冬季うつ① 書いた記事と共にふりかえる
春になってきた。
私の長かった冬季うつもあけた…と思う。今度こそ。
勘違いだったときの記事はこちら
さすがにあけたと思っている。
(あけたっ!あけたっ!!)
なのでその間に書いた記事も合わせて、ちょっと振り返っておこうと思う。
何回かに分けて書きます。今回は総括的(ちょっと大げさ)な感じ。
私はうつもちである。
10年近く前にうつ病になり回復したり悪化したりを繰り返しながら今は安定しているものの、定期的に受診して薬をもらっている。
特に季節の変わり目には気をつけている。中でも冬は要注意。
冬季うつと呼ばれるものだ。気温や気圧、日照不足で普段元気な人でも調子を崩すことが多い。うつもちの私は毎年のようにダウンする。
今年の冬は無職だった。もしこの日々「仕事を休む」とか「行けない、どうしよう」と考えなければいけない状態だったとしたら…ちょっと考えたくない。
もちろんそんな冬もあったけど、今回は助かる環境だった。
まず異変を感じるのは睡眠である。
眠れなくなったり、起きられなくなったりする。
そして睡眠自体だけでなく、精神的にも影響が出てくる。
ただ無意味な時間を過ごすことに罪悪感と虚無感を感じる。
無職だからこの状態でも大丈夫、といえるけど逆に別に起きたからといって…という気分にもなる。
自己肯定感のようなものは下がる一方だった。
こんな感じで↓
たまに予定があって出かけると、それだけで今日は理由がありました!という気分になった。
ごはんはいろんなものを。
基本的に鍋、鍋、鍋、豚汁だった笑
長い冬のなかでポカポカとする日が多くなる。同時に何かが変わり始める。
太陽に救われるときがやってくる。
そして結局ここに行き着く。
毎年こう思い、来年のわたしにつなぐ。
大丈夫なのだ。あけるから。
また来年もなると思う。けど大丈夫なのだ。
あけることを知っている。知っていることが救うことを知っている。それだけでちがうのだ。
そして、この期間にこの記事を書けた。ずっと文章にしたかったこと。寝込んでいるとき布団の中で書いた。
未来の自分のために残すのだ。
今思い返すと、結局毎年同じような状態になる。
でも実際そこにいるときはわからない。
苦しくてもう出られないのではないかと不安になる。暗くて深いその場所から。
でもそれも含めてまた来年の自分がこの記事を読み、またその次へつなぐしかない。だから今の自分ができることは、今を残すことだと思う。
そして、もしも、同じように冬を乗り越えた人がこの記事を読んで何かを思ってくれたらとてもうれしい。
おわり
いつもありがとうございます!