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余命2ヶ月と言われたなら

ちょうど20年前の話です。

残り2ヶ月で
なにをする? 
  

私の妄想
もしも
【余命2ヶ月】と言われたらなにをする?  
  
皆さんなら残された人生で
なにがしたいですか?

*****
    
なぜ私は
そのような究極の妄想をしたのでしょう? 
 
 
怖かったんです。

なにが?
  

 
結婚して子どもを産み育てることが
怖かったんです。 
 
子どもが嫌いとかではなく
 
子どもの可能性を潰してしまうのではないか
という不安と
自分のような歪んだ人間が
子を育ててはいけないのではないかと

同じ様に虐待してしまうんじゃないかって。。。
  

授かることが怖かった。


本当に授かりたくても恵まれない
ご家庭もある中、
バチ当たりなことを思っていました。 


 
一生独身で、世界中を放浪して
いつかどこかでひとり寂しく死んでいく
そんな人生になるかもなと思っていたのに
 
 
生涯寄り添うであろう
パートナーと出会ってしまった。 
 
 
この人の子は欲しい

だけど
まだまだ私は未熟な人間だ。

「結婚をする」ということは
人生のなかで大きなセレモニーだと思います。  
 
 
20代、アメリカへ行ったり
働きながらジャズシンガーの勉強をしたり
好きなことをして過ごしていた私は

結婚から逃げていました。
 
 
いよいよ、「もう落ち着きや」と
彼に言われたとき
もう逃げれないと思いました。 
こんなにも長い間
変わらずに居て待ってくれていたことにも
感謝でした。
  

抵抗する気持ちと
家庭を持って幸せになりたい気持ち

相反する気持ちが自分のなかで交差する。 

「これからよろしくお願いします」と
言葉では伝えるが
心の中は「葛藤」と
「自分という人間の操縦に対して不安」
しかなかった。 

 
 
私がとらわれているのは過去だ

過去にばかり、私は引っ張られているだけだ  
 

過去は過去

変えられない

そうだ
過去を切り離そう

でもどうやって切り離す? 
  

そこで思いついたのが

自分の妄想の世界のストーリーで

自分を殺そうと思ったのです。 
そして人生をリセットしようと考えたのです。


そんなにも怖いなら

私は私の頭の中で
一回自分をリセットさせようと。


  
それでなぜか
急に頭に浮かんだ言葉が

「余命2ヶ月と告げられたらなにをする?」
という問いでした。 
 
 
余命2ヶ月
あと2ヶ月しか生きられないと
したら
残り動ける間に、
言葉を発せられる間になにをやる?と


自分に問うてみたんです。 
  

 

2日くらい考えました。 
  
  
お金も持って死ねない
自分の生きた証を残したい

絞り出して出てきたのは
『この世界を虐待のない世界にしたい』

シンプルな答えでした。

私のような苦しい思いをする子を減らしたい
ただそれだけでした。
 
ただそこに尽力したいということが出てきたのです。 
 
悲しいニュースが流れるたびに心を痛めていたからです。 
 
 
人は死を前にすると
(想像の世界でしかないけれど) 
 
 
人類の後世のことを考えるものなのかな? 

  
今考えたら
変な27歳女性ですね 笑
生き急いでる。
 


ん?でも具体的になにをすれば良いのか
全く思い浮かばない。 
  

情報がなさすぎて
わからなさすぎる

図書館に通う毎日


虐待のない世界を目指すためにはなにが必要なんだろうと、
考えたら考えるほどわからなくなりました。
わからなさすぎて、
毎日毎日何ヶ月も図書館に通い本を読み漁りました。

当時まだ独身でお付き合いしていた
今の旦那さんとのデートも断って、
ただただ仕事がお休みの日も図書館に通い情報を集めていました。


過去の新聞からあらゆる事件の事例や、
「児童虐待」に関する本、「児童青年精神科」の先生の書かれた本、
「精神科医」の書いた本、
「心理学」もうそれはそれは色々読んだのです。 
 
 
それで最終的に
私の中に出た自分なりの答えというか
溢れ出てきた言葉がありました。

なにをするべきかは具体策は見えなかったけど
この日本になにが足りないのかが
見えたのです。

あんなに膨大な量の書物を読んで
出てきたのは一言だったんです

社会的な母性が足りない



なにをすべきかはわからなかったけど

この日本に、今なにが足りないのかが
見えました。

【この日本に、社会的な母性が圧倒的に
足りない】でした。 
 
 
 
『母性』って育むとか見守るとか
愛で包むとか愛をもって指導するとか
受け止めるとか寄り添うとか
色々全部ひっくるめて大きな大きな
愛の器のような・・・ 
 
 
 
なんと言ってよいのかわからないけど
 
 
2019年に仲間と立ち上げたグループも
あたたかい人たちで溢れてきました。 
 
 
何歳であるとか、
男性であるとか女性であるとか

子どもがいるとかいないとか 
 
 
なにも関係なく誰の中にもある「母性」  
 
 
「母性」は誰の中にも
あるのです。
 
 
 
おじいちゃんの中にもあるのです。 
 
 
 
男の子の中にもあるのです。 
 
 
子どもがいらっしゃらない方にも
「母性」や「深い慈愛」があるのです。 
 
 
そして私は結婚し
3人の男の子に恵まれました。
 
1番上の子は現在、高校2年生です。 
 
 
コアな部分は
持ちつつ忘れて過ごしていたけれど
 
 
2019年に法人を立ち上げ、
事業の先にどんな世界を実現したいのかを
考えていく過程で
  

ビジネスを学ぶ仲間と
有志で立ち上げた会。 
 

携わっていること
対話の場である会を運営していること

ちょうど20年前の自分に言ってあげたい
あなたが描いていた夢が叶ってるよ、って。
 
 
仲間にも感謝。
ありがとうございます。 

 

『いじめ・虐待撲滅を考える会』の
グループを立ち上げてから
グループには母性が満ちてきてる🧡  
 
 
あたたかいなにかが育ってきている。

私の夢が少しずつ叶っています♪
対話できる場があること。 
 
  
本来はみんなにある慈愛の心
 
 
 
自分の中の愛を前面に出して表現すること
恥ずかしいことでもなんでもないから

愛を表現してください。



ほんの少し関心を寄せてくださる方も
積極的に関心を寄せてくださる方も
この記事にたどり着いてくださった方も
全ての皆様の存在に感謝です🙏

いつもありがとうございます😊
 

メデイカル呼吸®アドバイザー
日本マミーボイスアカデミー協会
理事長 山本理恵

******

多くの方にこの映画「ひとくず」を
観てもらいたいです。
是非参加してくださいね。^ ^
いじめ・虐待撲滅を考える会主催の
上映会イベント
各行政からも後援をもらっています。
~ひとは本当にくずなのかを考える~
詳細はこちら▼▼▼



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