作家が元旦からはじめたいこと
いつもお世話になっています。作家の浜口倫太郎(@rinntarou_hama)です。
さあ元旦です。今日から2022年がはじまります。みなさま今年もよろしくお願いいたします。
一年の計は元旦にありとも言いますように、元旦に計画を立てたり、何かをはじめるには一番いい日ですよね。
その中でも、元旦からやることあるある第一位が日記じゃないですかね。
やっぱりキリのいい1月1日から日記をはじめたいというのが人情じゃないですか。
小学校から中学校に上がるとき、小学校で使っていたノートを途中から使うやつってあんまりいないでしょ。
それで平気なやつってサイコパステスト引っかかる可能性大ですよ。
とはいえ元旦ではじめた日記って、一週間か二週間で飽きて書かなくなるんですよね。
最初の十日しか書いていない日記帳がうちにもたくさんあります。自分の一年は一月の十日分しかないのかと愕然としますね。
あと継続力のなさをまざまざと見せつけられるので、自己嫌悪に陥るというデメリットもあります。いやあ元旦からはじめる日記帳って怖いですね。
ただ数年前から日記が続くようになったんですよね。
それは日記帳に日記を書かずに、アイデア帳兼作品記憶用ノートに日記を書くようになったからです。
作家志望の方におすすめなのが、何か作品を見たり読んだりしたときにきちんとメモることなんですよね。
自分が何を面白いと感じたのか、感動したところがどこなのか、どういう要素にぐっときたのか。
そんな点をメモっておくと、あとで作品を作るときに役立つんですよ。
結局作家って、過去に見た自分が面白いと思う作品を、どう自分なりに再現するかなんです。
だから自分が面白いと感じたことを記憶しておくっていうのは、作家にとっては必須の作業になります。
日記は続かなかったんですが、このノートはずっと書いていたんです。
ただせっかく見た作品を忘れることってあるじゃないですか。ノートを見返せば思い出せるんですけど、その記憶が明瞭にならないときがあったんです。
それが自分的にもったいないなと考えていて、ふと閃いたんです。
「日記をここに書けばいいんじゃないか」と。
日記で今日何があったかを書いておけば、それと連動して見た作品の記憶も鮮明に蘇るんですよ。
日記を記すことで、思い出す力がぐんと上昇するんです。だからこのアイデア・作品記憶用のノートに日記も書くようになったんです。
これだと不思議と日記も続くようになったんですよね。
だから作家志望の方は、ぜひ日記帳と見た作品をメモるノートを一緒にするのがおすすめです。
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