アラフォーの悩み解消にムエタイを(1)重力に負けた身体を引き締めよう
マラソンランナーも走ってるだけではいけない
2022年春。私はかつて熱心に通っていたスタジオレッスン有りのスポーツジムを退会し、ひたすら長距離走に打ち込んでいました。しかし有酸素運動に偏ると筋肉まで溶けてしまいます。フルマラソンでは脚が持ちこたえず、かつて4時間を切っていたのが4時間40分まで落ちてしまいました。
自分も歳をとったということか。完走した時はそう捉えて落ち込みました。誇りをかけて取り組んでいたもので挫折を感じる。「中年の危機」とはこういう気持ちのことを言うのだろうかと思いました。
キックでくびれとヒップアップ
自分がやってみようと思うまでは知らなかったのですが、大阪市のような都市部で探してみれば、キックボクシングジムは意外なほど多く存在します。
都会で働く人たちはストレスが溜まりやすいので、手っ取り早くストレスを解消するには格闘技が効果的なのでしょう。それはよく解ります。
もう一つの売りはダイエット効果です。Webサイトを見ていると、だいたいどのジムでも
消費カロリーは約500kcal!
キックでヒップアップ効果あり!
身体のひねりでくびれが出来上がる!
という風なうたい文句が書かれてあります。パンチで胸や腕も引き締まるから全身に効果があります。これは、身体が重力に負けてくる年頃の人たちの心をつかんでいます。
Webサイトで会員の男女比を調べてみると、だいたい男女半々か、女性の方が多いところもあります。女性専用のジムもあるのでおそらく全体で見ても女性の方が多いのでしょう。この辺はやはりスタイルを良くするのが目的の人が多いのだと思います。なので女性が入りやすいように清潔感に配慮し、「本気で強くなる」よりも「楽しくシェイプアップできる」施設であるよう心がけているジムが多いように見受けられます。
キックボクシングではなくムエタイになった
ここまでずっとキックボクシングの話をしてきたのですが、当初、私達はキックボクシングジムを探していました。
思いもよらなかったことですが、比較検討した末にキックボクシングではなくムエタイにしました。
(続く)