マガジンのカバー画像

本や漫画の読書日記

83
乱読の日々のなか、心をうつ言葉や、学び、そしてこれは私とは相入れないなど様々なものに出逢います。それらをまとめてみました。いずれブラッシュアップして、さらにジャンル分けなどしてい…
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

【漫画の感想】『仏師』『ユートピアズ』『高丘親王航海記』世界は夢幻なのだ

ここ何日間かで読んだ本たちのマンガ編 『仏師』 木から仏を取り出す。それが仏師。漱石の夢…

りらこ
1年前
10

【本の感想】林真理子さんの『奇跡』…….

梨園を敵に回すかもしれない。 大スキャンダルになるかもしれない。 だから連載ではなく書き下…

りらこ
1年前
11

【本の感想】能狂言を知ることがこんなに面白いとは『教養としての能楽史』

意外にも!と言ったら失礼なのだが、面白かったのがこの本。 中村雅之『教養としての能楽史』…

りらこ
1年前
17

【本の感想】車谷長吉『忌中』は劣等感を昇華しきれない作家の私小説と、反対に疾走す…

車谷長吉さんの小説がとても良いよ、と勧められたので拝読。 読んだのは、『忌中』 一気に一…

りらこ
1年前
9

【本の感想】当たり前に聖女という存在を受け入れる不思議『聖女ヴィクトリアの考察』

ファンタジーな世界はその世界に入り込んでしまったら、何の違和感もなくそこのお約束を受け入…

りらこ
1年前
9

【漫画の感想】『クジマ歌えば家ほろろ』これは推し!

これは激推し! ものすごく面白い。ロシアと日本を渡るどうやら鳥?のクジマが居候している鴻…

りらこ
1年前
9

【本の感想】夢野久作の短編に惑溺

夢野久作の本は著作権がフリーとなり、青空文庫でも読めます。 ここでは、短編のなかで幻想、ファンタジー、そしてどこか暗い何かを感じるものを、取り上げます。読んでる間、その世界に惹き込まれます。 魅力的な夢野久作作品では見ていきます。 『ルルとミミ』 湖というものを介在させるとこうも美しくなるのでしょうか。 見えない湖底だからこそ、幻想を感じます。 水面の下はどうなっているのか、わからないからこそ想像力をかきたてられます。 夢野久作はそこを利用して美しく描きだしています。

【絵本】『たまごのはなし』から、たまげたはなし

たまごが主役の話って結構ありますね。 殻を被ったカリメロ(ふるい!皆さん知らないかも?)…

りらこ
1年前
15

【読書日記まとめ】エンゲル係数の高い江戸からフードバンクへ、そして生態系の破壊者…

最近読んだ本たちシリーズ 『江戸の家計簿』 磯田道史さんの本。 私は磯田道史さんのだーいフ…

りらこ
1年前
35

【漫画読書日記】二月だけ勝って大丈夫?本質は見た目のハードルをまず越えてから?

漫画大好き。 続刊を読み続けているものも多いです。 本好き、マンガ好きって常に読み続けな…

りらこ
1年前
18

【読書日記】喫茶店に行き、友人や家族と過ごせる時間を想う

ここ何日かで読んだ本2冊『東京の喫茶店』 喫茶店巡りしたいなぁ。 憧れ。多分叶わない。 な…

りらこ
1年前
55

【読書日記】三笘薫さんはいかにして三笘薫になったか

昨年のW杯で「三笘の1ミリ」痺れましたね。 とはいえ、サッカーはルールは知ってるけど、熱烈…

りらこ
1年前
23