鈴々堂/rinrin_dou@昭真

鈴々堂管理人のゆりぱせりです。作家になりたいという夫の夢をかなえるべく、嫁がnoteで…

鈴々堂/rinrin_dou@昭真

鈴々堂管理人のゆりぱせりです。作家になりたいという夫の夢をかなえるべく、嫁がnoteでサポートしていこうというプロジェクト。 心にしみるエッセイやロマンを感じる時代物、連続小説。 「通勤電車の詩」Kindle出版しました!https://amzn.to/3yWepru

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  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

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    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

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    「繋がる、広がる、楽しく続ける」を目的に発信します! 【「ふくのわ」由来】 「ふく」は「福(幸せ)」 「わ」は「輪」「和」「環」 福(幸せ)な繋がりが広まっていくことを願って 【こんな方にオススメ】 ・繋がりを増やしたい方 ・記事やコンテンツを広めたい方 ・みんなで一緒に創作を楽しみたい方 【注意事項】 ・原則1日の投稿記事は1記事まで ・人を傷つけるような内容の投稿、不適切な行為などをされた方は除名となります ・マガジンのトップ画面は編集しない 参加希望の方はマガジン固定記事からコメントください☆

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    おやすみ前のひとときに。あなたの心にそっと寄り添います。 郷愁、思い出、心にしみるエッセイをあなたに。

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    【連載小説】小五郎は逃げない 第1話からまとめています。

  • 【連続note小説】日向食堂

    1日1話のショート小説。特別ではない普通の人、小日向真司の人生を描きます。 途中からでもすぐには入れ込める不思議な小説です。

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「鈴々堂 rinrin_dou プロジェクト」を始めます。

こんにちは。鈴々堂/rinrin_dou管理人のゆりぱせりと申します。 これまで韓ドラ沼のnoterとしてただただ韓ドラが好きという記事を書いてきて2年ほどになります。 noteではたくさんの韓ドラ好きさんと出会い、記事を読ませてもらってスキしたり、スキしてもらったり交流させていただいてきました。 そしてこのたび2024年1月1日、天赦日×一粒万倍日という縁起のよい日にあやかって、以前から考えていたアイデアを形にすべく新たなnoteを始めることにしました。 還暦間近の夫が

    • おじさん社員はしゃべりたい

      おじさん社員はしゃべりたい。 全ての人が当てはまるとは言えないが、混入率はかなり高い。 どうしてもしゃべりたいんだろうな。 しゃべりたくて、しゃべりたくて仕方がないんだろうな。 ぼくもおじさん社員の一人だが、口数は少ない方だと思っている。 しかし状況次第で口のエンジンがかかってしまう時がある。 それは自分の得意分野の話題になった時。 しゃべらないようにしようとするが、溢れ出してくる言葉たちが口から漏れてくるのを止められない。 特にお酒はガソリンみたいなものだ。 その心

      • 家族旅行に行こう!

        子供の頃、家族旅行に連れて行ってもらった。 そのほとんどを覚えていない。 いや、全く覚えていないのではなく、断片的な記憶は残っている。 丘の上から見た海の景色、電車の窓から見た田舎の駅の様子、兄貴と探検した渓流・・・ 両親には申し訳ないが、どうやってその地に行ったのか、どんなホテルに泊まったのか、晩御飯に何を食べたのか、全く覚えていない。 ぼくが父親になって、家族旅行に何度か出掛けた。 そのほとんどを覚えている。 ディズニーランドで大雨に遭ったこと、初めて新幹線に乗っ

        • このままじゃ終われない

          午前6時起床。 まだ外は涼しさを漂わせている。 目的地の海までは自動車で約2時間。 午前9時までには着かなければいけない。 初めていく場所なので、道に迷ったら遅刻する。 そこは海岸近くにある小屋だったが、2階はおしゃれなレストランだった。 ぼくを迎えてくれた白髪のロン毛をなびかせた男性は、初老に見えるがぼくより一歳、年下だった。 今日のぼくのコーチだ。 そこにはぼく以外に大学生の男性二人、年配の女性二人が集まっていた。 皆、一日体験スクールの生徒になる。 お揃いのベ

