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りんごの花保育園

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りんごの花保育園の、たのしい毎日
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#給食

保育園の存在意義

保育園の存在意義

今日、父の一周忌と初盆の法要を済ませて、ホッとしています。心残りばかりですが、区切りをつける意味でも、法要を済ませることができて良かったです。

 一番最初に身内が亡くなるという経験をしたのは、35年前実家の前に住んでいた祖母が亡くなった時です。当時は49日まで、7日ごとに法要が行われ、長時間正座をしてお経を聞いたことを覚えています。

 最近は、お経を聞く時間も短くなり、椅子に座ることが多

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保育の『業界用語』

保育の『業界用語』

先日、福岡市主催の園長特別研修会に出席しました。『子どもの権利と保育の質』がテーマでしたが、やはり昨今の不適切な保育の報道について話が及びました。

 不適切な…というよりも、絶対にあってはならないことなのですが、意外にもそんなこともあるよね、みたいな空気がとても怖いです。

 講師の先生が、業界用語の『カベにペッタン』って知ってますか?と訊かれました。もちろん知っています。壁に背中をくっ

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“食べない子”への声のかけ方

“食べない子”への声のかけ方

希望保育1日目は登園する子ども達が少なくて、とってもゆったり過ごしました。

 久しぶりに、りんご組で給食を食べました。去年は、白ご飯しか食べなかった4歳児のAくんが、韓国料理の涼麺を、全部食べていました。苦手なキュウリやトマトは少なめに注いでもらったようですが、いろいろな食材を食べようとする気持ちが育っています。

 昨年から引き続き担任しているY先生が、「Aくんはいろいろなものを食べる

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ビュッフェ給食を取り入れています

ビュッフェ給食を取り入れています

りんごの花保育園のりんご組(3・4・5歳児)の給食は、主体的に食べようとする気持ちを育てるために、自分で食べたい量を言って(少し・いっぱいなど)注いでもらったり、食べたいと思った子から好きな席に座って食べています。時計に印をつけて、その時間までに食べ終わることを約束にしています。

 昨日の職員勉強会で、りんご組担任の先生達が、遊んでいる子に、「お席が空いたから食べようよ。」「時計を見てごら

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給食会議

給食会議

保育園では、毎月1回給食会議を開いています。メンバーは、栄養士・保育士(順番)・主任と園長です。1ヶ月を振り返って、メニューの味・量、子どもたちの喫食状況、今後の課題を話し合います。

 乳幼児にとって、食育は重要です。給食の先生は、どうすれば子どもたちが食べてくれるか一生懸命考えて作ります。保育士は、子どもの健康や一生涯の食生活の基礎をつくるためにどうすればよりよく食べてくれるか日々考えて

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食事の発達

食事の発達

長年0歳から5歳の子ども達の食事の仕方を見ていると、食べ方も発達することがわかります。
 
 離乳食の食べ始め…戸惑いながらも、食べられる食材が増えていき、積極的に食べるようになります。
 離乳食に慣れてくると、味がついていない淡白なものに飽きて、だんだん食べなくなります。
 離乳食が完了する1歳過ぎになると、味がついたものが食べられるようになり、意欲的に食べるようになります。

 探究心が

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子どもの食事

子どもの食事

 こどもの食事の悩みは尽きないですね。

 食べないのは心配、食べ過ぎても心配、野菜を食べない、同じものしか食べない、遊び食べをする・・・・

 適量を食べる、偏食をしないで何でも食べる、遅すぎず、早すぎず適度なスピードで食べる・・・そんな理想的な食べ方をする子どもは見たことがありません。いろいろな経験をして、望ましい食習慣が身についていくのでしょう。

 人間ほど、雑食な生き物はいないので、内臓

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