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ボタニカル哲学(43)静寂の中にこそ見える人生の真実

風も波も静かな状態で、人生を見ることが出来、淡白な味を味わい、静かな声を聞くような、耳・目・鼻・舌・身の五官の欲望を脱去した境界のところにこそ心身の本当のあり方に気付くことができる。

つまり、騒がしい生活の中では、本来の体にも心にも気付かないということ。

言い換えれば、君子は、時に応じて坐禅を組むなど、喧騒から離れて本来の自己を確認していなければならないのだ。


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