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ボタニカル哲学(36)小人を憎まず、君子といえども媚びず

未熟者にその短所や欠点を責めることは簡単だが、その欠点を包容して憎まないようにするのは難しい。
これに対し、上に立つ者に対し媚びるようにその長所や美点を尊敬することは簡単だが、礼をつくすのは難しい。

つまり、君子への道は、己を鍛えることなのだ。

言い換えれば、安きに流れてはならないということだ。


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