見出し画像

『LINE』使っていますか。

みなさん、「LINE」使っていますか。
おそらく、日本国民の多くが利用しているのではないでしょうか。
今や、連絡手段として多くの人にとって欠かすことができない「LINE」。
私は、おそらく高校一年生、スマホを持ちはじめた頃から使うようになりました。
伝えたいことを伝えたい相手にすぐに送れる、などなど多くの便利な側面がある一方、
それが故に、「LINE」に疲れてしまった。
いまは、通知は完全にオフ。
アイコンは全く見えない最後のページに隠すようにちょこんとおいてあります。完全にアカウントを消去するまでの勇気がないところが、何とも情けないところですが。
私が、こうなるにまで至った理由を以下に述べます。


『「未読」「既読」スルー』問題

度々聞く言葉。私は以前のように気にしなくなりました。
年齢も年齢ですから。笑
しかし、今でもこの問題で悩んでいる人は少なくないように思います。
「LINE」はトーク画面を開けば、開封したことが相手にも分かるように、
ご丁寧に「既読」という表示がつきます。
これには一体どんな意味、目的があるのか。
私は詳しくないのでわかりません。
良い点とすれば、「相手はこのメッセージを見たよ」ということが分かる、
ということでしょうか。
しかし、その「既読」機能が故に、悩みストレスを抱える人がいます。

「既読」になっているのに返事がこない。
送信してからしばらく時間が経つにに「未読」のままだ。
『無視されているのかな、嫌われたかな。』
考えてみれば実に厄介、
あえて非常に雑な言い方をすると、「面倒」な悩みを増やしてくれたな、と思いました。
自分もかつてはそのようなことでクヨクヨ悩みました。
しかし。世の中には実にさまざまな人がいます。
既読であれ、未読であれ、理由も状況も考え方もいいろいろなんです。

自分に置き換えてみると。
かつて若かりし頃は、トーク画面を開いたらすぐに返事をしなければ、
などと必死になっていたこともありました。
しかし年齢を重ねるにつれ、様々な人がいるように、
自分も、様々な理由(言い訳?)によって、既読未読スルーの常習犯となりました。

「既読」スルーの場合


返事をしようと開いたものの、何と返したら良いかわからない、
返事を考えている途中に不測の事態が起き、放置されたゆえに忘れてしまった、
今は返事をする気力がない、
などなど、あらゆる理由がありました。

「未読」スルーの場合


前述のように、トーク画面を開いたものの、諸事情により、結局返信を忘れてしまう、ということや、
今は時間がなくて、返す内容をじっくり考えられないだろう、という時は
あえてトークを開かないことによって、
この人にはまだ返信していない、ということを自分自身にわかりやすくするため、
ということもありました。
(多分、他にも理由はありそう、単にめんどくちゃいとか…。)

相手の事情など、推測してもわからないのです。
わからないことを推測して、心身ともに疲弊するなんてばかみたい。
たかがLINEの返事云々で壊れてしまう関係ならば、それまでだったのだろう。とすら思い、開き直るようになりました。

ご迷惑をおかけした皆様、本当にごめんなさい。
(おおかたは、)悪気などさらさらないのです。

『グループLINE』

属するコミュニティの人々が、グループに入り
皆でトークをできる、便利な機能「グループLINE」。
今の若者たちがどのように利用しているかはわからないけれど、
自分が高校生、大学生の時などは「グループLINE」、これに入っていなければ、コミュニティの輪から外れたも同然だった。
グループLINEの存在自体知らなかった、入れてもらえない、何か発言しても無視される…。
グループLINEに入っていなかったから、◯◯を知らなかった。。
厄介なことをあぶり出したらキリがありません。
仲が良い友人同士などで作るグループLINEには多くのメリットがありそうですが、
私が過ごした時代のクラスのグループLINEは、「諸悪の根源」であったと言えなくもない、と振り返ってみて思うのです。

オープンチャット

いつから登場したのっでしょうか、気づいたらできていた
「オープンチャット」。
自分と関係する事柄を共有するためにできたのだろうか。
物は試し、と思い、いくつかのオープンチャットに入ってみました。

単に、趣味を共有するようなものに関しては、意義を感じました。

しかし、一方で。
センシティブな内容、心身の健康などに関わる問題など、専門家による知識や主導が必要だと考えられるものについては多くの疑問と危機感をおぼえました。
よく、「ピア」などと言って、同じような経験した者同士が、様々なことを共有し合い、切磋琢磨し合うことで、集団のレベルアップとともに個々の成長に相乗作用をもたらす、と言われています。
だが、専門的知識を持ったファシリテーターがいない、ルールやマナーが整っていない。
対面でもなく、字面だけ。どこの誰かもわからない。
このような空間では、時にお互いを傷つけ合うようなこと、不幸マウントの取り合いなど、さまざまなトラブルが頻発しています。
また、参加者の多くは、おそらくその分野に関する専門的知識がない、いわば「素人」。
そのような人々に、悩みや知識を問い、正確なアドバイスや正しい知識、情報が得られるのでしょうか。
実に危険な空間だと感じることが日々起きていいます。
この「オープンチャット」という機能には、
改善すべき点が数多くあると感じています。

通知、迷惑かな

これは、私自身が抱えた悩みです。
今は完全に通知を切った私もかつては通知をONにしていました。
通知といってもさまざまですが、
私はLINEを開いた時に、未読トークに赤い数字で◯件と表示されることも苦痛だった時がありました。
自分がそんな苦痛を感じていたからでしょうか。
またLINE送ったら、面倒だと思われるかな、などと
推測しても意味なのないあらゆることを悪く考えた結果、
LINEを送ることが申し訳なく思うようになりました。
そして、ついに私はほぼLINEを使わなくなりました。

それでも消せないLINEのアカウント

これまで幾度となくLINEで嫌な思いを繰り返し、
何度もアカウントを消そうと思いました。
何度も何度も考え、悩みました。
しかし、いまだにアカウントを消去するにいたっていません。
なぜなら。
LINEでしか繋がっていない人がたくさんいるから。
住所、電話番号、メールアドレス、何も知らない。
大親友であっても、深い繋がりがある人でも、
『LINE』というアプリでしか繋がっていない人が実に多いのです。
何と悲しい世の中だろう、なんて思ったりもすることもあります。
「たった、このひとつのアプリのアカウントが消えたらこの人との関係はもう終わり。連絡も取れないのか」と。
だけど。だから。それらの人々とこれから永遠に関わらない、
いわば「絶縁」する、と判断するのは実に勇気がいることだと思います。
だから、わたしは、通知を切って、アイコンも目に入らないところに
置いているのに、いまだアカウントは残したまま。
そっと、ねかせていいます。

いつか、
復活する日がくるだろうか。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?