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【商業出版する方法+α32】本屋が消えていく・・・!?出版したいならこの現実から目を逸らさない。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者の渡邉です。


出版社に入る前、私は「書店員」でした。地元愛媛県にある「明屋(はるや)書店」というところに勤めていました。その本屋さんの「本店」というまさに”天守閣”ともいうべき存在がついになくなるそうです。

理由は「店舗ビルの老朽化」というのが最たるものであり、これに関して松山市にある有名な商店街「銀天街」への生き残り戦略について言及すべきところも多々ある模様。

であっても。。。

本屋さんがなくなっていくというニュースを聞くとやっぱり辛いよなあ〜って思います。

ちなみに書店さんって、かつては2万店近くある・・って言われてたんですよ。

だけど、今や調べたら「1万1000店」にどんどん”減って”いるんです。

この事実「出版したい!」と思われている方には、ぜひとも真摯に受けとめてもらいたいな〜とお伝えせざるをえないです。

書店の数が減るということは、「売り場面積も減る」んです。

となると、あなたの本が置かれるであろう場所もどんどん減っている証拠。

出版社が重版を考える時はアマゾン以上にリアル書店での売れ行きを気にします。

いっぽうで、本は連日300冊ほどの新刊が出続ける

であれば想像できますよね?

更なる「混戦」「激戦」状態に入るわけで。。

本当「本屋さんに本が並べば勝手に売れていくだろう」なんてものは、もはや神話でさえもなくなっているわけです。

こんな状況では、出版社の書店営業者もできることにはどうしてもかぎりがある。

夢を追うは素晴らしいことだし、夢を持つな、とは言いません。

でも「現実(リアル)」とも向き合うことをも、忘れないでいただきたいですね。

とはいえビジネス書や実用書の場合は「著者自身の広報・PR活動」はその歴史や経緯からしても”マスト”なので、やはりSNSなどをはじめとした認知活動の拡大、そしてご自身でもビジネス上においてしっかり本を売る活動を行う心持ちで、出版の行動を起こしていただきたいものです。

「本を出すの楽しい」とか「本作りっていいものです」「本を出すのが夢です」って楽観的に言えない状況であるのは確か。

編集者も日々知恵を絞ってます。

著者になりたい・著者として本を出したい・執筆活動したい、とお思いになるのであれば、ご自身としても最大に知恵と行動の力を発揮していってほしいです。

ネガティブなことは言いたくないですけど、ここだけは「地に足をつけて」「腹を据えて」取り組んでまいりましょう!

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