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超右脳派人の僕がロジックを勉強した話。

こんにちは。
今回は、自分の経験談に基づき、ロジカルシンキングについて書こうと思います。このトピックにはかなり思い入れがあります。僕自身、元々超右脳人間で「なんか面白そう。」と感じると、考えずに直ぐに飛びついてしまう習性を持っています。まるで猿、笑

そんな僕ですが、最近ではかなりロジカルに物事を考えられるようになりました。どんな事をきっかけに、またどんな事を行ってロジカルシンキングを学んできたのか紹介できればと思います!

右脳芸人、安定の見切り発車、そして大破。

大学1年生の頃、新しい事・面白そうな事大好きな僕は自分でも新しいサービスを作ってみたいと思ったわけです。アイデアは、「研究機関・大学に埋もれている技術/ノウハウと企業をマッチングさせる」というもの。

このアイデアを提げて、色々な方に技術について取材を始めました。東京大学や東京工業大学、東京理科大学、芝浦工業大学、自分の通っている横浜市立大学など様々な研究室にご協力いただきどんな技術があるのか、どんなことに応用出来そうか、どんな技術があるのか様々な事を聴かせてもらいました。その後、最後に自分たちのアイデアについて話すのですが、尽く空振りしました。

そんな時、筑波大学にてTEDxを運営している方とお話しする機会があり、その際に自分のプランを実際に研究室で話したようにプレゼンしてみました。その結果、

で、何がしたいの?何を伝えたいの?

と、言われたわけです。この言葉はかなり衝撃的で、言われた場面は今でも鮮明に覚えています。

右脳芸人、自分の拙さに気付く。

自分の中ではやりたい事を伝え切れていると思っていました。しかし、結果としては伝わっておらず... この結果を踏まえて、なんで伝わらなかったのかを考えました。原因は以下の通り、

・ビジネスモデルを図ではなく文章で伝えていた。
・相手にして欲しい事を伝えていない。
・自分たちの思いばかり伝えていて、相手にメリットを提示できていない。
・だらだら話すぎ。

この原因を目の当たりにした僕は「そりゃ伝わらんわな...」と自身の勉強不足を悔やみました。その後、色々とロジカルシンキングの書籍を読み漁りました。読んだ本はこの辺り。

勉強してみて分かった事。それは、構造化する力が圧倒的に欠けていた事。これができていないという事は、話が散漫になり、相手が聴きづらい。即ち自分ファーストな話になっているわけです。伝えるという行為は相手がいて初めて成り立つもの。よって相手ファーストじゃないといけないということに気づかされました。

そこで、下図のよう思考を整理しながら話す事を心掛けるようにしました。

1分間で話せ

いわゆるピラミッドストラクチャーってやつです。主張の証明となる根拠を準備し、必要であれば事実(データ等)も準備する。このように整理する事で自分の思考がシンプルに表現できるようになりました。その結果、聞き手の方に「何が言いたいの?」と言われることは完全に無くなりました。遂に、右脳芸人が左脳を手に入れたわけです。

右脳芸人が左脳を使い始めて気付いた事。

ロジカルに伝えられるようになって変わった事。それは、相手が自分の話を聞いてくれるようになりました。原因として考えられるのは下の2点、

・話す時間が短くなった
・理解しやすくなった

「伝えたい事を考えながら話す」という流れから「伝えたい事を組み立てた後に話す」という流れに脳の使い方が変わった事で無駄な話を入れなくなりました。それにより、話が短くなり、ロジックも明確になった事で結果として相手が話を聞いてくれるようになったわけです。

まとめ

ロジカルシンキングを身に付ける事で、自分の主張を相手が理解しやすくなります。やるべき事は、主張・根拠・事実で話を組み立てる事。たったこれだけです。

以上、右脳芸人が左脳を手に入れた話でした。

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