健全な家庭は風通しがいい

うちは、ヒミツが多い家庭でした。
実家が代々続く、一族の本家だと言うのもあって、へんなプライドがあったりしたんですよね。
それでいて、父が、アルコール依存症だったのが、一家のヒミツになっていました。
そんなヒミツは、とっくに世間にはバレていたのですが、本人たちは、バレていないと思って必死に隠していました。
隙間風が吹いているのに、必死で扉を閉めている感じです。

✅家庭問題があると他人を受け入れなくなる

家庭に、何かしらの問題があると、よその人を家に入れなくなっていきます。
たとえば、家庭内暴力や、ひきこもり、DV、アルコール依存症、児童虐待など、そいった家庭内の問題があると、どんどん他の人を家に入れなくなってくるんですよね。
入れたとしても、限定的なんですよね。
そういう問題があると、その家族たちは、ヒミツを守ろうと必死で隠そうとするんですよね。
わたしも子ども頃、父親のアルコールの問題は、誰にも話してはいけないと、暗黙で思っていましたし、誰にも話したりしませんでした。
というよりも、コレが全ての家庭の”普通”なんだと思い込んでいましたね。

✅風通しを良くしていくと健全になる

意外と知られていないのが、こういう家族問題があったときに一番解決になるのが、他人が介入する事なんですね。
普通の家族って、ある意味とざされていて、その家族の本当姿って分からないですよね。
でも、ココに他人に目が入ると、この不健全さが目立つ様になり、その家族自身でも自覚出来る様になっていきます。
わたしも、父親のアルコール依存症を自覚したのは、妻という新しい家族を迎えた時、これが普通じゃないって理解したことからでした。
できれば、家族には他人の目という新しい風を入れていくことをおすすめします。

✅まとめ

家族に問題があったなら、一番早く気づいた家族の構成員が、自分で何とかしようとするのではなく、他人を家に入れるように動いていきましょう。
児童相談所だったり、女性相談室、自助グループなどいろいろな他人の目を家族に入れることで、問題をあぶり出して、自分達も自覚して行く事が出来るようになっていきます。

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