#創作大賞2023
【㊗!重版!】『ナースの卯月に視えるもの』感想をご紹介します!
・はそやm様
ご感想を拝読しながら担当編集はボロボロ泣きました。本当にありがとうございます。
・せやま南天様
創作大賞2023同期のせやま南天さん! ありがとうございます!
秋谷りんこさんとせやま南天さんの対談記事はこちら!
・福島太郎様
最上の誉め言葉をありがとうございます! 卯月最高!
・春永睦月様
深いところまで読んでいただき、ありがとうございます! 優しい物語でありながらも
ナースが起こす小さな奇跡に、涙が止まらない感動の一冊!創作大賞2023の受賞者・元看護師の秋谷りんこさんが小説家デビュー
応募総数33,981件の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2023」で別冊文藝春秋賞を受賞した、秋谷りんこさんの小説が書籍化。受賞作品を改稿し、『ナースの卯月に視えるもの』として、文春文庫より5月8日(水)に発売されます。
長期療養型の病棟で働く看護師・卯月咲笑(うづき さえ)は、ある日、意識不明の男性のそばに現れた見知らぬ女の子と出会います。それは卯月だけに視える、患者の「思い残し」だったー
死と向き合い続けた日々の記憶を辿って――『ナースの卯月に視えるもの』ができるまで|秋谷りんこ
私は、二十代から三十代にかけて十三年ほど看護師として働いていました。初めて患者さんの死と向き合ったのは、看護学生のときです。看護学部では座学のほかに病院実習があり、学生は一人ずつ患者さんを担当し、日々関わりながら学びを深めます。
ある日病院に行くと、実習担当の看護師さんが私たち学生を集めました。
「つらいことをお知らせするけど……〇〇さんが昨日の夜に急変して、亡くなりました」
それは私
5/8発売決定!『ナースの卯月に視えるもの』第一話全文無料公開!
1 深い眠りについたとしても
夜の長期療養型病棟は、静かだ。四十床あるこの病棟は、ほとんどいつも満床だというのに。深夜二時、私は見回りをするためにナースステーションを出て、白衣の上に羽織ったカーディガンの前を合わせる。東京の桜が満開になったとニュースで見たけれど、廊下はまだひんやりしている。一緒に夜勤に入っている先輩の透子さんは休憩に行った。
足音に気を付けながら個室の冷たいドアハンドルに触
「看護の希望に光を当てたい」――『ナースの卯月に視えるもの』刊行記念エッセイ|秋谷りんこ
看護師をしていた時、患者さんとのコミュニケーションはとても大切なケアの一つだった。声かけ、傾聴、共感。どの医療従事者よりも患者さんと過ごす時間の長い仕事だからこそ、看護師の言葉は、患者さんへの影響が大きい。患者さんから「秋谷さんに励ましてもらったので治療も頑張れた」「『なんでも言ってくださいね』という一言で心が軽くなった」などと言っていただいた時は、自分の伝えたいことがまっすぐ伝わった気がして嬉
もっとみる本の見本が届きました!
届きました✨
『ナースの卯月に視えるもの』小説の見本です!わあ~きれい!!
本当に、本になっている!!感動です!!
改稿や推敲で何度も何度も読んだはずの作品ですが、こうして本になると改めてしみじみかみしめながら読んでしまいます。いつも応援してくださるみなさんのおかげです!本当にありがとうございます✨
早くみなさまのお手元にもお届けしたいです~!
#ナースの卯月に視えるもの #創作大賞2023
受賞から小説家デビューへの軌跡。せやま南天さん・秋谷りんこさんインタビュー #創作大賞2023
創作大賞2023で朝日新聞出版賞を受賞し、4月5日に『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が刊行されたせやま南天さん。同コンテストで別冊文藝春秋賞を受賞し、5月8日に『ナースの卯月に視えるもの』が刊行される秋谷りんこさん。今作でプロ作家としてデビューとなるお二人にインタビューをしました。
もともとnote上で相互フォローをしていたというお二人。それぞれの作品に対する感想や、受賞してから刊行