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ニューヨークでゆったり

今は出張でニューヨークに来ている。

暇すぎる週末を過ごしているので、
今夏から米国MBAに行くことに決めた3つの理由について語る。

1つ目は、20代の時間の流れの速さについて。
2つ目は、自分の夢や幻想について。
3つ目は、お金の使い道について。

時間の流れの速さを、24歳の誕生日になって痛感した。よくみんながいう「この前、大学入学したばっかりなのに!!!」というやつだ。あれが、もう笑えなくなってきたというのが大きな理由だ。10代、20代は、世間では若手と言われるし、ひょっとしたら上司からは「まだ若いからいいよねー」なーんて言われるのだが、そんなことはない。5年、10年なんてあっという間に経過してしまうのだ。来年になったら20代も折り返しに突入する。たぶん、人生を上向きに前向きに歩んでいける最後の5年間だろう。そうなった時に、今の仕事を毎日、朝から晩まで遂行することが果たして自分が本当にやりたい事なのか?と問われるとそうではない。自分のやりたい事、本当に伸ばしたいことを20代でチャレンジしないと、後悔するだろうと思い、その時には、既に留学エージェントに申込書を書き、契約書にハンコを押してしまっていた。違約金は高額なので、その瞬間、後には戻れなくなった。
でもそれでいい。それくらいクレイジーじゃないと、若いとは言えない。それでいいんだ。

では、2つ目。
自分の夢は海外でサッカー選手になることであったが、どうやら程遠かったようだ。なので会社を作る、つまり経営者になってスポーツに関わりたいと、いつしか思うようになった。アメリカのMBAでは、世界中からの生徒が高いお金を払って集まるようだ。人脈としては、申し分ない。海外で一緒にビジネスをする仲間もできるかもしれない。とにかく日本の伝統的な古い体質の銀行で得られる狭い人脈とは、訳が違うのだ。より自由ででも厳しい教授のもとで授業を受けて、課題をこなし、それで得た人脈や絆というものは、非常に強硬であるに違いない。また、アメリカというお金が沢山ある国で、経営・ファイナンス・会計が学べるのは、素直に興奮する。あわよくば、現地の企業でインターンシップを行い、就職ができればベストだろう。自分は、老後はベトナム、タイといった途上国で、ゆったりと過ごしたい希望もあるので、ドルで稼いでおいた方がいいだろう。

3つ目。
お金を貯金することは、好きだったため、中学生頃から貯めていた。社会人になってからも、同期と比較しても、だいぶ貯金に回していた方だと思う。ただ、人生で残されている時間が限られている中で、お金をドンと使う必要がある時もあるだろう。で、それがいつなんだ?家を買う時?車?と考えると、家も車も、正直、自分が本当に欲しいものではなかった。特に、今20代で家なんて不要だし、最悪ネットカフェでもシェアハウスでもいいと思っているくらいだったし、車でいえば、BMWやポルシェを購入しようとしたが。それって、そもそも維持費も高いだろうし、まず1週間で、飽きるだろうとみた。全然、軽自動車でいいし、まず。このZ世代特有なのか、自分の物欲のなさ、に呆れていたところ、やっぱり昔から行きたかった海外MBAに行こうかと。自己投資という意味でも、面白そうという意味でも。
そういう結論になった。

まとめ。
勉強もきついし、食もきついし、人間関係も、日本の生活よりは相当きつくなることが予想される。日本の落ち着いて安心したある意味、生ぬるい生活も大好きなんだ。でも若いうちは苦しみたい。苦しいからこその、成長は、約束できるし、きっと2年後、明るい未来が待っているだろうと未来を楽観的に見ている。
20代の2年間をアメリカで過ごし、MBAを取得できることは、きっと年老いた時の自分が、自分のことを誇りに思う1つの出来事に、そして恐らく、大きな人生のターニングポイントになるんだろう。
会社に退職を告白するのは、正直辛い。お世話になった人も多い。良くしてくれた人も沢山いる。
しかし、人間に残されている時間は、無限ではない。周りが若いと言ってくれるから、俺は若いわけではない。周りが思っているほど、俺は若くない。むしろ遅いと思っているからこそ、俺はアクセルを踏む。

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