見出し画像

オフィスに潜む小さくて大きな問題

ある月曜日に私、Mr.バケットは有給休暇を取得しました。日曜から月曜に曜日が変わる直前から、私の休暇は始まりました。

月曜深夜0時にはジムで筋トレをしている最中です。間も無くしてランニングマシーンでランニングを始めました。ランニングマシーンを使っていると最近はある問題に悩まされます。それがきっかけで今回の記事を思いついた次第です。

ジムを去ると、自転車3分ほどで自宅に着き、シャワーを浴びてすぐこの内容を書き連ねました。この記事は私が有給休暇を取得したからこそ書けた偶然の賜物と言えるかもしれません(大した内容ではないが笑)。


そして本題に入ります。

弊社のオフィスには、常にある問題が起きています。私含む一部の人にとってはとても深刻です。それは突然やってきます。

ただある程度予想ができてきますが、一番驚くときは予想外のタイミングで発生します。

しかもちょっとショックを受けます。嫌がります。嫌悪感が表情に出てしまいます。眉間にシワが寄ります。そうです。




それは静電気です。

弊社の開発室のドアノブを触ると、私は9割近い確率で静電気が発生します。静電気を好きな人もいそうですが私は嫌いです。好き嫌いはダメ!と小さい頃から言われてきた人がいるかと思いますが、静電気は嫌いでも怒られないでしょう。

静電気については、中学校の理科で習ったのを覚えています。ここでさらっと復習してみると意外に「へー」ってなりますよ笑


ちょっと余談をよろしいですか?

皆さんが本気で恐れて止まないが発生するのも静電気の仕組みと同じだそうです。ちなみに私はそのことをあたしンちで知りました。タチバナ家と同じマンションに住む、幼いたっくんはユズヒコに「雷はなぜ起きるの?」と尋ねます。そこでユズヒコが説明していました。

画像1

あたしンちのアニメを何周も観ている私の経験則ですが、世の中の出来事のほとんどがあたしンちで再現されているように感じます。周囲の人が「○○なことが最近あって〜」のように話すと、その出来事の多くが「あ、それあたしンちであった話だ」と思ってしまいます。観過ぎか...笑


ジムも静電気すごいのですよ。

ランニングマシーンにはディスプレイが備わっていて、私はNETFLIXを観ながらランニングしています。それが目的でジムに通い続けているようなものです。

画像2

ただそのディスプレイが静電気の巣窟なのです。ほら、テレビを触るとバチバチしているのを感じた経験ありませんか?昔のブラウン管テレビの時に拭き掃除していると凄かったのを覚えています。

NETFLIXを再生、停止させる時に必ずディスプレイを触ります。これを避けるということは、NETFLIXを観ないことに等しいです。最初は運動している最中なので、再生するときは静電気が発生することを忘れています。それで触るとバチっと鳴り、「いてっ」と声が出そうになりながら手をブルブルさせます。

ランニングを開始すると、当然終わりがやってきます。私は目標距離を決めていますから、走行距離を見ればもう少しで終わりにする時かどうかが一目でわかります。その時が近づくにつれて、頭の中では「NETFLIXを停止させる時に絶対バチってなるわー嫌だわー」て思ってしまいます。


実際は対策方法ってありますよね。

静電気除去シートを触ってからや、他のものに触ってから金属製のものに触るなどいろいろ対策はあります。

結局ですが、ジムではディスプレイをタオル越しに触りました。その後に直接ディスプレイを触ったら静電気は発生しませんでした。会社のオフィスでも、ドアノブに触れる前に必ずドアを触ります。そうするとほとんどの確率で静電気は起きないのです。たまにドアを見ると、あれ?指紋がついてるような...と思いますがもしかしたら私のせいかもしれません笑


何が問題なのかと言いますと、

静電気が起きることはある程度予想できます。そしてなるべく起きないようにする対策まであります。静電気が嫌なら防ぐことができてしまうのです。しかもそれは自分次第なのです。

では仮に静電気が嫌いで、ジムで「今回は静電気起きないでくれぇ〜」と心で祈りながらディスプレイに触った人はどうなるでしょうか。今の私なら間違いなく毎回バチっと静電気が発生しちゃいます。

静電気が理不尽にも起きる(実際は科学的なので理不尽ではない)のは承知の上です。理不尽であっても静電気は起きるのです。祈ったところで静電気は起きるべくして起きるのです。静電気を防ぐには自分自身がどうするかでしかどうにもならないのです。


これって世の中のことにも当てはまりませんか?

皆さんは静電気の時だけ、よし対策しようとか予想しておこうとか考えていませんか?よく考えれば、その考え方は社会全般にも当てはめるべきなのかもしれません。

ちょっとコミュニケーションをとりづらい同僚が会社にいる時、あいつはひねくれているからこっちから歩み寄らないとか、あいつは私のことを好んでいないからいいやとか思ってしまうこともあるでしょう。

相手が理不尽で相手に原因があっても、それは起きてしまうのです。私は間違っていない、あちらが間違っているとしても、それでも問題は起きてしまうのです。これらは静電気が起きることと何ら変わりません。違うのはその後です。

人間関係においては、つい正しい正しくないの是非を問いて自己の行動に制限をかけます。一方で静電気の場合は是非を問わずに、自分でできることをし、最終的には静電気を防ぎます。私たちは人間関係でもこのようなことをするべきなのです。相手が理不尽であっても、こちらから相手に歩み寄って努力するべきなのです。

結果がどうこうの話は二の次です。自分から行動しない限りはあなたは他者に「こうなってくれ」と念じているのと変わりません。そんなことが叶う気がしません。


そうやって考えると静電気ってすごくないですか?

タイトルにある通り、静電気問題は小さいけど大きい存在なのです。私も今日ジムでバチってならなかったらここまで閃きませんでした。静電気は閃かせる力もあるのですね...

運良くなのか、弊社のドアノブは前述したように静電気が頻繁に発生します。これは何かしらのメッセージだったのかもしれません。これを機にもう一度、会社のメンバーとの関係を考え直してみようと思います。特に今が悪いと感じることは無いのですが、より良い環境を作れるよう努力していきたいと思います。

そして今から有給休暇を謳歌します笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?