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頑張れない自分はダメなやつ?

より高く、ジャンプするために。


ウツになった当時、

会社に行けない、手当をもらっている
何も役に立つことができていない

おまけに、周りがうらやましい、、。

そんなことでかなり悩んでいた。笑

そして、そんな自分は価値がないのか?
生きている意味がないのか?
落ちこぼれなんじゃあないか?

そんなことを考えては落ち込んでいた。

・・・


いや、そんなことは誰にでもあるものだ。


何年も前だけれども

燃え尽き症候群という言葉が注目された。


ようは会社で40代、50代になるまで
働きずめで頑張りすぎた、

そして心と体に限界がきて、
頑張れなくなった。

こころも体も、「燃え尽きた」
と思える状態になることだ。
そういうこともある。


ただ、「頑張れない」

という状態は本人にとっては
辛かったりもする。
ぼく自身もそうだった。

疲れて、燃え尽きて、

しんどいから家事もしたくないし、むしろできない。


そんな状態を周りが見て、

怠けているとか
根性がないとか

思われるのも言われるのも辛いし苦しい。


しかし、この頑張れないという状態は
必ず誰にでもくる。

必ず。

人によって大小の差はあるけれれど。


僕は中学生の頃に陸上部に所属し、
走り幅跳びを専門にしていた。

助走をつけて思いっきりジャンプし、砂場に着地するあれだ。


じつはこの体験には、「頑張れない」
という状態を乗り越えるヒントがあった。


ヒントは足の使い方にある。

ジャンプを踏み切る方の利き足と、もう片方の足。
これ、どちらが飛距離を伸ばすためには重要なのだろうか?


もちろん、どちらも重要なのだけど、

じつは利き足とは逆の足がとても重要なのだ。
これは陸上部の顧問に教えてもらった。


ジャンプする前に、踏み切る足とは逆の足で
どれだけ「タメ」を作れるかが大切なのだ。

この「タメ」を作る足は
それまでの1歩よりも歩幅を短くし、
半歩くらいにするとしっかりとためができる。


頑張れない時期というものは、この
走り幅跳びでいうタメみたいなものだ。


周りが1歩踏み出すあいだに、
もしかしたらあなたは
半歩しか進めないかもしれない。


周りが10歩進んでいくうちに、
あなたは5歩しか進めないかもしれない。
いや、もしかしたら2歩とか3歩かもしれない。


ただ、それでもいいんだ、ということだ。
だから焦らなくていい。


焦ることなくしっかりとこの頑張れない時期を
心と体の休息にあてるならば、

かならず復活できるから。



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