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        記事

          そして子供たちは減ってしまった

          ぼくが住んでいる町には、子供のためのちょっとしたイベントがある。 町と言っても、都会のように家々が無数のようにある訳ではない。 9月の満月の夜。 19時になると、町中の家の前にお菓子が一斉に置かれる。 小学生限定だが、子供たちが暗闇に紛れてお菓子を取っていく。 子供達はこの夜だけ泥棒になる訳だ。 当然ながら、親御さんも付いているし、懐中電灯も持っている。 泥棒と言うのはイメージだけのことで、本格的に泥棒に扮する訳ではない。 子供達はお菓子の入った箱を見つけては、家か

          そして子供たちは減ってしまった

          単身赴任をするなら自ら料理を作ろう

          40歳を過ぎて単身赴任をしたことがあった。 料理に全く縁がなかったぼくは、毎晩お惣菜を買ってきて食べていた。 毎日妻の手料理を食べていたぼくにとって、スーパーのお惣菜はあまりに辛かった。 そこで一念発起して、自分で料理を作ることにした。 包丁すら持ったことがない。 生の肉や野菜を手に持ったことがない。 こんな人間に果たして料理が作れるのだろうか。 人間とは命に関わる危機感さえあれば、どんなことにでも挑戦できる。 まずは料理本を買うところから始めた。 できれば好きなも

          単身赴任をするなら自ら料理を作ろう

          おじさんがSnowManを見てみました

          韓国のアイドルユニットが好きな妻の心境がよくわからなかった。 同じようにダンスをして歌を歌うグループなんて何十組もあるのに、なぜそのユニットだけが好きになれるのか。 何度見ても、その違いがぼくには全くわからなかった。 例えば若い頃から聴いているいくつものロックバンドで言えば、歌声、リズム、歌詞、それぞれに特徴があって、違いはよくわかる。 ダンスってグループによって特徴があるのだろうか。 そこでYouTubeで研究してみた。 最近よくテレビで見かけるSnowManを見て

          おじさんがSnowManを見てみました

          ぼくが若い人たちに残せること

          ぼくは構造物の診断の仕事をしている。 古くなって傷んだ構造物が見つかると、その現場に出かけて行って、傷んだ原因やあとどれくらい使えるのかなどいろいろな調査をする。 ある日のこと、ぼくはとある構造物に変状が発生しているとの情報を聞き、その現場へと急行した。 勉強を兼ねて若い社員がぼくに同行することになった。 現地調査を一通り行って、レポートの作成に使う写真を撮り終えて、会社に戻る車の中でのことだった。 「どうすればそんな風に難しい変状を診断できるようになるんですか」 「

          ぼくが若い人たちに残せること

          もしも何も悩まずに生きていくことができるなら・・・

          悩みのない生活。 お金の心配もなく、何不自由なく暮らせる生活。 明日からそんな生活ができるとしたら、ぼくはどうなるのだろうか。 最初のうちは自由を満喫するだろうな。 旅行をしたり、趣味に没頭したり。 しかしそんな生活を1ヶ月も続けられるだろうか。 会社に出勤する前にあれこれと頭の中で仕事のシミュレーションをする。 今日中にこの仕事を終わらせなければならない、今日は大事な会議でしっかりプレゼンしなければならない、この時間帯は仕事のことで頭の中がいっぱいだ。 ストレスだなんて

          もしも何も悩まずに生きていくことができるなら・・・

          心が躍る!映画「ラストマイル」の魅力とは?

          映画「ラストマイル」を観てきた。 それほど期待はしていなかったけど、そんな思いは見事に吹っ飛ばされた。 もう一度見たい。 三つのドラマが合わさってストーリーが進んでいく。 ただの話題作り?、賛否両論はあるかと思うけど、まずは否を感じる気持ちは捨てた方がいい。 脚本が素晴らしい。 全く絡まない三つのストーリー。 一見して一つの映画にする意味なんかないんじゃないのか、と思わせる。 しかしそんなことはない。 三つのストーリーは微妙に絡み出す。 この絡み方が実に巧妙で上手い。

          心が躍る!映画「ラストマイル」の魅力とは?

