安倍内閣支持率が下がらない理由②

とうとう布マスク配布決定かよ。30万補償と同じように受け取りも申告制にすればいいのに(笑)

さて、前の記事で紹介した、原発危機と東大話法 傍観者の論理・欺瞞の言語という著作だが、その中で著者、安富 歩 氏が東京大学で教鞭をとっていた時の驚きの経験を記述している。

東大の教員は学生を指導するときに

「お前はいったい、どういう立場で議論をしているんだ!? 立ち位置をはっきりさせなさい!!」

というようなことをよく言うのです。彼らは、あらかじめ立場を設定して、そこから立場に沿って都合の良い議論を展開するのが正しい、と固く信じているらしいのです。 ※(183ページ)

本来、学問というのは真理を追究するのが本質であるはずなのだが、こういったいわゆる「立場主義」の論理がまかり通っているとのこと。しかも学問の総本山ともいえるべき東京大学で、というのも象徴的である。

こういった「立場主義」は、東大出身者のみならず、昨今のコロナ問題の安倍政権の対応の擁護でもよく見られる。いちいち例を取り上げるのも面倒だし、見ていて腹が立ったりげんなりするのも多い(というか、ほとんど全て)ので、ここではあえていちいち例は取り上げない。

ここまで来たらもう本題の結論がお分かりだろう。自分をまず、安倍支持の立場に固定し、そこからその「立場」に沿って都合の良い議論を展開する、という人が日本には多い、というのが、安倍政権の支持率が下がらない一番の要因ではないかと思う。


学問の総本山である東京大学の「立場主義」の横行にも象徴されるように、おそらく根本的な原因はやはり日本の教育の問題、になるのだろうか。

うーむ、数多の日本の社会問題の根本的な原因を突き詰めていくと、最終的にはやはり日本の教育の問題に行きつくんだよな。

やはり、日本の教育問題の考察はこのまま続けていこう。2つ前に書いた不登校について書いた記事の続きも順次書いていく予定。


さて、今回の記事は、いつものように締め切りギリギリに書いたやっつけ仕事でなく、昨日書いて今日推敲した記事なので、以前よりはだいぶ成長したでしょ(笑)。 いつも書くけどほんとにお財布事情がヤバく、ヤフオクで物を売却してどうにか首の皮一枚でつながってる状態。ちなみに私は実家住まいで家賃、光熱費、水道代などは払う必要がなく、食事も出るため、一見するとまだ恵まれている方だと思われるかもしれない。それは部分的には否定しない。ただ、スマホ通信代、ローンで買ったデスクトップパソコンの月賦や、食事も出るとは言っても厳密には昼、夜の2回。朝食は自費で調達しなければならない。仕事もやめざるを得ず(といっても、コロナの影響ではなく、1年以上前にやめている。詳しくは私の以前のブログの記事を参照)、何かやらねばとはとは思うが、それをするのに何かと費用が掛かってしまう。しかし、今はほぼそれが出せない状態なのでやれることが限られる。マスクだって買わないと。だからと言って、こんなご時世に働きに出たくはないし、うーむ、困った。

・・・というわけで下のサポートボタンからホントにご支援よろしくお願いします。100円からでも結構ですのでよろしくお願いします。


#安倍 #政治 #内閣支持率 #コロナウイルス #社会 #東大 #東京大学 #教育 #学校

もしサポートしていただけたら、励みにもなり、書物や資料なども購入しやすくなり、もっと良質な記事をかけると思いますので、ご支援お願いします。 m(_ _)m