比寿や代官山の洗練された「お姉さんっぽい」雰囲気とは少し違って、もう少し雑然としている、というか自由奔放な感じ、というか。 駅前に大きな商業ビルがあるわけではなく、小さな店が点々と広がっていて、目的を持って行く街というよりも、ブラブラ散歩するのにぴったりな街。

          自由が丘で南フランスの家庭料理が楽しめるお店

          「グラノーラ✖️キャリアデザイン」 元気をもらえること間違いなしです

          美味しいグラノーラが届きました心待ちにしていた宅配便が届きました。 春模様のナプキンをめくると、グラノーラがいっぱい。 私の大好きな「グラノーラ工房 中小路」さんのグラノーラです。 いつもは「中小路さんちのグラノーラ(オリジナル)」とスペシャルティコーヒーのグラノーラをお願いすることが多いのですが、今回は他にもいろいろな種類を頼んでみました。 あまりんいちご りんごと焼き芋 ほうじ茶 五家宝入り黒糖きなこ 栗とピーカンナッツのメープルグラノーラクッキー。 グラ

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