          綾野剛の演技が素晴らしくて仕方がない

          綾野剛の演技は、いつ見ても素晴らしい。 どの役を見ても感心する。 シリアスからちょっとコメディタッチな役まで何でもピッタリはまってしまう。 「天空の蜂」という映画でテロリスト?の役だったが、最期を迎えるシーンでの鬼気迫る演技は身震いがした。 刑事に手錠をかけられてしまうのだが、自分の腕を傷つけて手錠を強引に外そうとする。 この段階で彼は死を覚悟していた。 自分の命を投げ打ってテロを結構しようとする。 その時の鬼のような形相が凄まじい。 現世の人が、死ぬ間際に何かに抗っ

          綾野剛の演技が素晴らしくて仕方がない

          歳をとるほど仕事が忙しい

          定年退職まであと一年となった。 なぜなのだろうか。 やたらと仕事が忙しい。 第一線の業務遂行は若手に任せている。 ぼくはもっぱら社員教育と業務のサポート。 なのに隠居生活どころか仕事に追い回されている。 ぼくは若い頃から何でものめり込んでしまうとろこがある。 趣味に関してもそうだ。 社員教育を始めてみてわかったことだが、若い社員は意外と勉強したがっている。 "意外と"、と言うと失礼だな。 ぼくらの仕事は、勉強しなくてもそれなりに仕事を進められる。 だから無理に勉強をす

          歳をとるほど仕事が忙しい

          宝くじに当選したらどうお金を使おうか

          宝くじが当たったら何に使おうか。 家の修理をして、新しい車を買って、それに家具も新調しよう・・・。 あれこれと考えているだけで幸せな気分になる。 しかし物品を買い漁って、お金を使い尽くすのも何か虚しい気がする。 いつかお金は尽きる。 手元に物品は残るが、それもいつかは手元から離れていく。 結局、何も残らない。 それなら老後の資金に貯金しておこうか。 何十年先のことを考えて、ちびちびお金を使っていく。 しかしぼくたちは明日生きている保証なんてどこにもない。 大金を銀行に

          宝くじに当選したらどうお金を使おうか

          永遠の自由、一瞬の自由

          子供の頃は能天気だったなぁ。 将来のことなんて考えもしないで、毎日友達と遊んでいた。 勉強する意義なんて分からず、先生に言われるままに宿題をやっていた。 何から何まで両親が世話をしてれた。 そんなことは当たり前のことだと思ってた。 今のぼくと比べてみよう。 お金に追い回され続けている。 お金がなくて自分がひもじい思いをすることは気にしないが、家族をそんな目に遭わせる訳にいかない。 子供の頃はお金のことなんて、気にすることを知らなかった。 あくせくと毎日の仕事をしてい

          永遠の自由、一瞬の自由

          自分を大切にする方法を探そう

          自分を大切にするという感覚がない。 どうすればいいのだろうか。 そもそもその意味がわからない。 苦しいことがあったら逃げたらいいのだろうか。 厄介なことが起きそうなら近づかなければいいのか。 楽な道ばかりを選んで毎日を楽しく暮らしていけばいいのだろうか。 ずっとそんな生き方をしてこなかった。 やろうとも思わなかった。 だからぼくは自分を大切にしてこなかったのだろう。 自分を大切にしない人は、周りの人を大切にできない、よくそんな言葉を耳にすることがある。 ぼくは周りの人

          自分を大切にする方法を探そう

          きっと彼らは羽ばたいていく

          28歳時だった。 先輩に連れられて、ぼくの仕事に関連する技術なついて、日本中の技術者が集って論文を発表するシンポジウムに参加した。 そこでぼくは金槌で頭を打たれたような衝撃を受けた。 それまでぼくは、ぼくの会社の中で粛々と仕事をこなす毎日だった。 仕事の内容もマニュアル的。 狭い世界しか知らなかった。 世の中は広い。 ぼくが想像もしない技術が溢れていた。 たった二日だけのシンポジウムだったが、ずっと技術者たちの話を聞いていたいと思った。 "負けたくない"、"このままじ

          きっと彼らは羽ばたいていく