未来につながることを信じて
前回の記事でも書いたように、私は2週間と3日で大学を辞めた。
そして、運よく中国語のコースに入れさせてもらえたので、今は語学留学のような形で中国語を勉強している。
でも、正直なところあまり集中して中国語を勉強することはできていないと思う。
自分が勉強したいと思って、その大学に残らさせてもらったのにも関わらず。
それはなぜなら、この一学期間だけの(一月中旬まで)中国語コースが終わった後の私の進路が全く決まっていないから。
1月末になるビザの期限は切れ、日本に戻ってこないといけない。
ありがたいことに私の前には様々な選択肢がある。
日本の大学、短大、専門学校に通うもあり、就職をするもあり、いっそワーホリに行ってしまうのもあり、
けど、どれを選択するにしても、それなりの準備が必要であり、あまり空白時間を作りたくない私にとって、日本に戻ってから考えるのでは遅いんじゃないかという気がしている。
例えば、来年4月から始まる日本の大学に帰国子女入試で入りたいのであれば、大学によっても様々だが、今頃には出願を終わらせ、テストや面接を受けなければならない。まだ出願が間に合う大学はあるものの、小論文や面接などの準備を全くしていない私にとって、今から急いで出願してテストを受けても、合格するのは難しいと思う。たとえ、合格したとしても行きたい大学かどうかは分からないし、そもそも私は大学に行きたいのかということさえ疑問である。
だから、いっそ就職して社会に出てしまうのもありかなとは思うけれど、高卒というだけで職種が限られてしまったり、給料が変わってくるのも事実だし、自分の将来の幅が狭まってしまう可能性は否めない。
しかも、これといってやりたいことが明確になっていない今の私にとって、たとえとりあえずだとしても大学に行っておくのは、社会にある程度適応する上で、一つの賢い選択なんだろうなという気はしている。
高校卒業から2年以内であれば、帰国子女入試を使って日本の大学に進学することができるので、たとえ来年の4月を逃したとしても、まだ再来年チャンスはある。
時間的な余裕も含め、それがベストなんじゃないかな。
そして、今は中国語に専念する。自分ができる最大限の努力をする。
折角の中国で中国語を勉強できる機会を最大限に活かす。
未知な将来に不安を感じるのは当たり前だと思うし、自身の進む道をはっきりさせておきたいという気持ちもわかる。けど、未来なんか分からないし、焦ったところでどうにもならない。
だからこそ、今できることを精一杯やるしかないんじゃないかな。
今いる環境で自分ができることをしっかりやる。
それがいずれ未来につながることを信じて。
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