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#遠隔介護
遠隔介護における退院時の面倒ごとを披瀝する
小雨が降ったりやんだりの1日でした。きれいな秋晴れには程遠いですね。
さて、……
先月記載したとおり母は転倒・骨折したために入院していたが、無事に手術を終え、この週末で退院できることになった。
まだ緊急事態宣言が継続しており、今回は退院の迎えも老人ホームのスタッフにお願いした。入院費用は請求書が届き次第支払うということで病院にも了承頂いた。
と言うとすごくスムーズに話が決まったように思われ
母の差し歯は今いずこ?
先日、母がお世話になっている老人ホームから私宛に電話が掛かってきた。冒頭の「お世話になります」は良いのだが、続く言葉に呆気に取られた。
「お母様の差し歯がなくなったのですが、どうしましょうか?」
あまりにも想定外の問合せであり、私もしばらく思考停止に陥った。もし唐突にこのようなことを問われた場合、あなたならどう答えるだろうか?
思考停止が解けた私の頭の中では、以下の内容が頭の中を駆け巡った。
つれ合いが亡くなると露呈する弱さ
わが家は父が亡くなり、母が老人ホームで生活している。
この二人は基本的に仲が良かった。多少言い争うことはあっても、険悪な雰囲気になることもなかった。
父の生前、私が帰省した時に母はこんなことを言ってきた。
「最近、お父さんの行動がちょっと危ないのよ。この前なんて、朝に顔を洗った後、水栓を止めずに戻ってきたからお湯が出っ放しだったり......ボケてきちゃったんじゃないかと心配で……」
傍らで
老夫婦の日用品が壊れるのは一大事
大事に使っていても、道具や機械はいつか壊れる。壊れたのを契機に使うのをやめるという選択もあるけれど、生活で使っているものの場合、それはまず取り得ない。
私自身、ある朝冷蔵庫を開けて、中の麦茶容器を持ち上げた時、「……冷えていないなあ」と思ったら、実際寿命でコンプレッサーがイカレていて、冷凍食品も「自然解凍」されていて困ったという経験がある。もちろん、買い換えた。
お年寄りにとって、新しいテレビ