マガジンのカバー画像

わし流 芸術の春夏秋冬

200
美術館・文学館・映画館など、いろいろ行ってます。
運営しているクリエイター

2023年2月の記事一覧

東洋と西洋のハイブリッドのような、不思議な画風…わし流 芸術の冬2023⑬「亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」千葉市美術館

東洋と西洋のハイブリッドのような、不思議な画風…わし流 芸術の冬2023⑬「亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」千葉市美術館

世界地図やら解剖図やら、いろんなことをやっていた凄い人なのですが、代表作といえるのが画像の作品。な~んか不思議ですね。最近まで、全然知りませんでした。

すっかりおなじみの千葉市美術館ですが、初めて行ったのはつい1年前だったんですね~。ちなみに今回も万葉軒の「JUMBかつ弁当」を食べました。

一日に、早世の天才を二人見る…色使いがいいよね! わし流 芸術の冬2023⑫「自画像としての風景 佐伯祐三」東京ステーションギャラリー

一日に、早世の天才を二人見る…色使いがいいよね! わし流 芸術の冬2023⑫「自画像としての風景 佐伯祐三」東京ステーションギャラリー

上野でエゴン・シーレの痛々しいまでの自画像を見てから吉野家で昼食をとったあと、東京に移動。おなじみステーションギャラリーへ。

佐伯祐三は赤とか青とかの色使いが好み。が、あまりにも書き込んだ看板の字などは「ちょっと…」と引いてしまう気も。このあたりに比べればエゴン・シーレの痛々しい自画像の方がまだ心配はしない感じ?

とはいえこの郵便配達のおっちゃんの画像を見ると、だいぶ回復したんだな、というよう

もっとみる
やめちゃうっていうからやっと行く踏ん切りがついた…わし流 芸術の冬2023⑩「星の王子さまミュージアム」わし流ショボ鉄たび2023⑤合同

やめちゃうっていうからやっと行く踏ん切りがついた…わし流 芸術の冬2023⑩「星の王子さまミュージアム」わし流ショボ鉄たび2023⑤合同

箱根方面に行くときは町田で小田急に乗り替えることが多いのですが、今回は南武線登戸から乗車。小田急に乗るのは久々、3年以上乗ってなかったと思います、例のアレの影響もあって。

小田原駅で立ち食いのコロッケうどんで昼食。まえは駅構内からも入れたような気がするけど、いまは外からだけのようです。

小田原からはバス。箱根駅伝でおなじみの道を行きますが、なんだか道が狭いですね。

仙石原近くのバス停で降りて

もっとみる
等身大だから迫力満点! でも石川ゴエ似のがあるのはなぜ? わし流 芸術の冬2023⑧「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」上野の森美術館

等身大だから迫力満点! でも石川ゴエ似のがあるのはなぜ? わし流 芸術の冬2023⑧「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」上野の森美術館

大量の兵馬俑(へいばよう)が発掘された風景。どっかで見たことあるような…という気がしていましたが、たぶん「テラコッタウォリア」という映画ではなかったでしょうか。90年代ぐらいに新宿で見たような気がします。

等身大だから迫力満点。中国の歴史や地理になじみがなくても十分楽しめました。「ミイラ」「ポンペイ」などなど、この手の展示はそれまでそれほど興味がなかったことでも、直に見てみれば空間的にも時間的に

もっとみる
珍しくビールをちびちび飲みながら見て、ようやくのアカデミー賞受賞シーンで乾杯だ! わし流 芸術の冬2023⑦「モリコーネ 映画が愛した音楽家」109シネマズ二子玉川

珍しくビールをちびちび飲みながら見て、ようやくのアカデミー賞受賞シーンで乾杯だ! わし流 芸術の冬2023⑦「モリコーネ 映画が愛した音楽家」109シネマズ二子玉川

あまりにもカッコいい「夕陽のガンマン」の口笛。が、本人としてはそんなに好きではないらしいのが、なんか残念。残酷&描写のあるマカロニウエスタンだけでなく、映画音楽そのものが「絶対音楽」(字幕では出てました)側からは「あんなのやっとって」的に見られていたらしです。

が、それが「絶対音楽」側からも認められたという「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で組んだのも世に出たマカロニ作品と同じ、小学

もっとみる