タイミング『Timing』を知る。

昨日の深夜、新月を迎えました。

とは言え、スピリチュアルな話ではありません。

月は14日間で、満ちて行ったり欠けて行ったりを繰り返しています。

私は、この月満ち欠けを頼りに”時(Time)”を知る、と言う事をとても気に入っています。

月齢や月暦と言ったものもありますね。

全くその辺りは詳しくないのですが、
でもカレンダーが無かった時代は、
きっとこの月の満ち欠けの具合を頼りに、

「次の新月までにこれを片付けなければ!」とか、絶対あったはず(笑)

私は発達障害があるからなのか、
それとも学校と仕事で忙しくしているからか、
時間の流れの感覚がよくわからないというか、他の人の速さについていけないというか、とても鈍いように思います。

一人で暮らしていますし、会社勤めもしていないため年中行事なども縁遠く、
仕事はフリーランスなので一定の場所に通うのは月に数日程。

今年から学校に通うよになって、少し人間らしい時間感覚や季節感を持てるようになりましたが、

そんな感じなので

「今月はあれをやろう!」
「新曲を一曲、、」などと思いながら、
誰もお尻を叩いてはくれないので、
日々ついダラダラと先延ばしにして、気づけば半年くらいすぐに経ってしまうのです。(半年って、、、、でも本当です)

そんな私でしたが、
引っ越しを機に、
駅からの帰り道に、よく月が目に入るようになりました。

「あれ、この間まん丸だったのに、もう半月になってる!」
とか、「もう少しで満月だなあ、、と言うことは、もう2週間経つってことか!?」とか、
そんな風に、

新月や満月などを区切りに、

自分の感覚とは別の所にある、
「間違いのない時の経過」を認識するようになったのです。

そして、新月(真っ暗)から満ちていく時はインプット(本を読む、情報を仕入れる)や、種まき(ヒトに会うとか、お金を使うとか)や、新しい事を始めたり、

そして
満ちた瞬間から欠けていく次の14日間で、前の14日間でインプットしたもの、成果の出たものでなかったもの、未完成のものの結果を見極め、いらないと判断したものは次の新月までに捨てる。
物理的なモノから、心や頭の中のお荷物まで。

そんな風にしていくと、
すごくシンプルなルールなので脳が迷わずに、いつもならダラダラしてしまう決断も不思議なくらいあっさり出来ます。

ヒトの脳は、制約があった方が効率よく働くのだそうです。

何時までに提出、
あと1時間だけ頑張ろう、とか

そう言う制約を設けて取り組む方が、

いつまででもいいですよ、
好きな時にやっていいですよ、
誰にも何にも束縛されずご自由に、、
みたいなのより、
ずっとやる気や効率に差が出るそうです。

心当たりがありすぎます!

月は目に見えてゆーっくり小さく細く欠けていったり、美しく丸く満ちていったりするので、イマドコ?がわかりやすいと言うか、
その視覚効果はとても私にとってはとてもわかり易くダイレクトに脳に伝わる気がします。

Siriもいいけど、月をパートナーにして、タイム(Timing)を知る。

なかなかのお気に入りです。

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