【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』22
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第5章 任せるな、自分でつかみ取れ
「何もしてこなかったあんたが悪いんじゃないか?」
大手銀行の倒産で仕事を失った女性
視聴者の同情を十分に買った
「悪ガキ」は浪花節には惑わされない
→自分の人生の舵を他人に預けたりしない
自分の人生の舵を手放さない生き方
「新卒一括採用」の弊害
→最大の問題は「自分の人生の舵を他人に預ける」という価値観を従業員に植え付けた不確実性の高い地代においては、自分の人生の舵を自分で握ることが大事
感想
会社(性格には法人)が倒産した事例を知っているので、何もかも会社任せというのは、「悪ガキ」でない私も、怖くてできません。自分が生きている前提があっけなくひっくり返ってしまうことがあるので、一つの依存先に依存しすぎない、という姿勢は今後大事になるかな、と思います。
戦略としては、いざというときのために、いかに選択肢を残していくか、の一言に尽きると思います。追い詰められた状態とは、自分に切れるカードがない状態、すなわち、採れる選択肢がない状態なので、日頃から自分の切れるカードを増やしておいて、逃げ道を確保しておくことが必要なのだと思います。
そういう意味でも、人的資本と社会資本(=社会関係資本、人と人とのネットワーク)を時間をかけて構築しておくとよいのではないかと思います。
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