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長引くイライラは、意識が●●に向きやすい?

記事を開いていただいて、ありがとうございます。

この記事は、過去の自分が読んだらきっと安心するだろう事をシリーズで書いています。この記事に遭遇したあなたが、思い出してイラッ忘れられなくてイライラとおさらばするお手伝いが出来たら、幸いです^^


最初に、😉私たち日本人が無意識に信じているであろう「怒りのイメージ」という前提のお話し👈を読んでいただくと、より分かりやすいと思います。

まだの方は、前提を先にお読みくださいませ。



お読みいただきましたか^^
ご協力ありがとうございます!



それでは、昨日の続きをいってみましょう。

どうしたら、長引くイライラとおさらばできるのでしょうか?

お待たせしたので、結論から。

同じ出来事に遭遇しても、イライラが長引く人とあっさりおさらばできる人はいます。

その違いは何かというと、ひと言でいうと「意識」が向かう所です。

長引くイライラタイプの方は、意識が過去に感じた不快な気持ち未来への不安に意識が向きやすい。


それでは、「いまここ」マインドフルネスはいかがでしょうか?

過去や未来に向きがちな意識を現在に
今や、マインドフルネスという言葉を目にすることが多くなりましたよね。

実際に、マインドフルネスがピタッとはまると、日々の不安や漠然とした不安感は解消されていきます。

マインドフルネスに関しては、詳しいサイトや本も沢山あるので、そちらをご紹介します。

川野泰周さん:禅寺の住職であり、精神科医。私がマインドフルネスを習った最初の師です。


長引くイライラを自覚している人は、怒りが●●に向かいやすい?

2020年初頭に、私が講師を務めたイライラコントロールの講座を受けた方にご協力いただき、イライラに関するアンケートをとらせていただきました。

何を測りたかったかと言うと…

講座を受けただけで、怒りの持続性に変化はあるのか?

20名の方にご協力いただき、91項目の質問に6段階で答えていただきました。※現在、こちらのアンケートは行っていません。


怒りの強度・持続性・頻度・攻撃性に変化は見られたか?

■強度→70%の方が、数値が低下していました。
持続性→40% 〃
■頻度→60% 〃

■他人への攻撃性→80% 〃
■自分への攻撃性→50% 〃
■ものへの攻撃性→50% 〃

他人への攻撃性の変化から、読み取れること


80%の方が、変化していた。これは、大きな変化です。

<要因として考えられること>

🔸自分と違う価値観を、受け容れる努力をしてみようと思われたから

🔸自分の価値観に基づく理想と現実とのギャップが、自分を怒らせているという仕組みを知って、やれる事がみつかったから→自分の価値観=認知を再確認する、必要ならば変えてみる。


持続性と自分への攻撃性の変化から読み取れること

他の項目に比べて、数値の上昇が顕著に見られたので、「持続性」「自分への攻撃性」のグラフを重ねてみました。※紙面の都合上、10名分で比較。

※数値の上昇とは:講座を受けた後で、持続性や自分への攻撃性がさらに強くなったことを意味しています。

👇👇👇

持続性が上がっている方の多くに、自分への攻撃性も上がっている傾向が見られます。

<要因として考えられること>

🔸「自分はこうあるべき」という理想に届いていない気持ちが強くなった可能性

🔸怒りに持続性があることを学んだので、過去のできごとを思い出しやすくなった可能性

🔸持続性があるのは「思い出し怒り」につながるから、思い出さないようにしようとした結果、逆に思い出してしまった可能性

※思い出さないようにしようとするほど、思い出してしまうのが「怒ったできごと」です。


数値の比較まとめ

■個人差はあるものの、講座の学びだけでも、怒りの傾向に肯定的な変化はみられました。
■特に、強度・他人への攻撃性・耐性で大きな変化がありました。

■反対に、持続性・自分への攻撃性に関しては、講座の学びだけでは、肯定的な変化は見られませんでした。


ここまで長文、おつき合いいただいて、ありがとうございました。


マインドフルネスでイライラとおさらばできそうだ!と思っていただいた方は、👏👏👏
出会えて何よりだと思います。あとは、やってみるだけですね。


しっくりこなかった方は…しっくりこなかったという事に気がついた!のが、収穫とさせてください。

ちなみに、昨日ふれた「怒りを我慢しなくていいんですよ」って声ををかけて、「どうしたらいいって言うんですか?!!!」と逆ギレされた方も、【瞬間湯沸かし器タイプ】を兼ね備えたしっくりこないタイプでした。

特に、→自分の価値観=認知を再確認する、必要ならば変えてみる。という点について、違和感がありマインドフルネスで自分を変えることに抵抗を感じていらっしゃいました。


今日はここまで。

この続きは👇👇👇


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236字
「知る」は最大の防御なり。 日本人は、ちゃんとやりたい人が圧倒的に多く、「怒ってはいけない」と刷り込まれているので、イラっとした時にとっさに、「怒ってないですよ!」なんて言っちゃうこともしばしば。 そんな日本人の大人の方が、このマガジンを読むと「怒ってしまう自分」を客観的に見る視点が増えて、何となくほっとする感じが得られます。 実は、イライラは我慢しないことが大切。かと言って、そのままではカッカしてしまうかも…。そんな時のために、まずは、正しい知識で自分を守りましょう!

「怒らせないで!」「怒りたくないのに…」と言いながら、人はどうして怒るのでしょうか?そんな素朴な疑問からスタートした記事をまとめています。…

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