インターハイが中止に

おはようございます

プロテニスプレイヤーの藤原里華です

この3月に20年の現役生活から引退しました

日本代表を11年務めたのは杉山愛さんに次ぐ史上2番目

だそうです。

長くやってていいことがたくさんありました。(それはまた改めて)

おそらく辛いことのが多かったですが

人間辛いことは脳が積極的に消しゴムで消しにかかるようで

実際に起きたことを年表で振り返らないと日々思い出すようなことは

ないです

例えば2年生でインターハイ準優勝した時に足の裏の疲労骨折を我慢しながら

戦った事とか、1年生の個人シングルスでは

台風の中急にルールが変わってゲーム数が減らされ

うまく試合に入り込めずあっという間に負けてしまったとか、

様々な悔しい経験が思い出されます。

あの高校生のハードな夏があったから

乗り越えられたと思ったことも大人になってからあったくらい

あの日本の死ぬほど暑い炎天下で個人シングルス、個人ダブルス

団体、そしてチームの応援、と頑張ったことはなんとも複雑な思い出です。

 私の目標は世界で勝つことだったので

インターハイこそは!という思い入れはありませんでしたが

だからこそ出てる誰にも負けたくないという思いが強かったのも確かです。

ピーキングなんてしてなかったからこそ

その前のウィンブルドンジュニアで

毎日のトレーニングを吐きそうになる程頑張りすぎた結果

大会直前に歩けないほどの痛み(布団が触れるだけで激痛でした)に

陥ってしまい

私は頑張りすぎましたが

じゃぁ自分の得意な頑張り

頑張ってると感じれる頑張りはできましたが

苦手な頑張りも その時もう少しできていたら

もっと成長できていたかもと思うこともあります。

テニスは失敗が許されるスポーツですが

失敗を回避するための動画研究が一つです。

失敗というのは怪我も含まれます。

自分の動画を研究することで

一番わからない自分のことが随分と見えるようになります。

アナウンサーの方なら自分が喋っている姿、声、雰囲気を

映像越しに毎日研究してより美しく、聴きやすいように

伝わりやすいように、見てもらえるようにおそらく研究するでしょう

テニス選手はプロでも圧倒的にこれが足りていません。

客観的に自分のプレーを分析する能力が高ければ

日本1位になるのはそう難しいことではありません。

ただそういった瞬間に映像を撮るための三脚を揃えたり

実際この文章を読んだ後に動画撮影してみる行動力がまず必要です。

1に行動、2に行動、3、4がなくて5に行動です笑

夢を実現させるには行動あるのみです

そして同じ失敗をしないように環境を作る

私はおマヌケなので帰宅した時に玄関の鍵を開けて

家の玄関の外に鍵を挿したまま家に入り

リビングでくつろいでることがたまに(1回ではない)

あり、後から帰宅した家族に仰天されます。

私がとった改善方法は

玄関入ったところに

「鍵は閉めましたか?、鍵は壁にかけましよう」と

書くことです。それ以来失敗していません。

そう、こんな私でも日本1を取れたのです。

こういったおマヌケを告白するのはちょっと恥ずかしいですが

人間は失敗するものです。

そしてどんなアホな過ちも忘れてしまってまた繰り返す

生き物です。歴史が語ってます。

 ですので自分の人生を楽しく自分自身を嫌にならずに

苦難に立ち向かっていくためには自分攻略法を

弱い自分にさよならする攻略本を自分で書くしかないのです

自分が頑張れるための。

では今日も良い日をお過ごしください

追伸

今朝の7時からゴールが見えなくて不安な子たちを

応援するインスタライブ始めました!

インターハイや全中が中止になって夏のゴールが

ないと思うので一緒に頑張りましょう!

藤原里華インスタグラム


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