マガジンのカバー画像

地味に続く介護

139
故郷に残る一人親への対応を中心に、関連する話題を書いてまとめています。黄昏時のサラリーマンが直面しつつ、あまり会話に出てこない内容なので、斜め読みして頂くことで取っ掛かりとしてお…
運営しているクリエイター

#コロナ禍

日帰りで郷里の母に面会する

日帰りで郷里の母に面会する

今日になって、少し発熱しています。もしかしたら実家に立ち寄った際に、火の気が全くない中で、片付けをして体を冷やしてしまったからではないか? と思ったりしています。

さて、……

先週土曜日、郷里の老人ホームに入居している母を姉と共に訪れた。コロナ禍の影響で、面会時間は20分に制限されている。その20分の為に往復5時間以上を掛けねばならず、何だかなあという気にはなるが、致し方がない。

前々からお

もっとみる
老人ホームからの運営状況報告書を読んで安心する一方、世の動きを改めて実感

老人ホームからの運営状況報告書を読んで安心する一方、世の動きを改めて実感

今日は天気が悪く、16:00頃には暗くて雨戸を閉めても変わらない状況でした。明日は雨のようですね。

さて、……

先日、母が入居している老人ホームから年に1回定期で送付されてくる運営状況報告書が届いた。これが世の中の動きを結構反映していて興味深いと思ったので、お伝えしたい。

新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を失う人もいると聞くが、介護福祉の世界では人材確保に苦労しているらしい。言い換えれば

もっとみる
老人ホームの面会禁止措置も解除、でも越えるべきハードルはまだ残る

老人ホームの面会禁止措置も解除、でも越えるべきハードルはまだ残る

PexelsのKampus Productionによる写真

ここにきて、暑い日が続いています。ただ、もう夏の日は戻ってこない。

さて、……

緊急事態宣言の解除を受けて、母の入居する老人ホームも面会不可の方針を改めた。でも制限無しではない。

2回の新型コロナウイルスワクチン接種を済ませたか、面会2日前までにPCR検査で陰性であったか、のいずれかの証憑の提示が必要とのこと。さらに、面会時間は1

もっとみる
コロナ禍でのさまざまな制約にも、めげず顔を上げて

コロナ禍でのさまざまな制約にも、めげず顔を上げて

緊急事態宣言が延長・継続、更に新規に宣言が発出された県も出てきた。

実家のある県も感染者数がかなり増えている。先のGWで帰省しなくて良かったと心から思う。

というのは、自分が帰省道中や実家近辺での感染を回避できたのもあるが、それよりも私の東京からの帰省と実家近辺での今の感染拡大を結びつけられて批判されるリスクを(結果的に)回避した、と考えられるからだ。

私は、大学への進学を機に上京し、爾来実

もっとみる
緊急事態宣言で母との面会が更に間遠になる件

緊急事態宣言で母との面会が更に間遠になる件

1月8日の緊急事態宣言を受けて、私は帰省がしづらくなった。その後帰省先の自治体側も緊急事態宣言の対象となり、更に移動の心理的なハードルが高くなっている。

強制力がないのだから、構わずに帰省するのも選択肢ではある。でも、それは近隣の目との戦いともなる。

緊急事態宣言の対象地域間での車による移動であれば、どっちもどっち感が漂うのだけど、そう思う人ばかりではない。かつて実際にあったように、車に批判的

もっとみる
続・新型コロナウイルスによる困りごと

続・新型コロナウイルスによる困りごと

面会を隣県居住者までに限っていた、母の入居施設。

しかし、昨今増え続ける陽性者の数の影響で、施設は再び面会を全面的に受け入れない決定をした。

ご高承の通り、このウイルスによる高齢者の死亡率は高い。80歳以上では、3割を軽く超えている。そのため、この決定はやむを得ないだろう。

施設側も、物理的な遮断を行うことでしか、入居者を守る術はない。陽性者の多くは無症状である。本人が陽性であることを自覚で

もっとみる