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【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』05

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読書メモ

第1章 なぜ抽象と具体が大切なのか?

  • 「持ち家か賃貸か?」は、単なる「住む場所の話」なのか?

    • 演習問題:「持ち家か賃貸か?」の議論と同じ構造の議論が他にもないか?

      • 筆者の抽象化:「購入して所有するのか、購入せずに都度払いするのか?」と抽象化する

      • ソフトウェアに当てはめると、

        • パッケージで購入する(持ち家的)

        • サブスクリプションで購入する(賃貸的)

          • 最新機能がすぐ使える

          • メンテナンスの手間がかからない

      • 「どういうものがサブスク化に馴染むか」といった観点で考えることができる

      • さらに抽象度を高くすると、「フローとストック」と考えることもできる

感想

「持ち家か賃貸か?」の問題は、抽象度を上げると「所有か非所有か」という問題に行き着くと思います。「自分の財産としてモノが自分の手元に残るか、残らないか」とも換言できます。「所有か使用か」とも言いかえることもできそうです。

この議論だと、冊子体で本を購入するのと、電子書籍で本を購入することに対応すると思います。AmazonのKindle本は、使用権を購入しているだけで、モノとして購入しているわけではないので、Amazonが利用を何らかの形でできないようにしてしまうと、電子書籍は読めなくなってしまいます。

本について、紙か電子かついては、頭への情報の残りやすさや利便性から論じられることも多くありますが、情報の性質(普遍的でいつまでも残して置きたい内容か、最新の情報をキャッチアップするような内容か)で、紙と電子を使い分ける、といったこともできそうです。

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