見出し画像

みらいの校則と聞いて思い出した

校則って、いかにバレずに破るかという黒に近いグレーゾーンを攻めるのがある意味で楽しかった記憶がある。

出身校の校則は、指定の制服とバッグでということくらいでうるさ過ぎず、放任すぎずという感じだった。それでも校則違反は生徒指導の体育の怖い先生に怒られたし、まあこんなもんだろうと思っていた。

そんな中で意外と校則に関して印象に残っていることがある。それは校則のグレーゾーンを見つけ出して全力で楽しむということ。

そんな中で自分たちが見つけ出したユートピアが、「顧問の準備室」だった。顧問は講師の先生で、学校の中でも最年長を争うくらいのおじいちゃん先生だった。

彼が根城にしている準備室は普通の先生や部員以外はほとんど入って来ることはないのでそれをいいことに、歴代の先輩たちが秘密基地のように入り浸っていた。

ソファや毛布があって雑多な準備室では、校則ではおそらく禁止されているであろうカップ麺を食べたり、給湯器を使ってコーヒーを飲んだり、冷蔵庫にアイスをストックしたり、革張りのソファで寝てたりとほとんどやりたい放題だった。

そんな無秩序な中でも仕事の邪魔さえしなければ、先生は何も注意することなく静かに呆れながらも見守ってくれていた。本当に感謝している。(部活には真面目に取り組んでいました!)

みらいの校則を考えるのがが今回のお題だったが、先生の思い出を振り返るnoteになってしまった。先生、コロナが落ち着いたらまたみんなで会いにいきます。

この記事が参加している募集

#部活の思い出

5,454件

#みらいの校則

840件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?