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2020年10月の記事一覧
香りの本棚*『ラストノーツ』1〜3
タイトル:ラストノーツ1〜3
著者:桜小路 かのこ
出版社:小学館
探すと、漫画でも香りに関するものが意外とありますね。
こちらは、その香を焚くと、煙の中に亡くなった人が現れるといわれている伝説上の“反魂香”をめぐるお話。反魂香は、もとの中国の故事からすると、私の中では練香のイメージなのですが、こちらでは香木ということになっています。
その“反魂香”を売るお店があって、そこに恋模様が絡んでくる
香りの本棚*『アロマテラピー精油事典』
タイトル:アロマテラピー精油事典
著者:バーグ 文子
出版社:成美堂出版
実は、アロマテラピーの本で、一番見ている本かもしれない。
「事典」なので、通読するというのとは違うのですが、あれこの精油って何科だったかな?とか、この効能はあったかな?とか確認する時に、まず開けてみる本です。
「150の精油ガイド」と書いてあるように、掲載されている種類が多いので、たいていの物は掲載されています。それぞ
香りの本棚*『0(ゼロ)の奏香師』
タイトル:0の奏香師
著者:由貴 香織里
出版社:白泉社
「衝撃のフレグランスサスペンス!!」と帯にはあったけど、なんかそこまで入り込めなかったなぁ。苦手なタイプの絵なのかも。香水(香り)が好きな人が描いているなぁというのは、伝わってきます。
香りに関しては、「フレグランス・オルガン」というのが出てきますが、ピエスの「パフューマリー・オルガン」から想を得ているだろうなと思います。
あとは「プ
香りの本棚*『鎌倉香房メモリーズ』1〜5
タイトル:鎌倉香房メモリーズ1〜5
著者:阿部 暁子
出版社:集英社
鎌倉が舞台で、お店をやっていて、祖母と孫娘と…というと、代筆屋さんの話(『ツバキ文具店』)となんか似ている気も…と最初は思いましたが、一気に5巻を読んでしまいました。
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃と香りのお店を営む祖母の三春、お店のアルバイト、雪弥くんを軸に物語が展開していきます。
普通の人