【就活日記vol.6】大学と企業、それぞれのネームバリュー

あるイベントの場にいた。


それは、企業と大学それぞれが繋がりを持つ場。

大学がそれぞれのブースを持つ。
企業側が好きな大学のブースへ行き、
名刺交換をして情報交換をするというわけだ。



はじまってすぐ、大学ブースには多くの人が溢れた。

そして、
ブースに集まる人の数は、
顕著に、目に見えるように、別れ始めた。


偏差値の上からまとめて言われる 私大4校。
そして、その4校に続いてまとめて言われる私大4校。
さらには、専門性の高い勉強をする大学が 数校。

数十の大学がブースを構える中、人が集まるのはこれらの10校ほど。
人が溢れ 並びきれていないブースがあるのに対して、
誰も来ず 職員ひとりPCに向かっているブースもある。


…結局、
ネームバリューのある大学から学生を取りたいんだ。


国公立より、ネームバリューのある私大。
結局、偏差値の高い人が欲しい。

よく面接や就活でも言われる、
「大学名とか関係ないよ」
「その子自体を見てるから」
…結局、人気校が良いんやん。



まあそんなことになるのも当たり前だ。
企業にしたら、その大学にどんな子がいるのかわかんないし、学生なんてたくさんいるんだし、とりあえず人気校と繋がり持ちたいって思うやろうし。

そして、それは私たち就活生も同じだ。
行きたい業界があっても、その中にある多くの企業から選ぶのは難しく、ほんの数%である聞いたことのある大企業を受けてみよう、と思ってしまうのだから。


しかし、超人気校の学生で偏差値が高くても
「マナーがなってない」「挨拶ができない」
そんな人は多くいる。
面接に来た学生が会社の入り口にいる警備員に
「面接場所どこなん?」とタメ口で聞き、
速攻で落とされたという話も聞く。
偏差値が高いからと言って
必ずしも仕事ができるとは限らない。

有名企業だから、
福利厚生がしっかりしてて、仕事が面白くて
自分に合うなんてわからない。
ブラック企業、かもしれない。




企業も学生も
お互いの「ネームバリュー」に翻弄される。

採用活動も就職活動も
お互いの「騙し合い」に見えてきた。


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