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越境学習の作り方を体感!パナソニックグループ・研修担当者向け1dayフィールドリサーチを開催(@愛媛県松山市)

自社Gの研修担当者を集めて、越境学習を自ら体感する1日完結プログラム

リディラバ・企業研修チームの井上です。

リディラバでは、会社ごとの課題感・目的に合わせてオーダーメイド型の越境学習・研修機会をご提供しています。

今回は、パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社でグループ会社の研修企画・運営を担当する皆さまをお連れし、愛媛県松山市の三津浜地区にて、「越境を体感する」1dayフィールドリサーチを実施しました。

自社の事業領域を飛び出してゼロから課題解決に挑む「越境学習」の導入推進に向けて、まずは研修担当者自らが越境を体感しよう、というコンセプトで、リディラバと共に本企画を立ち上げたものです。

現地視察の様子

今回のフィールドである三津浜地区は、四国の港町として長い歴史を歩んできたエリアです。
海の玄関口としての役割を持ち、また太平洋戦争の戦火を免れたこともあり、蔵や旧家など古くからの街並みが残る商業地です。しかし、1980年代以降は訪客の減少に加え、地域住民の減少や高齢化など、様々な社会課題が進行している現状もあります。

今回の越境体感1dayは、実際にリディラバと共同で越境学習を企画・運営するコトラボ合同会社に協力をいただき、越境学習で体験する「地域課題のリアル」を肌で感じることをコンセプトとして開催いたしました。


コトラボ合同会社は、空き家再生と移住を促進するプロジェクト「ミツハマル」を運営しています。
コミュニティや想いといった手に取れないものを作る「コトづくり」から「まちづくり」を考えるというテーマで地域コミュニティの課題改善の事業を行っています。コトラボ合同会社と共に現地視察し、地元住民や地場産業の事業主、自治体担当者へのヒアリング等を行うことで、地域の本質的な課題構造を探究する機会となりました。

コトラボ合同会社の楠香奈子さん

三津浜が抱える人口減少や空き家といった課題は私たちにとっても決して他人事ではありません。三津浜の街を歩き、三津浜の人と机を囲みながら「ここから先の10年、どんな三津浜の姿を描きたいのか」を当事者に近い視点で考える点が、リディラバの越境学習プログラムの特徴です。

地元住民の方との交流


地場産業の事業主へのヒアリング

リディラバの越境学習は、単に「地域を訪れて、課題を聞いて、提案する」というコール&レスポンス型のプログラムではありません。
当事者と近い距離で現場に入り込むことで、フラッと地域を訪れるだけでは想像もつかない「課題のリアル」に触れることができます。
そして課題が生じている複雑な構造を探究し、社会の理想像を描きながら、本質的な課題とそれを解決するソリューションモデルを構想するところまで、徹底的に挑んでいくプログラムです。

リディラバの設計思想の一例

今回の越境体感1dayは研修担当者にご参加いただいているため、プログラムの終盤には「リディラバがどういう設計思想でプログラムを作り、伴走しているか」をレクチャーし、自社グループの従業員にとってどういう体験設計がベストか、ディスカッションを行いました。


今回のような取組みを通じて、様々な企業でより一層「社会課題の最前線への越境」が推進されることを目指してまいります。

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リディラバでは、会社ごとの課題感・目的に合わせてオーダーメイド型の越境学習・学習機会をご提供しています。

また、異業種混成型で社会課題に挑む越境学習プログラム「フィールドアカデミー」を主催しています。

ご関心を持っていただいた企業担当者の方は、ぜひお問い合わせください。

https://ridilover.jp/field-academy/


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