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「 ルパン三世 THE FIRST 」の映画情報・評価・感想レビュー

映画「 ルパン三世THE FIRST 」ついて。

今回は、シリーズ初の試みであるフル3DCGである「 ルパン三世THE FIRST 」の感想を言わせて貰います。

結論から言うと、期待を裏切らない痛快ストーリーでした!

ルパン三世ならではの世界観に魅了されること間違いなしです。

私が個人的に大好きだったイチオシシーンと少し微妙だったなと感じた所を皆さんと共有したいと思います!

ルパン三世 THE FIRST

公開日

2019年12月6日

上映時間

1時間33分

キャスト

  • 山崎貴(監督)

  • 栗田貫一

  • 小林清志

  • 浪川大輔

  • 沢城みゆき

  • 山寺宏一

  • 広瀬すず

  • 吉田鋼太郎

  • 藤原竜也

予告編


公式サイト

ルパン三世 THE FIRST

感想レビュー

好きだった点

< 魅力的で確立した作品 >

今作品はこれまでのシリーズ同様、コミカルとハードボイルドが両立したものとなっています。

キャラクターの覗けば溢れる魅力や、転がる様に進むストーリーに身を乗り出さずには居られません!

なのでお子さんはもちろん、大人の方も痺れるカッコ良さに浸れるでしょう。

< 王道かつ異彩なストーリー >

そして、今回はルパン三世シリーズの2作目の映画である、「 ルパン三世 カリオストロの城 」と似通った点が多いです。

カリオストロの城、見たことがあるでしょうか?

あの映画、実は結構異例な自体が多く発生しているんです。

ルパン達が義賊として描かれていたり、ヒロインが恋に落ちて爽やかに終わったり。

本来の漫画とは違う所が沢山あるにも関わらず、あの作品はいい意味で孤立しています。

今作品もカリオストロの城同様、少し違う孤立したルパン三世が描かれています。

義賊として描かれては居ないですが、ヒロインを救って自分の目的もちゃっかりこなすお茶目で優しい泥棒。

ヒロインのレティシアも、カリオストロの城に出てくるクラリスとそっくりでした。

見た目や表面の性格は別にして、根本にある強さや健気さ、積極性や純情さがそっくりです。

ルパンに恋に落ちるところも一緒ですよね。

最後のお別れのシーンは、カリオストロの城を彷彿とさせました。

< 声優さん方の演技 >

そしてなんといっても、声優さん方の演技が素敵です。

3DCGということで映像がリアルに表されることにより、声優さんの声がキャラクターそのものの声だと錯覚してしまうんです。

声だけでどうしてここまで表現できるのかと感嘆してしまいます。

嫌いだった点

これはあくまでも私の考えでもちろん賛否両論あると思うのですが。

パンチの少なさ

これですね。

せっかくなので、他のシリーズの様にふた捻り、さん捻りくらいして欲しかったのですが。

伏線が分かりやすかったり、単純なシーンが多いです。

なので、少し物足りなさを感じました。

ルパン三世が私たちに伝えてくれてくれたこと。

映画の最後、ルパンがレティシアに「 何処へでも行きな 」と言ったシーン。

クラリスは祖父であるランベールを、ランベールはゲラルトを、ゲラルトはアドルフ・ヒトラーを自分の生きる軸としていました。

でもそれは果たして正しいのか、ルパンは私たちに問いかけてきます。

私たちは何かに頼らなくては生きていけないです。

ですが、それを生きる目的にすることは違うのではないでしょうか?

私たちは自分で進むことができる、とルパンは伝えてくれているのではないかと思います。

まとめ

今回は3DCGに釣られて見に行ったのですが、ストーリーも面白く魅力的だったので、個人的には星3つ(★★☆☆☆)でした。

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