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演者側を経験したからこその音楽の楽しみ方


こんばんは!
りくです。

今回は僕自身の音楽経験と
僕なりの音楽の楽しみ方について
話していきたいと思います。


【音楽経験】


高校は高等専修学校の演劇・音楽科。

通常の高校の授業とは違い
数学や理科などの授業の代わりに
芸能系の専門知識を「授業」で学ぶ学校でした。

授業内容は

音楽系
ボーカル、ギター、ドラム、
キーボード、ボイトレ、作詞 

ダンス系
ヒップポップ、タップダンス、
バレエ、ジャズダンス

お芝居
アクション、殺陣、台本読んでのお芝居
など

学校には舞台や照明器具があり
セッティングやリハーサルまで本格的
機械操作でさえ生徒が行います。

すごい時には本番に大手事務所が見に来て
気になった子には声がかかったり

当然、校内にも既に芸能人活動している子や
ドラマやCMの出演。声優やアイドルがいました。

そんな環境で学び、
自分で作詞作曲した曲を披露して

高校生活から演者としてステージに立つ
という刺激的な経験をしていました。

中学生でギターを買ってから
元々興味があったものの
バンドを組んだのは高校生から

高校を卒業してからも音楽機材に約200万。
PC、スピーカー、インターフェス、キーボード
Cubase(作曲ソフト)、ギター、エフェクター。
揃えて曲作りをしていました。

演者側としての経験が早かったからこそ
色んな目線から音楽を見れるようになり
裏側の大変さを知っているからこそ
ハイレベルなライブを見るとより感動的でした。

【演者側としての経験】


・この曲のここで照明下さい!
・この曲終わったら暗転で!
・生ライブだからこそのハプニング対応
・MCはメンバー内だけで盛り上がらず
どうやったらお客さんを巻き込んで楽しませるか

演出までこと細かく決めて
ステージの裏側や曲順の意図を
考えさせられました。

・タオル回し曲あったら一体感がでるか?
・ノリのいい曲の間にバラード挟んだら一曲一曲が際立つか?
・棒立ちにならず、ステージの端から端まで動いて
・かつ演奏のクオリティを下げない。
・既存のファンを置いていかず
新規ファンをどう取り込むのか。

お客さん側の立場だけで見ていたら
そんな事気にしないかもしれません。

演者側を経験したからこその、悩み。

【プロ意識】


遅刻しました!衣装忘れました!
楽器を忘れました。「貸してください!」


プロになってからそんな話が通用する訳がない。


テレビの収録や他の出演者さんを待たせたら
一発で仕事切られると思え。

アマチュア時代からその癖が抜けないのなら
プロになってからも同じことを繰り返す。

練習でも本番でも
【時間】だけは守れるように。

自分の中で鉄則にしていました。

楽器忘れました。貸して下さい!

自分の使う楽器に拘れないやつが
プロになれるはずなんてない。

現場へ向かう足取りは
そういう気持ちでいつも変わりませんでした。

演者の楽屋での会話。
LIVE直前のステージ裏のピリつき。
どちらもえげつない。

でも、それだけ本気の人がいる

同じ高校生でも
刺激的な空間と経験をしたと思います。

【ダンスとバンド】


僕自身も楽器担当でありながら
ダンスの授業は必修科目ですが
一番苦手なジャンルでした。

バンドはなんとなくで誤魔化せたりするものの
ダンスは全員のフリが揃っているか
遠くから見ると一発でズレているのが
分かってしまうから。

(手の高さとか細かいところまで揃える
ってなかなか難しいんです。)

それにダンスにも色々なジャンルがあり
アイドル系ダンスもあります

そうなるとダンスをしながら歌う
ということがまた一つ追加され

さらに難易度が上がります。

歌で聞かせて、揃ったダンスで魅了して
追い込まなければいけない課題がたくさん。

人間だから私的感情も入るし、
メンバー内でぶつかったり、不仲説流れたり

だけれど、どれだけ疲れていたって
ステージに立てば【笑顔】を絶やさない。

どんな一本一本のライブにも手を抜かず
疲れを見せず、笑顔を絶やさず。
やり切っている姿はカッコいいし

今日元気ないな。とか
今日疲れてるな。とか

見ていればしっかりと伝わってきます。

どれくらいその人が全力でやっているか
どれだけその人がステージに命をかけてやっているか
観客側にもしっかり伝わってくる。

演者側を経験したからこそ
そういう目を持てるようになりました。

【大物アーティストとこだわり】


音楽業界で売れ続けているアーティストは
必ずお客さん側の立場になって見ています。

僕が見た中で感動した
プロ意識をいくつかご紹介します。

ONE OK ROCK

世界で有名なONE OK ROCK。
リハーサルのDVDを見ていると
・客席の最前と最後列に音がしっかり届いているか。
・楽器それぞれ音のバランスが良く聴こえているか。
会場ごとに客席に降りてしっかりと確認している
Takaさんの姿がありました。

横浜アリーナで
さいたまスーパーアリーナでも
わざわざ客席の最後列の席まで行き
バンドの音を確認したり演出を確認したり
会場ごとにやる姿は

プロだなって。

ポルノグラフィティ

ヒット曲やアニソンが多いポルノグラフィティ。
同じ人が曲を作ると似たような曲ばかりになってしまう
「曲のマンネリ化」を防ぐ為の対策として
以下のことをしているそうです。

・違う楽器やアレンジャーを取り入れる
・定番のコード進行に頼らない
ロック、ポップス、デジタルに限らず
ラテン、ボサノヴァなど様々なジャンルで
飽きさせないように心がけているそう。

徹底していますね!
バンドってどうしても癖が出たり
聴いたことがあるような曲調ばかりの
曲に偏ってしまったりがあります。

僕が年齢=で聴き生き続けている
アーティストはポルノグラフィティだけです。

福山雅治

誰もが知る日本のアーティスト福山雅治さん。
いつかのテレビで取り上げられた姿は
自身のグッズを販売前に自ら手に取り
Tシャツなどを洗濯して色落ちはしないかと
実際に洗濯して確認させる姿がありました。

ファンの大切なモノを汚させない
という配慮なのだろうか。。

その他にもダンスグループで必ず動画を撮って
全員の手の角度やフリにズレがないか
コマ送りで見ていく。

そんなアーティストもいます。

【まとめ】

2時間のLIVEでチケット代は1万円近く。

それでも5万人以上集められるのは
ライブにそれだけの価値があるから。

【拘り】を持つアーティストが 
いつまでも売れ続けている秘訣で

大物になっても「天狗」にならず
観客側の立場になって考えられる人は
どの業界でも生き残っていける人

そう思わせられる世界です。

逆に今日のお客さんはノリ悪い。
と言ってるアーティストはカッコ悪い。

自身のパフォーマンスを反省せず
見にきてくれたお客様のせいにするのは
アーティストとしてもよくないです。

自分のファンじゃなくともお客さんを魅了させる
パフォーマンスと歌声があるから人はついてくるし

「いつまでもファンで居てね!」
というアーティストより

いつまでも飽きさせない「曲」と
「パフォーマンス」で魅了し続ける。

そんなアーティストにファンはついていきたい!


と思うんでしょうね。


【締め】

一度は自分が
夢を見て目指した世界。

それが【音楽】

自分の作った曲が
誰かの人生を変えたり
励ましたり 寄り添ったり

誰かと誰かを
繋げたりできる音楽の力。

どんなに小さい会場でギターを弾いていても
気持ちは武道館や埼玉スーパーアリーナで
ライブをしていて

小さい会場に慣れたミュージシャンに
なりたくなかったから

いつだって憧れのステージに立つ自分を
思い浮かべながらLIVEをしていました。

例えそれが今は生き方が変わったとしても
音楽は相変わらず好きで

耳に心地いい音楽をいつまでも聴いていたいし

聴くたびに進化していくような
飽きさせないアーティストを見ていたい。

それが

僕なりの音楽の楽しみ方。

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【宿題】


吏玖のnoteでは
みなさんが【行動できる人】になる為の

「宿題」を設けています。

難しく考える必要もなく
やる、やらないはご自身にお任せしますが

やる気のある人はぜひトライをお勧めします!


それでは今回の宿題のテーマです。

【あなたなりの音楽の楽しみ方】


できたらコメント欄へ
記載してください。

↓↓

*期限はこのnoteを見てから1週間です。
(今回は100文字以上!で記載。)

今後も宿題がある際は
ぜひトライしてみて下さい!

あなたの行動力が変わりますよ!

それではスタート!


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